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2007年12月23日 イイね!

魍魎の匣

魍魎の匣 こんばんは シュウ05です。

映画 『魍魎の匣』 を観てまいりました。



累計500万部を超えるベストセラー・シリーズの映画化第2弾。第49回日本推理作家協会賞に輝き、シリーズ最高傑作の呼び声も高い同名小説を原作に、古書店主の“京極堂”こと中禅寺秋彦と仲間たちが、3つの事件にかかわる恐るべき秘密を追う。監督は『突入せよ!「あさま山荘」事件』の原田眞人。主人公の京極堂を堤真一が演じる。原作者の京極夏彦に「びっくりした」と言わしめた大胆なアプローチと、独特のムードが漂う作品世界を堪能できる。(MOVIX作品紹介)


知る人ぞ知る、京極夏彦の『京極堂シリーズ』の映画です。 おもしろいですね~このシリーズはw

映画の方の感想としては『楽しめたが原作に忠実ではなかった』と言ったところでしょうか。
まぁ、映画が原作通りじゃなきゃいけない、って決まりは無いのですが、物語の進行の中で原作と違った設定がちょこちょこ出てくるのは気になりました。 しかし作品が映像になることによって活字ではイメージできなかった描写が見事に再現されているのは、とても良かったです。

あと、気になるところと言えば『物語そのものが上映時間2時間という枠に収まりきっていない』と言う点です。前作『枯獲鳥の夏(うぶめのなつ)』もそうなのですが、京極夏彦氏の作品はどれも作品の背景や設定がとても深いのです。まぁ、それをまともに表現していては2時間程度じゃ足りないのは当たり前なんですが、もう少しこう掘り下げる部分は掘り下げて欲しかったです。『魍魎の匣』でも物語の重要な設定がさらっと流されてしまった気がします。

もう一つ気になる点を挙げるならば、キャストです。基本的に前作『枯獲鳥の夏』と同じなのですが、物語のキーパーソン関口巽の役が椎名桔平に変わっていたことです(前作は永瀬正敏)。椎名桔平ほどの俳優ならばどんな役柄でもこなしてしまうでしょうが、キャラクターのイメージからは遠い感じがします。関口巽というキャラは、暗くて頼りなく、体格もひょろいイメージで描かれていますが、今作では挙動不審なオッサンでしかなかったですw 

色々と感想というか文句を書き連ねましたが、それだけ京極夏彦の世界を映像化するのは難しいという事なんでしょう。

京極堂シリーズを知っている方は、観てみるのも一興です。
関連情報URL : http://www.mouryou.jp/
Posted at 2007/12/23 21:45:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

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