しろマシーのブログ一覧

昨日、RX-8　LMエディションの1/43ミニカーを購入した。
お値段は5670円と痛かったが、世界で3000台限定なのでちょっと無理をした。
このミニカーはMSバージョンをチャージカラーに仕立てた物である。
以前から持っていたチャージカラーの787BとMX-R01とで、3台そろったので一緒に撮影してみた。
我ながら思った。
『う～ん、いい眺め』
恐らく、実車では不可能と思われる組み合わせである。

私はマツダの下請け部品メーカーに勤めている。
昨日の土曜は休日出勤だった。
基本的にうちの会社は土曜は休みだが、出勤するのが普通になっている。
私の所属はプレス部門だ。
昨日は、来年北米で発売予定のCX-9の部品の金型を担当のプレス機にセットして、金型や製品不具合を洗い出す「トライ」と呼ばれる作業を行なっていた。
「今日は5時には帰ろうで」と上司は言っていた。
4時頃にトライが終わり、月曜朝一に生産するアテンザの部品の金型セット中に悲劇は起きた。
『機械が動かない・・・』
早速、原因追求して修理する大分解が始まってしまった。
他の人とブツブツ文句を言いながらの作業。
しかし、文句を言っても嫌な気分になるばかりなので、諦める事にした。
先輩といっしょに「今日の出勤分で新車を買えるのが一歩近くなった」とか「来月は何を買おうか？」とか冗談を言いながら・・・。
途中で先輩が原因を発見、結果はしょ～もない事だった。
大分解しなくても済んだ所だったので、みんな一気にガックリ・・・。
分解した所を組み直し、無事に機械が動いた。
時計を見ると、夜中の0時を回っていた。
最低でも昨日中に帰れると思ってたのに、今日になっていた。
上司が「今日は3時には帰ろう」と言った時は大体5時、「5時には」と言ったときは7～8時になってしまう。
『なぜ土曜日はいつも早く帰れないんだぁ～』
休日くらい、早く帰りたいものである。

※画像は意味ないけどCX-9

アクセラがMCした当日、マツダオフィシャルサイトから早速カタログを請求した。
今日、仕事から帰ると早速届いていたので開封。
見た瞬間に思った。
『うわっ！ショボくなってる・・・』
車の事ではない、カタログの事なのだ。
MC前はアクセラ・アクセラスポーツが別々に発行されていた。
ページ数も結構あり、なかなか見応えのある物だった。
しかし、今回のものはアクセラ・アクセラスポーツ・マツダスピードアクセラが一冊に統合されていたのだ。
30ページでマツダ車カタログ恒例のテクニカルインフォメーション付きだが、何か納得いかない。
3車種を無理に一冊に統合している為、全く見応えが無い。
アテンザのカタログはMCしても3種類と変わらなかったが、何でアクセラの物は統合されてしまったのだろう・・・。
コストダウンの為なのだろうか？？？
アテンザのカタログも改訂時にそうならない事を願うばかりである。

あなたは画像の車をご存知だろうか？
一見、ボンゴに見えるがボンゴではない。
それなりに売れていた、フォード・スペクトロンでもない。
ユーノス店扱いの超マイナー車、その名も『ユーノスカーゴ』という車なのだ。
画像のワゴン・バンとは別に、トラックの設定も有った。
バン・トラックはボンゴに対して、エンブレムの変更とバリエーションの縮小のみに留められていた。
ワゴンは少々差別化されており、2色しかないが専用のボディカラー・エンブレム・専用デカール・一部装備設定の変更等が行なわれていた。
グレードは無く、ガソリン/ディーゼルターボ・2WD/4WD・AT/MT・サンルーフ有無の各々の組み合わせというバリエーション設定だった。(4WDはディーゼルのみ)
やはり、というかこの車も全く売れなかった。
登場時から月販2ケタが続き、3年後には廃止され、変わりにユーノス店でもボンゴが販売される様になった。
途中、ワゴンの特別仕様車4WD・X、4WD・RV-Xが販売されたが全くもって効果無し・・・。
さて、あなたはこんな車を知っていただろうか？？？
知っていても、はたして見た事有るだろうか？？？
広島でもたまにしか見かけなかった、悲運な超マイナー車である。

さてさてユーノス100に続く、お次のマイナー車は『ユーノス300』である。
当時のペルソナをベースに、ユーノス店向けに仕立てられた車だ。
この車も当時、本気で欲しいと思っていた。
単にペルソナの内外装を変えただけの車と思いがちだが、いかにもマツダらしくこだわっていた部分も有った。
実は、エンジン特性や足廻りのセッティングも変えていたのだ。
はっきりと記憶には無いがペルソナに比べて5～10PSほどアップし、サスもハードなセッティングに変更されていたはずだ。
そんなこだわりが有ったにもかかわらず、やはりこの車も売れなかった。
やはり、普通の客には理解出来なかったようである。