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ROTARY OF FAMEの愛車 [マツダ コスモ]

黄色クロメートメッキと旧車

投稿日 : 2013年05月26日
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ボンネットを開けると虹色がかった黄金色にも見えるメッキ金属パーツ。旧車の新車時部品の象徴。又、レストア出来具合いを左右する、目につくパーツである。ネジ、ボルトはしかり、かつては家電、電子機器部品にも多くみられたものです。しかし発がん性の6価クロムを使用することから、環境対策の一環で、電子部品は2006年7月より、自動車部品は2007年7月より(自動車シャーシに限り2008年7月より)このメッキ手法は生産禁止となっています。[画像はボンネットキャッチAssy]
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正確にはELV指令(自動車、自動車部品)、RoHs指令(電気、電子部品)と呼ばれ、鉛、カドミウム、水銀、ポリ真化ビフェニール等や6価クロムも使用が禁止されました。ネジ屋さんにいくと規制前製造の在庫がはけた後は銀色のユニクロメッキ(亜鉛)、カニゼンメッキ(ニッケル)に順次置き換わっていきました。現代の新車はボンネット開けると、この色の輝く部品はもうありません。[画像はボルテージレギュレーター]
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コスモスポーツのホーンリレー。これもエンジンルームの目立つアイテム。この6価格クロムのメッキ。新品時はきれいですが酸化して錆びてしまう。錆びるといっても極めて薄い酸化被膜を作ってそれ以上錆びなくなる特性があります(不動態化する)。最初はツヤがなくなり、だんだん黄色がうすくなり、銀色となり、灰色になる頃には周囲の汚れ色に同化したような色になります。一旦不動体化したものはいくら磨いてもメッキがとれるだけで地金属がでてかえって本物の錆びがでます。旧車エンスーは皆、経験したと思います。
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ドアのキャッチ部分の部品。ネジも含め、ボディ全塗装時には新品調達したくなる部分です。ボルトは上部取り付け用1本が他より短いのがオリジナル仕様。
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ラジエターキャップもしかりです。画像左はサブタンク用。右はメインタンク用です。余談ながらサブタンク用は日産のSR311フェアレディ、旧プリンスの某車、日産ディーゼルの大型トラック某車と同一です。
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さりげない部品ですがポイントコンデンサーも。画像のものは湿気の多い場所に20年ほど置いていたので、新品ですが表面酸化が始まっています。現在は使用点火装置とのマッチングを繰り返し、コンデンサー容量0.27μFを使用している。(標準は0.22μF)コンデンサー容量とポイント焼損、1次電流遮断最適化の関係については別の機会でお話します。
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ラジエターホースのクランプも本来は右のメッキ仕様。形状同じ物を探しだして現在、マツダで注文すると左の銀色塗装仕様(亜鉛防錆塗料)となっている。余談ですがナンバープレートのボルト、私の居住地管轄の陸運局ではまだ、あざやかな黄色クロメートでした。2008年以前の製造品の在庫で、まだー部流通しているみたいです。
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近年、植物から採れる物質から被膜を作り、かつての(6価クロム)黄色クロメート同等の仕様が開発されたそうですが(ノンクロムイエローというそうです)。又、3価クロムで同仕様のテクもあるそうですが、既存メッキ設備を刷新しなければならず、なかなか普及していないのが現状のようです。ちなみにこのリング状仕様のホースクランプ、新品ネットで探し出しても、すべてクロメートメッキ(銀色)のみです。[画像は6価クロムを使用したメッキの当時物]

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この記事へのコメント

2013年5月26日 22:42
こんばんは。
旧車のパーツメッキにはこんな事情があったんですね!
初めて知りました。
色んな事をよくご存知でいつも感心しております。
貴重な投稿ありがとうございます。
コメントへの返答
2013年5月27日 0:16
コメントありがとうございます。はい、私も2009年にネジ屋にいって自動車用のボルトを買おうとして、初めて教えてもらいました。当時はまだ結構黄色クロメートの在庫ありましたので慌てて買い込みしました。今ネジ屋さんにいくとこの色で残っているの特殊サイズ(デッドストック)とワッシャーの一部だけですね。ホームセンターの足場組みパイプの金具もおニューはシルバーみたいですね。ただ今でもこのメッキ手法で自動車部品、やってくれるメッキ屋さんあるみたい(?)ですよ。

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