2013年06月13日
整備が行き届いた場所より周辺環境の良い場所を・・・。
窃盗犯が車両盗難や車上ねらいの犯行を行う場所は、ほぼ100%駐車場(パタパタ盗やゴッツン盗をのぞく)。駐車場対策こそが、防犯対策の要と言えるのだ。
犯人が嫌う条件は、まず光。犯行がバレるのは車内に侵入するためや自走するための作業を行っている時が圧倒的に多い。犯人としてはできるだけ暗い場所で、コッソリ作業したいと思っている。夜間でも煌々と照明が点いている駐車場は、当然狙われにくい。また遮蔽物が少ないことも、理想的な駐車場の条件。一見、高い塀やフェンスがあると防犯になりそうだが実は逆で、犯人にとって絶好の隠れ蓑となってしまう。盗難対策のために設置したネットが逆効果になってしまう...ということも十分考えられるのだ。
同じように、敷地が広く、のびのび停められる駐車場がベターとも限らない。イモビ装着などによって自走が難しいクルマを盗む場合、ローダーに盗ったクルマを積載して運ぶのは常套手段。ローダーが侵入しやすい駐車場の中から、ターゲットを選ぶことすらある。中には駐車場に大量のオイルを撒き、タイヤをロックさせたままズルズル引きずり出して積載車に載せる荒っぽい犯行も。必ずしもクルマを停めやすい駐車場が防犯上もベストとは限らない。管理人が24時間常駐している場所が理想だが、そこまで環境の整った駐車場はなかなか少ない。その場合はできるだけ人通りの多い道路に面した場所を選ぶのがベター。窃盗犯にとって人の目に触れやすい場所は最大のマイナスポイントとなる。
契約駐車場は厳選しなくては・・・。 駄菓子菓子なかなか条件にあう駐車場の決め手にかける。
屋根付き吹き晒し、約80台のスペースがほぼ満車、管理人は常駐、ゲートはあるが鍵はなし、夜間蛍光灯の明かりだけの駐車場にするか・・・。
車一台分の入り口で常に開け放たれて地表は荒れて砂埃、前方斜めに停めて、防犯対策一切なしで夜間節電明かりなし、10台分のスペース、工場跡地で10メートルの屋根があり、4階部分に居住しているという駐車場。
幹線道路から1本中に入った路地裏でたまたま両者はお向かい同士、同じ月額ならどちらがいいですかね?
Posted at 2013/06/13 18:24:31 | |
トラックバック(0) |
カングー | クルマ