水色君復活に向けて：その６：そんな～

お昼時、携帯の呼び出し音がした。

水色君を預けた整備工場からであった。

気まずそうな声がした。

整：紫陽花さん、大変申しにくい事があります。

紫：・・・なんでしょう？

　　不安を感じる

整：ブレーキ系統のコーションランプが点いてましたよね。

紫：あー、そうです。

整：あれ、バッテリー交換時にたまにある点灯じゃなくて、
　　本当に故障してました。

紫：な！　なに～　(@_@)

整：ＡＢＳのコントロールユニットが、
　　逝っちゃってました。
　　紫陽花さん、何をやったんですか？

紫：・・・え”～　(？_？)
目が点になるとは、この事か。はたから見ると、そんな顔をしてたに違いない。

紫：･･････お、覚えがありません。

整：･･････

紫：･･････

整：どうします？

紫：どうしますと言われても、治すしか無いでしょ。幾らです？

整：約２０万

紫：え”

整：昔と違って、油圧ユニットと電子制御ユニットが一体となっているので
　　そんな値段になっているんです。
　　オークションで、事故車解体品の物を探しましょうか？

紫：ブレーキ系統は重要保安部品だから、中古は不安なのでいいです。
　　新品を発注願います。するしかない。

整：すみません。整備料金はサービスしときますから。m(_ _)m

紫：お気遣いありがとうございます。よろしくお願いします。




この間僅か数分の出来事であった。


水色君が紫陽花に、
　　　　　置いていった罰よ
と言っている気がした。

この１年半で貯めたお金で予期せぬ修理費用は大丈夫であったが、

　前後スタビ変更が・・・
　　前後タワーバー追加が・・・
　　　ＧＴＡ強化プレート追加が・・・

消えた。(T_T)

あう～