今日は、起亜色々。。。
マツダと縁の濃いモデルを載せてみます。。。
さすがに全ては無理ですが・・・。
※「 」内は別名・輸出名等、( )内はマツダのベース車両 。
韓国では、MC時にサブネームを付けたり車名変更の風習が有り、全てを網羅出来ません。
K360 (K360) 起亜+マツダの原点です。
T2000 (T2000) これも生産してたんですねぇ。
ブリサ (ファミリアプレスト) 中期?と後期・・・プレストとは顔が違います。
ブリサピックアップ (ファミリアトラック) 中期?と後期・・・初期は殆どファミリアトラックと同じ顔だった様ですが、MCでセダンと共通になっているのでイメージが違います。
ブリサⅡ「K303」 (グランドファミリア) 前期と後期・・・これは国内と顔が同じです。ワゴンも有った様です。
キアマスター ボクサー (ボクサー) ほぼ日本仕様のままですが、日本とは異なり長らく生産され、顔違いのMCモデルも存在します。
キアマスター タイタン「トレード」・「ジャンボタイタン」等 (初代タイタン) これも長らく生産され、下段画像の様なちょっとだけ新しい顔も存在します。ちなみに2代目タイタンも生産されていますが、3代目以降は生産されてません。
キアマスター ボンゴ「K2200」等 (2代目ボンゴ) 韓国でも1BOXの原点として大ヒット。昔の日本同様、この手の1BOXを全てボンゴと言うらしいです。現代自動車傘下の現在でも、ベースは現代車ですがトラックとして名前は残っています。
ミニバス

コーチ
セレス (2代目ボンゴトラック) 上のボンゴの時代にトラックも有りましたが、安価な農業用(事業用)4WDトラックとして派生させた別モデルです。結構需要が有った様で、21世紀初頭まで生産されました。
ボンゴ 「ボンゴJ2」・「パワーボンゴ」・「ワイドボンゴ」・「ボンゴフロンティア」・「K2700」等 (ボンゴブローニイトラック) 上のボンゴがFMCした2代目のトラックバージョンです。初めのうちはブローニイベースの面影が随所に見られますが、後のモデルでは、ブローニイベースとは思えないオリジナル外観になります。
ベスタ 「ハイベスタ」等 (ボンゴブローニイワゴン・バン) ワゴン・バンの2代目はボンゴではなく、ベスタと命名されてFMCしました。
コンビ 「パワーコンビ」 (2代目パークウェイ) これも長らく生産され、数々のMCモデルが存在します。画像の最後期モデルでは少し丸みを帯びたデザインになり、新しさを演出しています。
プライド (初代フェスティバ) ブリサ登場後、国策により起亜はトラック/バスのみの生産が許される商用車メーカーにされてしまいましたが、その封印が解けた後の初の乗用車です。これも大ヒットとなり、長期間生産されました。元は3ドアですが、マツダが開発しなかった5ドア・セダン・ワゴンを自社開発するまでに到った偉大なモデルで、現在も名前のみ残っています。ちなみに、北米向けの初代フェスティバは起亜製です。
コンコード (初代FFカペラ) 80年代後半の起亜最高級車です。見た目はカペラを装飾して少し豪華にして有りますが、エンジンがOHCの2Lで100psにも満たない非力な高級車でした。後にDOHCが加わります。
キャピタル (初代FFカペラ) コンコードをベースにリデザインし、BGファミリアのDOHCエンジンを搭載した1クラス下の車として登場しました。当時のコンコードはOHCのままだったので、パワー的には逆転現象が発生していました。
スポーテージ (ボンゴのコンポーネンツ) 起亜初のSUVで、2代目ボンゴのメカをベースに開発されました。90年代半ば、手頃なSUVを持っていなかったマツダはこの車のOEM供給を目論んでいた様ですが、品質等の問題で断念し、代わりにスズキからエスクードの供給を受けました。
ポテンシャ (最終型ルーチェ) 日本国内で、初代センティアが登場した頃に発売された最高級車です。数回のMCが行なわれ、最終モデルの顔とお尻はルーチェと全く異なるモデルになっており、少しばかり新しさを感じさせますが、インパネは最初期のままです。
クレドス 「クラルス」 (クロノス) 日本ではクロノス兄弟が暴発されましたが、海外勢はフォードプローブに加え、この車も殆ど知られていない兄弟となります。当初は直4のみ(マツダ製)の設定で、V6は途中から(なぜかローバー製)設定されました。マツダ勢には無いワゴンのパークタウンも途中で追加されています。
セフィア/セフィア レオ (BGファミリア) BGファミリアをベースにしたセダンです。レオは5ドアHBバージョンです。クレドスはクロノスの面影が何となく有りますが、この頃から完全オリジナルデザインになっています。
アベラ/アベラデルタ (2代目フェスティバ) 日本や諸外国では2代目フェスティバとして登場しましたが、韓国ではプライドがあまりにも好評な為、別車種として登場しました。このモデルもマツダには無い、5ドアとセダン(デルタ)を独自開発しています。ただ、フォードの意向に沿ったデザインのアベラは、日本のフェスティバ同様に韓国でも受け入れられずに不発となり、結果としてプライドが延命され、プライドとほぼ同時期に生産終了という不運な車でした。MC時に単なる「デルタ」に改名されています。
プレジオ/ボンゴ3コーチ (ボンゴブローニイ) ベスタのFMC版として登場。外観は丸みを帯びて新しいですが、メカニズムに関してはほぼベスタ(ブローニイ)のままでした。リアデザインが当時のハイエースワゴンやグランビアに似ています。ワゴンのボンゴ名はベスタ登場時に途絶えましたが、MC時にボンゴ3コーチとして復活しました。その後、独自開発ミニバンのカーニバルが登場し、再びワゴンのボンゴ名は廃止となりました。
プレジオ

ボンゴ3コーチ(輸出名はプレジオ)
エンタープライズ (2代目センティア) ポテンシャの後継として登場した、韓国でも最高級の部類に入る車です。ベースのセンティアと同じV6/3Lに加え、それをベースに独自に排気量UPした3,6Lが存在しており、デザイン的にもセンティアより威厳が有ります。当時の韓国最高級車を見ると、日本の中位メーカーの最高級車が市場を担って争っていたんですね。ちなみに、現代は三菱デボネア、大宇はホンダレジェンドを売っていました。
後述しますが、この車の後に登場及びFMCする起亜車は全て現代車ベースとなり、この車がとうとうマツダ車ベースの最後の起亜車となりました。
そして90年代後半・・・起亜は倒産、フォードはマツダ救済の道を選び、マツダも自分自身が死に掛けているので起亜を救済出来るはずもなく、手を差し延べたのは同じ韓国の現代自動車だったのでした。。。
そして現在は現代の手により復活、見事マツダを上回るモデルを有するメーカーとなりました。。。
もしあの時、フォードがマツダだけでなく起亜も助けていたら、今も色々な兄弟が存在していた事でしょう。。。
でも、見たかった様な、見たくない様な・・・。
お隣の国に、マツダと似た様な車種構成を持つメーカーが存在して、もし今と同じ様に復活していたら、逆に恐ろしい事になっていたかも知れませんね・・・。
Posted at 2012/06/09 21:02:32 | |
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マツダ・マツダ車関連 | 日記