
6月の後半頃、子供がパソコンのモニターが変だと言ってきた。
元々、このモニターはオークションで電源の入らなくなったジャンク品を落札し、電源を修理して使っていた物なのですが、今回の症状は、電源は問題無く入るが、画面が真っ白になるだけで何も表示されないと言うものでした。
この症状の場合、液晶パネルの故障(ヒューズ飛びが多い)か、映像処理の基盤の故障が考えられますが、今回は液晶パネルユニットのヒューズも問題なく、映像処理のメイン基盤の不具合部の調査も面倒なので、モニターは予備の物と入れ替えて、しばらく放置しておりました。
たまたま、時間が少し出来たので、不具合部の調査をしてみました。
取り外した基盤を良く観察して見ると、一つのトランジスタの一部が白い粉の様な物で変色しており、
この粉の様な物を削ってみると穴が出来ました。
今回の故障の原因は、このトランジスタの熱による破損が原因の様です。
早速、トランジスタの型番を調べ、ネットで検索して注文しました。
予め、交換品のトランジスタのスペックシートをネットで入手して、部品の到着を待ちます。
数日後、部品が到着したので交換作業開始です。
基盤の裏を見ると、破損したトランジスタの裏は、熱による変色が見受けられます。
破損したトランジスタを取り外し、変色した基盤部分もクリーニングしておきます。
で、到着したトランジスタをハンダ付けして終わり。
PCに繋げて電源を入れてみると無事に画面が表示されました。
めでたし、めでたし。
でも、交換したトランジスタの部品単価は、52円程度で、送料は約10倍という落ちが...。
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Posted at
2013/09/15 12:35:29