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ファルコンXVのブログ一覧

2014年04月29日 イイね!

おーい、バッテリー 元気ですか!!! (アイドリングストップ車専用バッテリー充電器の使用記録)

 昨年の2013年12月の1年点検の際、お世話になっているディーラーの整備課長さんから直々、クルマのバッテリーについて注意を頂いてしまいました。

 「○○さん、バッテリーテスターの検診結果のシートを見てください。正常でなく要注意になっているでしょ。」
 納車から1年目の点検で問題が見つかるのが珍しいのでしょう、隣にいた担当セールスマンも困惑した様子です。

 「そうですね、バッテリーの交換と言うことでしょうか。」

 「今日、バッテリーを交換しなければイケナイとは言いませんが、もっとクルマを使ってバッテリーを充電してください。」

 「あ、はい、わかりました。」
 「ちなみに、バッテリーを交換するとおよそ4~5万円ぐらいですか。」

 「そのぐらいですが、それよりクルマに乗ってバッテリーを充電してやってください。バッテリーを交換しても、クルマを使わなければまた交換が必要です。」

 「バッテリー充電器で充電するのはどうですか。」

 「大丈夫だと思いますが、今のクルマの使用方法では定期的に充電する必要がありますよ。」

 「充電するのも面倒ですね、わかりました。」

 自宅に戻って、平日、クルマを運転している妻にバッテリーの話をすると、近所の買い物以外に一人でクルマを運転して遠くに出かけるなんて無理と、速攻で返されました。(-_-;)

 (妻の行動範囲は、カーナビの軌跡を見ても明らかなように子供の習い事の送迎や近場のお買い物と非常に限られた範囲なのです。)

 元々、我が家のクルマの利用は、休日の利用がほとんどで年に数回のスキーやキャンプ等の旅行で遠方に出かける以外は近所の買い物での使用が中心となり、年間5,000km程度の走行距離しかありません。

 当然、スバルXVを購入した1年目においても走行距離は5,000kmを少し超えた程度なのでいつも通りのクルマの使用状況と変わりありません。
 さて、これまでのクルマと変わりなくメンテナンス管理、維持ができないスバルXVには困ったものです。

 (前車は、野外の駐車場利用であったことからソーラー式のバッテリー充電器をリアのガラスの下のリアトレイに設置していたためリモコンキーや時計、カーステレオなと暗電流(待機電力)の消費分を充電器で補うことで、走行距離が15年間で75,000kmと標準的な人の半分でしたが、バッテリー交換は2回限りで済みバッテリーを気遣う必要はありませんでした。)

対処方法としては、

1.素直にクルマを動かしてバッテリーを充電する。
  (週末利用のため、充電に必要な走行距離を稼ぐためには往復100km又は、2時間以上のロ
  ングドライブが必要ですが、ガソリンがリッター160円以上となった昨今では、中学生となった
  娘も連れて家族3人で用事もなくドライブに出かけることも難しい。)

2.前車の様にソーラー式のバッテリー充電器を取り付ける。
  (ハッチバック車なので、リアのガラス回りに取り付ける場所がない。また、フロントガラスではア
  イサイトに影響があるためダッシュボード上に置きっぱなしもできないなど、設置方法に問題が
  ある。)

3.バッテリー充電器で定期的な充電を行う。
  (使用状況によるが3~6か月に1度、半日以上かけてバッテリーを充電する必要があり、コン
  セントも確保する必要がある。)

4.バッテリーの電気の消費を抑えるためオートエアコン、アイドリングストップ、リモコンキー、イ
 モビライザー、カーナビ、レーダー探知機などの電装品を使わない。
 (レーダー探知機以外は、付いているクルマを買った以上無理な話です。)

 2番は、前車と同じ方法で十分な効果も期待できますが、普段、屋根付きの駐車スペースに北向きにクルマを駐車しているのでリアのガラスにソーラー式のバッテリー充電器を設置しなければなりません。
 また、スバルXVの小さなリアのガラスに吸盤で設置すれば、後方視界を妨げるため妻からの苦情は必至です。
 さらに、クルマの振動からリアのガラス面に設置した場合の落下の危険性を考慮すると現実的には、3番が一番確実な選択方法ということになり、今回はアイドリングストップ車専用のバッテリー充電器を購入することしました。

 アイドリングストップ車専用バッテリー充電器の選択ですが、インターネットで検索するとアルプス計器株式会社のアイドリングストップ専用バッテリー充電器BMC12-6(9,874円)がバッテリーを車載したままで充電可能なお気楽な充電器であることが分かったのでダメ元で購入を決定。

 これまでのソーラーバッテリー充電器がアマゾンで¥5,250(比較参考商品:セルスター工業(株)製のSB-700)で購入することが可能ですが、2倍の1万円ぐらいの投資ならOKでしょうとアルプス計器株式会社の直販サイトから購入を申し込みしました。

 注文から1週間以内で届いた充電器は、業務用充電器、自動車整備用機器の専門メーカーらしい機能優先のデザインで外観からも充電器としての信頼性は十分な様子です。




 今年の1月の奥志賀高原までのロングドライブ以降、十分な充電がされていないバッテリーに早速使用してみました。
 6時間ほどの作業時間がかかりますが、バッテリーを充電するときはリスクを伴う作業であることを十分に理解した上で注意事項※を正しく守れば、素人でも大丈夫な作業だと思います。

※バッテリーの取扱いでは、不注意によるショート(クルマの電子機器の故障要因となる)、人体への感電の怖れの他、充電中にはバッテリー内の硫酸鉛と水との化学反応から希硫酸と水素ガスが発生しますので水素ガスによる爆発の危険とバッテリー中の希硫酸の危険を理解した上で十分な注意を払ってください。

充電作業の様子(参考掲載)

1.アクセサリー電源がOFFになっていることを確認。
 ※キーを挿してアクセサリー電源を入れるタイプでないので念のため。



2.バッテリーの突出液栓を全て外す。
※充電中には水素ガスが発生するため爆発防止のため換気のよい場所で栓をすべて外して作業すること、また、バッテリー液が不足していたらUPPERレベルに注意して補充します。



3.充電器のクリップをバッテリーの端子に接続
  充電器のスイッチがOFFになっていることを事前に確認してから、バッテリーの赤 プラス(+)のカバーを外し、バッテリー充電器のプラス(赤)のクリップをバッテリーのプラスの端子に確実に接続して、次にバッテリーのマイナス(-)端子にマイナス(黒)のクリップを接続する。

(バッテリーのプラス側にはヒューズがあるのでヒューズを直接クリップで挟まないように注意が必要です。また、充電作業によるトラブルに不安がある方は、バッテリーをクルマから降ろして充電するか、バッテリーのマイナス端子を外してクルマのボディーに外した端子が触れないように処置をしてショートと感電防止の対策を行ってください。)



4.充電器のコンセントプラグをコンセントに接続。

5.充電器のスイッチをONにする。

6.充電中の赤いランプが点灯することを確認



7.4時間ぐらいで緑のランプが点灯し、赤いランプと同時点灯になればターマー充電へ移行。



8.およそ6時間半で緑のランプのみの点灯に変わり充電が終了。
 充電器のスイッチをOFFにして充電器のクリップを外してバッテリーの突出液栓を全て閉めてすべての作業が終了です。



9.すべての作業時間は、6時間半でしたがバッテリーの状態により異なると思います。また、子供や回りの人にも注意を払って、作業中の感電やショート等の事故やトラブルを避けるため作業中はクルマから離れないよう注意が必要です。
 しっかりと管理できない作業状況であれば、バッテリーをクルマから降ろして安全な場所で充電をしましょう。


10.電圧計で12V以上に回復していることを確認




 今回、バッテリー充電器に1万円の投資をしたので2年目の点検時までバッテリーの健康状態が良好に保たれることを祈るばかりです。
できれば、定期的な充電を繰り返して4~5年間ぐらいの交換サイクルでバッテリーの管理ができるといいですね。(^_^)

 最後に提案ですが、スバルさんサンデードライバー専用のメーカーオープションとして日産リーフと同じソーラーセルモジュールをスバルのクルマのリアルーフ又は、リアスポイラーに設置しませんか、暗電流の消費分の電力を手軽に補えて、バッテリーも長持ちさせるオープションパーツは環境にも良いと思います。

 バッテリーも処分すると産業廃棄物となるので是非ご検討ください。



いいなこれ (^_^)
Posted at 2014/04/29 16:12:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月17日 イイね!

銀河系最速のガラクタ

 ミレニアム・ファルコンをご存じですか?
 ミレニアム・ファルコン(Millennium Falcon, 通称ファルコン号)は、アメリカのSF映画『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場するハン・ソロを船長とした架空の宇宙船で、オンボロ船の外観に似合わず、その優れた高速力と、性能をもっており、物語の全編において大活躍する「銀河系最速のガラクタ」の異名を持った宇宙船なのです。
 私、このスター・ウォーズ(旧3部作限定)が好きで映画の資料やDVD,プラモデルと集めていたりしているのですが、前車を結果として15年間乗り続けたことからも銀河系最速のガラクタ号のフレーズが好きなのです。
 できれば、スバルXVにも前車の様に長くオンボロになるまで付き合っていけたらいいなと思いを込めて、「みんカラ」のハンドルネームを付けた次第です。


※前車の最後の勇姿

 当然、スバルXVを自分自身が大事に長く乗り続けたいと思っていますが、一方、スバルXVは、娘がクルマの運転免許を取ったとき、譲り与えるつもりで購入を決めたこともあり、自分自身のため、家族のためにと両方の思いを込めてオレンジ色が似合うスバルXVの購入を決めたのです。
 いやー、私の今の年齢ではチョット恥ずかしい色だと私自身も思うのですが、特に納車したばかりの時は、追い越していくクルマの助手席の人が振り返りながらのガン見していたことが、強く印象が残っています。
 いろいろな意味でこれまでのクルマとは違う新たな発見や体験ができそうな期待を抱かせてくれるクルマで運転していて楽しいやつです。
 あと1つ最近感じたことは、妻と娘が2人だけでクルマで出かけていく様子を見送っているとき、妻がXVを運転している様子がとっても素敵に見えたのです。
 妻が運転している姿を見て、私がつい見惚れてしまったと妻にもほかの人にも伝えたくない気恥ずかしいことなのですが・・・・・・。
 そんな思いもあり若い女性にもスバルXVに乗って欲しいと思い、前回の購入1年後のクルマの感想を書いた次第です。
 SUV車って意外に女性が乗っていてカッコいいと思いますし、もっとたくさんの人が様々な「FUN」なクルマに乗ってくれたらドライバーが楽しいだけでなく、街全体が華やかになって社会全体も元気になると思います。
 最近の話なのですが、XVを娘に譲った後は夫婦2人なので軽自動車で良いかなと考えていたところ、なにげなく、妻に軽自動車ならどんなクルマがいいと聞くとオレンジのスズキハスラーを指さして返されました。本当、女性にもSUV車は人気があるようです。
 どうでしょう、スバルさん、スバルXVにライトブルー、イエロー等の明るいソリッドカラーを設定してよりお値打ちな1.6リットルのFF仕様車など、もっと多様なXVを販売してはいかがでしょうか、意外にインプレッサより人気がでる可能性ありと思うのですが。(しかし、今更、4WDしかアイサイトを付けることはできません、なんて言い訳は通用しませんよ)
 スバルさん販売促進のためご検討してみてはいかがでしょうか。

 P.S 
 前回、約1年ぶりにブログを更新したばかりですが、これで次の更新は2年後で十分かなと一人納得していました。(笑)
 そんな中で、「イイね」と評価していただいた方のお名前の中によくブログを拝見させていただいている方のお名前を発見し、どうしてお名前があるのだろうと不思議に思って「みんカラ」の画面の中の「足あと」を「ぽちっ」とクリックしてみたら多くの方に閲覧されていることをはじめて知って驚いた次第です。
 私のつたない文章でどれだけ意図を伝えることが出来たのか不安もあり、前回の続きを書いてみました。 今回はメーカーの人にも読んでもらえるといいな。
Posted at 2014/04/17 01:26:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月13日 イイね!

スバルXV、納車1年後のスバリストでない一般オーナーの正直な感想

スバルXV、納車1年後のスバリストでない一般オーナーの正直な感想 
 納車から早くも1年以上が経過し、その間全くブログの更新を全くしていなかったのですが、自宅のある地域でスバルXVを見かける機会が殆ど無く、もしかしたらスバルXVって人気が無いのかなと最近思うところもあり、賑やかしのつもりで久々のブログ更新です。

 以前、納車直後にスバルXVの第一印象をブログに書き留めておきましたが、チョットダメ出しが過ぎた感があったので、スバルXVの購入を検討している方のお邪魔をしてしまったのではないかという反省もあり、現在の一般のオーナー(素人)としての感想をもう一度整理しておきたいと思います。

 納車時の第一印象を回想すると

【 クルマの最低地上高が6.5センチ高くなったことから視線が高く、アイドリング時にはエンジンからカラカラとアイドリング音が伝わってくる点や路面の凸凹をショックアブソーバーで吸収できない安っぽい乗り心地などは、まるで「トラック」に乗っている気分です・・・・・・乗り心地を改善するため、16インチタイヤに変更するか、ショックアブソーバーを上質なザックス社製等のものに交換して改良して欲しい・・・・・アイドリングストップ後、発進時にセルモーターが回ってエンジンが始動する際の振動と音を聞くたびに「バス」に乗っている気分になります・・・・・・前車が比較的静かな直6のセダンからの乗り換えのため振動や音については慣れの問題もあるのでしょう。SUV車だからと割り切って、この運転感覚になれれば問題がないのかもしれません。(そう思うことにしましょう。)人間の適応能力の偉大さに期待することにします。 】

 いやー、納車直後の感想としてはあまり良くないですね、端的に言うと、
 1. 遮音性が悪くエンジンのアイドリング音も五月蠅く聞こえる。
 2. マツダのi-stopのようにピストンの停止位置を最適化せずにエンジンを再始動させるため信号
   で停止するたびにセルモーターの音と振動が気になること。
 3. フリクションと減衰力のバランスが取れていない×なショックアブソーバーによる乗り心地の悪
   さが気になること。
  以上、3点が大きなマイナス評価でしたが、これらの問題点については、スバルが2013年11   月に実施した年次改良(アプライドBからCへ移行)というかたち改善が行われたようです。

 年次改良の実施の内容を見ると、
 「前後のダンパー減衰力を最適化することにより快適で安心感ある乗り心地を実現しました。また、遮音材の強化(ボンネット内側に吸音材の追加)やエンジンの作動音低減(静寂性の向上のためにエンジンのロッカーアーム周辺をメカノイズの少ないタイプに変更)により、室内の静粛性をさらに高める(助手席アンダーカバーの追加、インパネ先端シール材を大型化するなどの対策)と共に、ステアリングまわりのデザインを変更し、質感を向上。さらに、新たに助手席パワーシートを展開することで、ドライブ時の快適性を向上させるとともに、電動パワーステアリングのチューニングや制振性能の向上を図り、より軽快で安心感のあるハンドリングを実現しました。」
 となっています。

 かなりコストをかけて気合の入った改良が行われていることが伺えます。
 つまり、スバルXVの発売当初は、乗り心地や静粛性においてメーカーも対策不十分と思いつつコスト管理と開発時間の不足から間に合わなかったということが本音なのでしょう。

 年次改良後のスバルXVを試乗していないのでどの程度改善が図られたか比べてはいませんが、これからスバルXVの購入を検討している方には少しの改善でも乗り心地や静粛性が良くなったスバルXVを購入できるのでラッキーです(^_^)。
 私もチョット羨ましく思っている次第ですが、もっともクラウンやレクサスISの様な高級セダンを購入したわけではないのだから少々五月蠅いクルマにも慣れてしまえばあまり気にならなくなっている自分がいて、現状を受け入れていく人間の適応能力の偉大さに感心するばかりです。

 (28年前、初めて乗った86レビンに比べればはるかに静かなクルマであり、現車を基準にして他のクルマのことを記憶の彼方へ置いて来ればNo Problemということです。)

 まあ、多少の出来の悪い所が他にもありますが、惚れてしまえばアバタもエクボと言いまして、全長が4450mmで比較的コンパクトでお洒落なSUV車のスバルXVはお気に入りのクルマです。(-o-)/

 さて、納車直後の第一印象の話はここまでとして、スバリストでもなんでもない一般オーナーが納車から1年を経過した今の感想を端的にまとめると。

 「アイサイトと雪道での安心感を除けば、特別に感心する所も無ない反面、フラットライドな運転感覚をはじめ普段からSUVを意識せず普通の乗用車感覚で気楽に乗ることが出来る点や、路面からシートまでの高さが程よく、余程小柄な人でなければ容易に乗り降りができて、ハンドルの軽い操舵感も含めて女性でも運転しやすいお洒落なクルマで、チョットだけ普通のクルマよりは外車的な雰囲気を感じさせる「いい感じ!」のクルマだね。」というところですか。

 具体的には、低重心の水平対向エンジンのクルマであっても最低地上高が200mmあり普通のセダンよりも高いロール重心をもつクルマなので、当然高速コーナーの安定性はBRZやインプレッサスポーツとも比べるまでもありません。

 当然、高速コーナーやワインデングを攻めて楽しむクルマではないので、スポーツカー的な走りの要素をスバルXVに求めることは、そもそもナンセンスなわけで、スバルXVの走りについて求められる要素はその逆で車高を高くして悪路などの走破性を高めた結果、SUVのデメリットとなる「高速道路での操安性」を普通乗用車のものに近づけることが命題であるわけで普通のセダン感覚で運転ができることは十分満足できる性能だといえます。

 また、ハンドリングについてもあまりクイックでないセッティングとなっていることもクロスオーバーSUV車としてのクルマの性格に合っていて好印象です。


 一方、クロスオーバーSUVとしての4WDの性能についての評価は、正直、私には、良くわかりません。(自爆)(-_-;)

 なにせこれまでSUV車や4WDのクルマを自ら運転したことが無かったので評価の基準を持っていないのです。つまり、クロスオーバーSUVとして他のメーカーのライバルのCX-5やエクストレイル、ジューク、CR-V、ヴェゼル、RVR、RAV4等のクルマと比べてSUVとして技術的に何が優れているのか劣っているのか運転していても良くわからないのです。
 
 言えることは、雪道で前車のように路面とのグリップを確認しながら路面状況に応じたアクセル、ブレーキのコントロールに気を使うことが無くなり、ましてやクルマの後輪の滑り出しに合わせてハンドルを操作してカウンターステアーを決めることなど皆無になったことを寂しく思うぐらいに雪道では安全なクルマだねということです。(当然、最新のスタッドレスタイヤの性能向上もあると思いますが。)

 また、スバルXVを購入後に1つの大きな発見があったことを申しますと、我が娘がクルマに酔いにくくなったことです。(笑)

 これは明らかに前車からスバルXVに乗り換えたことによる副産物らしく娘曰く、スバルXVだとクルマの発進時に頭とお尻が水平に一緒に滑るような感じがするとのこと、つまりCVTの特徴としてトランスミッションのショックが少なく、また、発進時の加速では効率優先の制御が働くため体に係るG(加速度)が一定でGの変化に伴う体への負担(頭部の前後左右への移動量)が減少してクルマ酔いになりにくいようです。

 なお、クルマに酔いにくくなった理由は他にも4つ程あると思われ、2つ目として車高が高くなったことによる視点の変化からスピードに対する恐怖心が緩和したことや、3つ目として私自身のクルマへの意識の変化(スバルXVは、スポーツカーじゃないという思い込み)からアクセル、ブレーキ、ハンドル操作による加重移動を意識した走りが少なくなったことや、4つ目としてコーナーを曲がる時、横ロールの比較的少ないクルマであったことよると思います。

 娘の車酔いの原因の主な要因を推測すると私の同乗者への配慮のない身勝手な運転によるものであると考えられ、娘には申し訳なく思うとともに、スバルXVを購入したことで、父親の運転技術の未熟さを思い知らされるきっかけとなったことは、逆に本当に幸いでした。

 これまでの娘の人生の13年間の中で辛らかったクルマ酔いを少しは改善させてあげることができて本当に良かったと思いますが、根本原因は私の下手な運転操作によるものなので、同乗者に優しい上手なクルマの運転を目指してG(加速度)の変化の少ない滑らかな運転操作を娘のためにも身に着けたいと思う次第です。(-_-;)

 さて、実践方法としては、自動車メーカーのテストドライバの方が自身のホームページで解り易く解説されている正しいハンドル、ブレーキング、アクセル操作の基本動作をどんな状況でも実践できるように身に着けるしかないのですが、これまでの悪癖を矯正するための一番効果的な手段は、マツダのアテンザやアクセラに搭載するⅰ-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター 注:リアルタイムで運転操作のコーチングを行ってくれる運転評価システム)を活用してマツダが推奨する無駄の無い滑らかな運転操作を身に着けることが一番効果的なようですね、確かに最近のマツダ車は魅力的なクルマが多くて欲しくなってしまいますが、スバルXVの購入から1年でクルマの買い替えを行うなど到底ありえない話ですし、当面は、レーダー探知機のGモニターを活用(一般に0.2~0.3Gを超える加速度変化を不快と感じるようです。)して地道に運転操作の基礎の習得からやり直しです。

 がんばるぞ、我が家にはⅰ-DMの代わりに、クルマ酔いに敏感なかわいい娘がいるので娘の様子を伺いながらレッツ特訓です。( ̄0 ̄)/

 なお、滑らかな運転操作を心がけることにより運転の無駄な操作(アクセル操作やブレーキングやハンドル操作におけるオーバーシュート)が減少することから燃費の改善にもつながるおまけがついてきますよ。(^_^)

 実際、妻が運転すると平均燃費が9.5km/ℓ(ほぼ近所の買い物のみ)だったところ私が代って運転すると1割アップの10.5km/ℓ程度に改善することからかなり燃費の改善にもつながるようです。

(参考にさせていただいたホームページのご紹介)
① 車の運転上達のススメ:ttp://booboow.blog89.fc2.com/  
② 日常生活で磨く車の運転技術 ~同乗者の快適さとその他諸々のために~
   :ttp://a.know-how.fc2.com/ja/10872/
③ i-DM攻略法:はじめに
   :ttp://minkara.carview.co.jp/en/userid/1349639/blog/32094156/

 また、スキーやキャンプに使用することからコンパクトカーの欠点であるトランクスペースの問題がスバルXVを購入する際に気になっていましたが、我が家のような家族3人の利用であれば、前車の様にスーリーのルーフボックスを使用しなくてもシートを1人分倒せば十分な収納力があり、問題無かったです。(自分の使うシェラフ(寝袋)を膝の上に抱えてもらう等、ほんの少し家族には少し協力してもらいましたが。(笑))







 写真のとおり、比較的なコンパクトなキャンプ用道具の一式であれば家族の着替えも含めて車内にすべてを収納することが可能でしたし、3人分のスキー板とスキーブーツも水濡れ防止のためブルーシートを1枚敷いて養生すればルーフレールに取り付けるスキー用キャリアを使用しなくてもOKです。

 折角、メーカーオープションで取り付けて貰ったルーフレールと新調したスーリーのベースキャリアのバーとフットについては宝の持ち腐れ状態です。
 (まあ、クロスーバーSUVとして見れば、ルーフレールを付けた方がカッコ良いので満足していますが、もし購入の際にルーフレールをどうしようか悩まれているのであれば、家族の人数が4人の方はルーフボックスが必要となるのでルーフレールは是非つけた方が良いですヨ。)

 他にも意外な長所としては、昨年、自宅のある地域でゲリラ豪雨が発生して下水道が溢れるとともに自宅前の幹線道路が20cmほど冠水する被害がありました。
 当日、駐車場前のプラスチック製のスロープが雨水に流されてしまうわ、娘の通う学校から登下校時に家族の送迎の要請があったりして、その日は散々な一日でしたが、こんなときは、突然発生する大雪や豪雨などの自然災害にも対応できるSUV車を購入して本当に良かったと実感します。(^_^)

 最後にクルマのインプレッションらしくクルマの感想をまとめると、スバルXVは、視点がこれまでのクルマより高く車幅が1780mmあるため細い路地で対向車との擦れ違いに気を付けること以外は、全く普通のクルマと全く変わらないと言えます。

 運転のし易さにおいては、軽いハンドルのためかハンドル操作の切り遅れが少なく4WD車の苦手とするクルマの小回りも意外とよく利きます。
 実際、最小回転半径は5.3mで前車の5.1mより悪い数値ですがUターンをする時などあまり神経を使うことなく、車庫入れではハンドルが軽く楽になったと妻の評価は上々です。

 また、大型の視認性の良いサイドミラーのおかげで左右の路肩に寄せ易く、一般のお父さんやお母さんが普通のセダンやコンパクトカーから乗り換えても車幅が1780mmあることにストレスを感じることは少ないと思います。

 他にも、運転時に視点が高いことから回りが良く見えて普通のセダンより運転は逆に楽かもしれません。
 特に高速道路では、視点が路面からの高い位置にあるので高速運転のストレスによる疲れも減少すると思います。

 また、電動のパワーステアリングの特徴でしょうか、路面からの細かなインホメーションがハンドルに伝わりにくい傾向にありますが、大型トラックの走行でできた路面の窪み等、荒れた路面状況にもハンドルを取られることの少ない直進性の良いクルマです。

 当然、FULLタイム4WDなのでスタビリティは良く、横滑り防止装置もついているので高速走行時の濡れた路面でも安心感は非常に高いのですが、車高が高く車体下部への空気の流れが多くなるクルマなので高速走行時のダウンフォースが発生しにくいことや横風の影響も受け易いのであまり過信しないことが吉でしょう。

 静粛性については、通常の40kmから60km程度で走行するには十分な静粛性を持っていますが、高速走行時の遮音性は今一の感があります。(年次改良で対策が行われていますので実際のクルマを試乗して確認しみてください。)
 
 以上、これから、スバルXVの購入を検討している一般ドライバーの方の参考となればと思いオーナーとしての感想を書かせていただきましたが、もう一度、端的に申しますと、4WDとしての高い安全性能を持ちつつエクストレイルやフォレスターやCX-5等のSUV車と比べて全長が短く、車高が低いことからより普通乗用車感覚で気軽に運転することが出来る一方、樹脂製のオーバーフェンダーやアルミホイールのデザインなどクロスオーバーSUVの外観を持った、見ていても楽しいお洒落なデザインのコンパクトカーだということです。

 当然、スバルXVに対して文句の1つや2つは当然ありますが、個人的な拘りによる理由で一般的でもないことから今回は省略しました。

 でもね、1つだけ言わせてもらうとアメリカで販売するXVは日本車の中でいち早くスモールオーバーラップ※1に対応してG評価を出しているのに年次改良後も日本の販売車両は未対応であることについては、同じG評価で自動ブレーキを採用しながら国ごとに差別化しないボルボの企業姿勢を見習って欲しい。
 あぁー、なんで変なところをト○タのマネするのかね。(苦笑)
 これ以上はスバルの営業妨害になると良くないのでやめておきます。(笑)

 繰り返しになりますが、まあ多少の出来の悪い所があっても惚れてしまえばアバタもエクボと言いまして、スバルXVは、我が家にとってクルマで出かけることが楽しく、妻や娘からも前車同様に「XVくん」と擬人化されて愛されている素晴らしいクルマです。(^_^)

※1スモールオーバーラップ
オフセット前面衝突テスト時に従来と比べより厳しい「微小ラップ衝突」形態を導入して行うアメリカ国内の衝突テスト。
これは相手車両や立木、電柱といった障害物と衝突した際の事故状況を再現して、時速40マイル(64km/h)でフロント部分の運転席側1/4(25%)をバリア(頑丈な壁)に衝突させるもの。
導入当初、日本車のほとんどの結果が最低ランクの『プア』となった衝撃的なテストです。
Posted at 2014/04/13 14:04:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2013年12月07日 イイね!

USB・AV変換ケーブルの後始末(整備記録 追録)

 スバルXVを購入する際、ディーラーが取り扱うカーナビの中で一番安いパイオニア製のカーナビのカロッツェリア楽ナビLiteを選択しましたが、ステアリングリモコンに対応していないカーナビであることを承知した上で、担当の営業マンさんへ無理を言ってステアリングリモコンを取り付けて貰いました。



 当然そのままステアリングリモコンだけを取り付けても、楽ナビLiteを操作することはできないので株式会社ガレイラ製の社外品のステアリングリモコンアダプタをスバル純正のステアリングリモコンとのカーナビの間に接続しなければなりません。



 ここからは、ディーラーでは通常やってもらえない作業となり、本来は断られることが多いのですが、なぜか、快く、or 仕方なく?やってもらえたということでしょうか。

 当たり前ですが、ステアリングリモコンの部品代と取り付け費用は当方で負担し、社外品のステアリングリモコンアダプタと取り付けに必要なパーツも自分で用意してディーラーに預けて取り付けだけをお願いしたところですが、折角、カーナビの使い勝手が良くなったのだからと思い、図々しくカーナビの配線用コードのうち、USB・AV変換ケーブルをセンターコンソールの中にあるダミープレートまで引き回してセンターコンソールの中まで配線して貰ったのです。

 ステアリングリモコンアダプタの取り付けの他、USB・AV変換ケーブルの配線まで随分と面倒な作業となったはずですが、助手席のグローブボックス内に配線されるよりは、スバル純正アクセサリー部品の携帯電話用のセンターコンソールトレーを取り付けてセンターコンソールにiphonやipodを置いた方がスマートだろうと思った次第です。(iphon、ipodどちらも持っていませんが(笑))



 納車の時には、担当営業マンさん丁寧にお礼を伝えましたが、しばらく、センターコンソール内のダミープレートを外した四角い穴からUSB・AV変換ケーブルの接続端子が飛び出ている状態のまま放置すること1年近くなり、ついには妻からのセンターコンソールに物を入れられないとの苦情がありまして、苦労して配線してもらった担当営業マンさんの顔を思い出しながらようやくUSB・AV変換ケーブルの後始末となった次第です。

 用意するのは、外してあったダミープレート1つと株式会社ストリート製のUSB/AUX延長ケーブル付きスペアホールユニットNV-3 3,980円を用意してダミープレートにNV-3分の四角い穴を開けて、NV-3をダミープレートの穴にはめてグルーガンで接着して完成です。







 
 後は、USB・AV変換ケーブルの接続端子とNV-3のUSB/AUX延長ケーブルを接続してダミープレートを元の穴に戻しておしまいです。

 本当に加工も含めて数時間もあればできる簡単な作業なのですが、なんで1年近くもかかるのだろう。







純正パーツの様な仕上がりに自己満足です。

Posted at 2014/04/13 22:15:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2013年02月17日 イイね!

スバルXV・スバリストと呼べない一般のオーナーの第一印象(備忘禄)

スバルXV・スバリストと呼べない一般のオーナーの第一印象(備忘禄) 12月初めに無事、納車となり我が家にやってきたスバルXVですが、当初は販売が好調との情報もありインプレッサと同様に納車の遅れを覚悟していましたが、2か月半の期間で納車となりました。

 納車当日、妻と一緒にディーラーで担当セールスマンからクルマの説明(アイサイト、ETC、カーナビ、コーティングのメンテナンスまで)を1時間半もかけて丁寧に受けましたが、一度の説明では十分に理解出来なかったし、数冊の厚さ2センチ以上ある取扱説明書を見て少々うんざり気味です。

 担当者セールスマンは、妻や私が納車後に困らないよう心配して丁寧に説明していた様子なので感謝していますが、ちょっと聞く方も話しをする方も疲れるだけの様な気がします。(-_-;)

 スバルさん、初めてのオーナー向けにクルマの機能について説明したDVDVideo(できれば30分ぐらいの長さでネ)を作成してください。ビデオを見た後で、クルマの取扱説明書を読めば良いと思います。

 なお、担当者セールスマンの説明で注意が必要と思う情報が3つありました。

① 交差点でアイドリングストップ中、暑いからと言って着ている服を脱ぐためにシートベルトを外すとエンジンが本当に止まってしまうためアイドリングストップ中はシートベルトを外さない。

② アイドリングストップ中にドアを開けてもエンジンが本当に止まってしまうためアイドリングストップ中はドアを開けない。

③ 夕方、早朝、太陽の光が低い位置で射している(眩しい西日)時は、太陽の光が直接カメラのレンズに入ってシステムエラーが発生し、アイサイトは使用できません。

 十分注意しないと①②はやっちゃいそうです。助手席の場合でも同じく注意が必要なのかな?③はステレオカメラを使用したシステムなので仕方がないですネ。

 3点以外では、アイサイトがらみの情報として④カメラのレンズに市販のガラスクリーナ等を吹き付けて汚さないことや、⑤フトントガラスに撥水加工をしないことや、⑥標準の指定サイズ以外のタイヤに交換しないこと(タイヤの接地面やクルマの車高に相違が生じ、また、タイヤ径の違いから速度にも誤差が生じるためアイサイトの誤動作に繋がりかねないため)を注意されました。

 結構、アイサイトのシステムって使用上の制約があり、面倒なシステムですネ。

 最近は、ミリ波レーダーを使用するクルマも多くなり製造単価が安くなったので、スバルもアイサイトにミリ波レーダーを付けて、カメラの情報だけでは不足しがちな悪天候時の情報をミリ波レーダーで補うことにより、多様な使用環境に適合できるシステムに改良して欲しいです。

 正直、16インチタイヤのダメ出しはスタッドレスタイヤを購入する場合、経済的な負担となるため是非改善して欲しい点です。(17インチと16インチでは4~5万円の差額があります。)

 これから、アイサイト付きのクルマを購入する際はスタッドレスタイヤの購入費用も検討した上でアイサイト付きのクルマにするのかどうか、検討しておいた方が良いですヨ。

 まあ、メーカーの警告を無視して16インチタイヤにしても問題は無いかもしれません。
 雪道では、路面のミューが低下するためアイサイトが正常に動作してもブレーキが間に合わないと思いますから。
 そういえば、誤動作の内容は聞かなかったけど、どんな風になるのでしょうか。

 さて、何よりもスバルXVの第一印象ですが、

 納車当日、ディーラーからの帰り道スバルXVを運転して初めての感想は、

 正直、「?」、あれ・・・・・・です。(-_-;)

 全体としての印象は。まるで一昔前のハイラックスサーフなどのディーゼルエンジンを搭載した本格的なSUV車に乗っている感覚なのです。(苦笑い)

 トヨタハリヤー、日産ムラーノ、BMWX5のような静かで乗り心地が良く、お洒落なクロスオーバーSUVを購入したはずなのに意外に普通自動車ぽくないクルマの印象にチョット戸惑いが大きいですネ。

 分かっていたつもりですが、交差点で止まった際、アイドリングストップが働き、エンジンがストップしますが、発進時にセルモーターが回ってエンジンが始動する際の振動と音を聞くたびに「アイドリングストップ付のバス」に乗っている気分になります・・・。(-_-;)

 また、クルマの最低地上高が6.5センチ高くなったことから視線が高く、アイドリング時にはエンジンからカラカラとアイドリング音が伝わってくる点や路面の凸凹をショックアブソーバーが吸収できずにそのまま体に伝えてしまう安っぽい乗り心地などは、まるで「トラック」に乗っている気分です。(-_-;)

(スバルさん16インチタイヤの仕様に変更するか、ショックアブソーバーを上質なザックス社などその他のメーカーのものに交換して改良をしてください。)

 第一印象は、大いに予想を裏切る結果で驚きましたが、これまでのクルマは比較的静かな直6のセダンからの乗り換えのため振動や音については慣れの問題もあるのでしょう。

 SUV車だからと割り切って、この運転感覚に慣れれば問題がないのかもしれません。(そう思うことにしましょう。)

人間の適応能力の偉大さに期待することにします。(-o-)/


Posted at 2013/02/17 22:29:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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