*このシリーズはウソ半分・マジ半分のストーリーですので、真に受けちゃ駄目ですよ。
と言いつつ今回もマジです。
そして大概の人の読みたかった所です。
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帰宅後、引越しのための、ばたばたとした日々を過ごしていた。
「Alfa処分しちゃうの?」
何気ないかみさんの一言に、ビックリした。
紫:「
売らん! でも、連れて行かない。」
か:「ふーん。で、どうするん?」
かみさんの返事は、あっさりしていた。
答えは判っていたと言いたげだった。
水色君のこれからを考えた時、幾つかの選択肢があった。
馴染みのshopに事の状況を話して得たものであった。
1.車検を通して、なんとか連れて行く。
2.車検を通すが、自宅に保管。2年ごとに、乗らないまま車検。
3.車検を通さず、自宅に保管。出向終了後、再車検する。
4.車検を通さず、ナンバーも返還。で自宅に保管。
5.売却。縁を切る。
決めるのは、オーナーである紫陽花さんだからね。否定しないよ。
こんな商売やってると、似たような状況に何度か遭っているからね。
整備を受け持ってくれるSさんの声は、優しかった。
オレは眠れぬ日を過ごしつつ、これしかないなと考えつつも
腹を決めかねていた。
そんなある日、
娘:「パパのくるまは、もっていかないの?
おるすばん?」
紫:「
!!」
【お留守番】
娘に言われた一言が、オレの結論だった。
1は、一分の望みはあるものの、現実解ではなかった。
2は、数年間乗れないのになんで金出さなきゃならないんだと、
自分が納得できなかった。
4は、金銭的には一番楽だが、ナンバーを切る事で
思い出まで切る事になるようで嫌だった。
5は・・・絶対に嫌だった。
かみさんに言われたらどうしようかと、少々びびっていた。 (^^ゞ
3を俺は選んだ。
車検を通さないことで乗れなくなるのは確かだ。
でもナンバーを残すことで、最小限だが縁を残せる。
シーガルブルーメタリックのAlfa156V6ではなく、
水色君と呼べるのだ。
水色君は、自宅にて紫陽花一家が戻ってくるまで、お留守番してもらおう。
気持ちが落ち着いた。肩の荷が降りた気がした。
いつにもまして、丁寧に洗車しいつものカタパルトに待機させる。
オレは意を決して水色君のバッテリーを外した。
リモコンでドアロックがカシャカシャ言う事もなくなった。
ドアを開けたときオドメーターが点灯する事もなくなった。
トラックの荷物固定にも使われてるゴムバンドを、何個もボディカバー下面にくくりつけ、突風に捲れる事の無い様にした(つもり)。
住み慣れた家を離れる当日の朝、冬眠に入った水色君を撮った写真が
冒頭のものである。
この姿のまま、車検がまもなく切れていく。
おやすみなさい。
帰ってくるからね。待っててね。
沈黙を守ったままの水色君を後にして、
一家はかみさんインプで愛知県豊田市に旅立った。
Posted at 2006/11/07 23:46:49 | |
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alfa | 日記