2011年04月16日
唐突ですが、車がメインの小説ってあんまりないですよね。
私が以前読んで大変お気に入りだった小説紹介しときます。
二冊あるのですが、どちらもSF作家でもある、田中光二って人の作品です。
①ビッグラン
暴走族でハコスカGT-Rに乗る主人公は、ある夜ロータス・ヨーロッパと競り合っていたが、
相手が事故を起こし死亡してしまう。
大富豪である相手の親は、息子を暴走族に殺されたと考え、あるレースを企画する。
それは、全国の有名?暴走族を集め本州一周を競うものだった。
各暴走族はメンツをかけ代表を送り込む。もちろん主人公もエントリー。
しかし、大富豪の真の目的は、息子を殺した暴走族の殲滅にあった。
ハコスカGT-R、マークⅡGSS、ベレットGT、カローラ・レビン等
往年の名車が登場します。
テンポもよくて一気に読めちゃいます。
②白熱(デッドヒート)
少ない資金でこつこつとチューンUPしてきたチェリーX1(ペケワンとか呼んでましたね~)
に乗る主人公は、ある夜ゴールドにペイントされたケンメリGT-Rにシグナルグランプリで
ボロ負けし、金の力の差を思い知らされ絶望に陥る。
ところが、主人公の働くGSに来る金持ちのボンボンがお情けでくれた宝くじが
なんと当選!1000万の金を手にする。
復讐に燃える主人公は、その金でセリカLB2000GTを入手。ターボチャージャーを装着し
ケンメリGT-Rを追撃すべく旅にでるのであった。
果たしてめぐり合うことはできるのか?
こいつも間にいろんなドラマがあるのですが、車がメインとあって車好きの方には
一気に読めてしまうと思います。
ただし、30ウン年前の小説なんで、もう売ってないんじゃないだろうか?(爆
Posted at 2011/04/16 22:17:18 | |
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