しろマシーのブログ一覧

本日も、カペラでの更新だ。
北米仕様と欧州仕様である。
国内でいうとアテンザに進化する前の、最終型カペラ時代の輸出仕様だ。

北米仕様は見慣れないデザインだが、国内には存在しない専用のワイドボディである。これは恐らく、前モデルに当たるクロノスとのからみであろう。
国内ではクロノスが不振で、急遽カペラの復活が行なわれたが北米やその他地域では最終型カペラが出るまでクロノスが販売されており、モデルも古くなっていた。国内専用カペラのFMCの際、広大な土地の北米ではクロノスを進化させたワイドボディ、土地の狭い国内とクロノスではちょっと大きいという意見が出ていた欧州向け等のナローボディに分流させたたのだろう。
生産は、ナローボディは防府工場だったが北米仕様は現地であった。
欧州仕様にはセダン・ワゴン、そして専用の5ドアHBが用意されていた。国内の5ドアHB市場は壊滅状態だったので、投入されなかった・・・。

現在では、マツダのモデルはほぼ全世界共通という戦略がとられているが、以前は他メーカーみたいに地域に合わせたモデルを投入していたという証拠である。

北米仕様はこちら
ドイツ仕様はこちら

先日、マツダオフィシャルサイトで6速AT追加のRX-8・カーディナルレッドが廃止されたプレマシー・パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)が追加されたロードスターのカタログを請求していたのだが、本日到着した。
ロードスターのカタログ、話には聞いていたが開けて見てビックリ。。。
画像が、ケースを含む内容物の全てだ。左から時計回りに説明すると、ケース・NR-A専用カタログ・web-tuned@ROADSTER専用カタログ・ロードスター(RHT含む)カタログ・RHTのDVD・RHT専用カタログ、の以上5点だ。
これは、かなり金がかかっているカタログだと思う。
一体、1セットの単価はいくらなのだろう？？？
500円くらいで売っていても、全くおかしくない様なカタログである。
こういったカタログ、マニアとしては困りものである。
DVDを開封すると価値がなくなってしまうので、観賞用と保存用の2セットを確保しないといけないのだ。。。
普通の人はそこまで思わないだろうが、マニアというのはそういうものなのである。。。

今日は、お友達の『たかたん7』さんのリクエストにお答えして更新しようと思う。
カペラ　ジャイブとカペラカーゴ　アーバンブレイクだ。

両車、ほぼ同時に発売された限定車で、セダン/カーゴ共にMC後の車両をベースとした物だ。
この2車も、どういった意図で企画された物なのかはよく分からない。
セダンは2L DOHCセレーブル、カーゴは2L P.W.S(プレッシャーウェーブスーパーチャージャー)ディーゼルGL-Xをベースに、専用ボディカラー、グリル、エアロパーツ、ステアリング、シート地等を装備していた。
セダンはあまり売れなかったのだろうが、カーゴの方は意外と好評だったみたいで、数年後にエアロのデザインを変えたアーバンブレイクが再度設定された。

個人的には、ちょっと地味目なカペラもイジったらカッコ良くなる見本みたいでとても良いと思うのだが。。。

※カペラ　ジャイブはこちら
※カペラカーゴ　アーバンブレイクはこちら

今日の更新は、ちょっと珍しいカペラの限定車だ。
カペラC2 ∞(アンフィニ)とカペラCG キャンバストップである。
両車共88年6月に発表された限定車で、∞は限定300台・キャンバストップは限定100台だった。

∞はFC3S/RX-7にも設定されていた限定車で、BF型ファミリアには通常のカタロググレードとしても設定されていた。
むやみにパワーアップ等を狙った物ではなく、足廻り等のチューニングでマニア受けするモデルだったと思う。
カペラC2自体があまり売れていなかった為、∞もすぐに売り切れたのかどうかは不明である・・・。

キャンバストップは5ドアHBのCGをベースに製作された物だ。
一体、何を考えてこの様な車が企画されたのかは分からない・・・。
でも、なかなか面白い企画だとは思う。
今でいうと、アテンザスポーツにキャンバストップを付けた車みたいな物だろうか。。。
果してこの車、全部売り切る事ができたのだろうか？？？
マツダのキャンバストップ車は、フェスティバ・レビュー・キャロル・デミオだけではなく、カペラにも限定ながら有ったという事を記憶に留めておいてもらえると幸いである。。。

カペラC2 ∞はこちら
カペラCG　キャンバストップはこちら

昨日の事である。
盆休みなので実家に帰ろうと思い、車を運転していた。
本郷町内で信号待ち停車。何気に、反対車線の先頭で停止している車を見ると・・・。
何と、元愛車ではないかぁぁぁ！！！
その、元愛車とはプレマシーの前に乗っていた『ファミリア　ワゴン』だ。
なぜ分かったかというと、私が6年前に手放した時のままの状態だったからである。ナンバーの数字も社外アルミもそのままだった。
この元愛車、実はマツダお膝元の府中町内で数回目撃していた。しかし、最近見かけなくなったなぁと思っていた時に、思わぬ場所で再会。。。
無事に生存？？？しているみたいで安心した。
私が手放した時でも約9万㎞走っていたから、今では何万㎞になっているのだろう・・・。

このファミリアワゴン、ファミリアと名が付いているが実は日産製だ。OEM供給というやつである。
本家の日産では、現在も存在しているウイングロードと呼ばれる車だ。
名前は新しいが設計は古い。ルーツをたどるとサニーカリフォルニアというサニーワゴンのビッグMC車だ。
90年代初頭、マツダは自社製のファミリアバン/ワゴンのFMCを諦め、日産から調達する事を決めた代わりにボンゴ　バン/トラックをバネットとして供給する事となった。
初期の日産製ファミリアワゴンはバンに毛の生えたようなモデルで、ワゴンと呼ぶには少々物足りなかった・・・。
当時、私はランティスに乗っていたが、ステーションワゴンブームに憧れていた。
全く乗り換えなど考えていなかったが、そんな時にこの車がデビュー。2ヶ月後、初代デミオもデビュー。
冷やかしで、デミオを見に行ってしまったのが運命の別れ道だった。
デミオはいい車だと思ったが、何か私には物足りなかった・・・。
同じショールーム内に画像のボディカラーのファミリアワゴンが展示してあり、何とあろう事か、この色の日産製マツダ車が欲しくて欲しくてたまらない状態なってしまったのである。
カペラワゴンも考えたが、モデル末期で価格も高いので諦めた。
そして、結局ランティスを見捨てて購入してしまった・・・。
まあ、これはこれで日産車の勉強が出来て良かったかな？？？
大きな声では言えないが、このファミリアより設計の新しいランティスの方が、インパネの質感は低かった・・・。
走りは断然、マツダの方がいいけどね。。。

意外と知られていないがこの車、ファミリアがFMCしてS-WAGONが設定されてからも併売されていた。
本家のADバン/ウイングロードが99年に2代目にFMCした時、バン/ビジネスワゴンのみ供給を受け、フェードアウトした。

このファミリアワゴンはマツダファンなのに、何という事をしたのだろうと思い出が有る元愛車なのである。

※ギャラリーはこちら