
116iの試乗が始まりました。
ヨーロッパ車(ドイツ車?)の常で、出足はアクセル開度に対してのんびり、ジンワリと加速します。
まあ、国産車が変な味付けになっているのでしょうが(笑)
国道で加減速を繰り返すと、とても1600ccとは思えない頼もしさで加速します。
それも質感を伴って。
「この車、1600ccなんですよね?」と思わず確認しちゃいました。
「はい。でもターボで加給してますから2000cc以上の加速感がありますよ!」と担当のK氏。
「それではせっかくなので、その横のスイッチをスライドさせてSportモードにしてみてください。さらにスポーティーになりますよ。」
ノーマルモードでもそこそこ力感がある加速をみせていたのに、さらにスポーティーになるのか???
単に変則プログラムを変えて引っ張るようになるだけなんだろうな・・・
そんなことを考えながらも言われるままにSportモードに変更しました。
するとどうでしょう。
端的に言うと。。。もう病み付き状態に!!!(笑)
『こ、これは楽しいかも・・・!!!』
多少の変速ラグはあるものの、8ATは思いのままに変速を繰り返し最適なトルクを提供してくれるようになります。この巧妙なプログラムによって馬力そのものが2割以上増したような迫力がでてきます。
というか、本当にトルクをアップさせているのか・・・?
う〜ん、よくわからんがマジックだ(笑)
マニュアル操作で変速をすると、さらに楽しさが倍増♪
ただ8段もギアがあるのでギアの選択に迷いますよね(笑)
心配していた足回りはとっても良くなっていました。
ランフラットを履いているとは思えないようなしなやかな乗り心地で、不快な感じは一切ありません。
ステアリングは少し軽いのですが、路面の状況をしっかりと伝えてくれるので国産車のような不安感はありません。
着座位置は他の欧州車と較べると比較的低い位置で、すこしロードスターの感覚に近いですね。それが人と車と路面(?)の一体感に貢献しているようです。
それから賛否両論あるでしょうATのシフトレバー。これが素晴らしい!!!
マニュアルモード時のドライビング・リズムを最高にしてくれるのがこのデバイスなんでしょうね (*´∀`*)
このインターフェイスを開発するのに、日本ではちょっと考えられない予算と人員が割かれたんだろうな〜。
分かります、分かります。それぐらい良く出来てます。
今回久しぶりにBMWに試乗して思ったのは、製品の作り方がAppleにすごく似ているということです。
両社とも「マン=マシンのインターフェイスにすっごくお金と時間をかけている」という点で。
人が車を操縦するために最も重要なものは路面状況のインフォメーションで、それは主にステアリングを介してもたらされますが、BMWはFRの駆動形式を選択する事で情報量の多さを最大限確保しているのでしょうね。
また後輪を駆動させることで、人間の腰部分のGセンサーへの情報入力を極大化する。
ドライバーの搭乗位置を縦方向のセンター付近に配置することで、自分の前後の質量・慣性の量を均等にして加重を含めた車両状況を把握しやすくする。。。などなど。
路面や車体の状態をたくさん人間に入力してあげたほうが運転しやすくなるのでしょうが、なんでもかんでも入力すれば良いってもんじゃないですよね。
運転支援になる情報とそうでない情報をきちんと理解した上で、必要な情報だけをドライバーに提供する。
それを具現化できているのが、最新のBMW製の自動車ではないのでしょうか。
しかし、これは生半可なノウハウじゃないですよね〜。
Apple製のPCを20年近く買い続けてきた私が、このマン=マシンインターフェイスに優れたBMW製のマシンを気に入らないはずがなく(笑)、目出たく1週間後には契約書にはんこを押していました (*´∀`*)
しかし5年前に乗ったBMW製のマシンは一体何だったのでしょうね???
同じ会社が作ったプロダクトとはちょっと思えないのですが。。。
ジョン・スカリー末期に混迷しちゃったAppleみたいな感じかな〜?
Posted at 2013/02/14 14:31:26 | |
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