「ヲォヤジ3人🐟三河、渥美半島食い倒れツアー🍻」
タイトルはweb引用画像
信州オフの告知も終わって一息つきながらネットで旅サーフィン🏄してたら、🎣海鮮に目が留まって無性に食べたくなった。思い立ったら吉日。思い付きで声かけるも1週間前じゃ皆スケジュール埋まってる。諦めかけた矢先、名古屋在住のY氏とS氏が手を上げてくれ「ヲォヤジ3人🐟三河、渥美半島食い倒れツアー🍻」決定し断行となりました。
言い出しっぺの信州在住REOが、愛知県在住のお2人に渥美半島、三河ツアーをプランニング。
集合場所は三河蒲郡の某スーパー駐車場。
今回の車はR35以外でという事で、お二人はY氏の奥様用ミニクーパー、クロスオーバーSDに乗り合わせ。REOは先日エンジンブローでヘッド交換した林道専用の筈のジムニー。「OHしたんだから慣らししてね」って言われてまして、いきなり林道でブン廻しも出来ないので、慣らし兼ねてお尻痛~腰痛覚悟のジムニーで初長距離。
11時の開店に合わせ10:45、形原漁港で水揚げされる鮮魚を握ってくれ名古屋からも態々来店する方が多いと言う「松寿司」(REOの過去ブログにも登場してます)さん着。
目当ては此処だけのオリジナル、メヒカリの握り。皆さん上寿司をオーダー。あん肝の右隣がメヒカリ
メヒカリは、深海魚だけに他の魚に無い独特の食感と甘味を持ち、とても美味しゅうございました。他にもほのかな甘みが旨い生シラス軍艦、濃厚あん肝握り等、お味は想像してみてください。いよいよ始まった「ヲォヤジ3人三河、渥美半島食い倒れツアー」いきなりのフルブースト。
続いては、形原漁港に併設する「味のヤマスイ」さんの魚介類直売所。
店内はこんな感じ、昔ながらの魚介類直売所です。
試食のトロサバ。旨い
同じく試食のメヒカリのから揚げ。
前述の様にメヒカリは水深300m以上に棲む深海魚ですが、三河湾でメヒカリを採る許可を持っている漁船3隻は全て形原漁港に属すのでメヒカリは全量此処へ水揚げされるとの事です。最近では全国へ広がって来たメヒカリのから揚げですが、何でも此処がその発祥の地との事。深海魚メヒカリのから揚げフワッとした独特の食感でお酒のつまみに最高ですよ。
入り口の直ぐ脇に干物炭火焼コーナー。
魚介をその場で焼いて食べる事もできます。炭火焼きで食べる干物はまた格別!
店のおばちゃんお薦め2品の内、先ずはイカ。
続いてシロムツ。
旨いんですよ旨い。しかし不満が…。ビール🍻売ってんですけど車で来店だから飲めない。せめてノンアルビール置いてよとおばちゃんにお願いして。
蒲郡にはラグーナ蒲郡内、アウトレットに併設するオシャレな感じさえする「お魚市場」も有りますが、こう言った知る人ぞ知るって感じの鄙びた漁港の直売所って落ち着いて良い物です。お二人ともご存知なく、次は奥様とお二人でみえると仰っておいででしたが、直ぐ近くに西浦温泉も有るし尾根遺産とお忍びと茶雲海?
極上寿司に干物炭火焼で腹一杯。消化促進の為観光をと訪れたのは「無量寺」さん
仲見世では、初めて見た「幸田の筆柿」切ると筆型が現れます。
日本人の2人に1人が発症すると最新の調査で発表されたガン。このガン封じにご利益があると言われるのが、蒲郡の古刹「無量寺」さん通称「ガン封じ寺」。又、難病や全ての病にもご利益が有ると言われ大人気で多くの方が参拝に訪れます。更に今年は12年に一度のご本尊・西浦不動、御開帳の年。秘仏とされる本尊を内陣参拝できるんです!
本堂での参拝後は、本堂地下にある「千仏洞めぐり」がオススメ。
本堂内は撮影禁止にてweb引用画像
これは中国の敦煌などにある石窟寺院を模倣したもので、ロウソクが灯す薄暗い洞内を歩き、壁面に配置されている千体におよぶ石仏や「ガンダーラ仏」「大日如来像」「厄除け不動明王」「痔病封じ仏」や「中気封じ仏」(中気とは、脳卒中のこと、昔言いましたよね中気って)などを参拝します。つまり此処を参れば全ての病気に効果が有るってこと!!! メタボ、悪玉コレステロール、高血圧、痛風、糖尿その他諸々気になる御年頃のヲォヤジ3人衆、参らない手は無いでしょと時間を掛けて丁寧に参拝。(あっ!○○○さん「水子供養地蔵」も有りましたよ。)暗い通路の壁面には、無数の仏様が彫られており、手を壁に伝うとその形状が確認できます。信州の善光寺も真っ暗な戒壇めぐりは有りますが、無量寺の千仏洞もまた一興です。
本堂手前にある身代わり不動の奥に聳えているのは、中国西安にある三蔵法師ゆかりの大雁塔を復元した日本大雁塔。
お寺の仏塔と言えば、三重の塔や五重の塔が浮かびますが、此処はちょっと変わった煉瓦作り7層の仏塔。西安の慈恩寺という寺は玄奘三蔵が天竺から持ち帰った経典の翻訳作業を行なった寺として知られその経典や仏像を収めるために造られた塔が大雁塔、それを三分の一に復元(高さ20m)したのが、無量寺さんの「日本大雁塔」。
レンガで造られた小さな祠(ミニ八十八ヶ所霊場)が、本堂左の滝不動の辺りから本堂の裏手近くまで延びています。単純に一列に並んでいるのではなく、不規則に配置されています。これも日本の寺では見た事無い風景。
千仏洞めぐりや日本大雁塔にレンガ造り八十八ヶ所霊場など日本のお寺離れした光景ですね。それが珍寺紹介サイトの上位にランクされる所以でしょうか?
名古屋のお2人もご存じ無く初参拝だった「無量寺」さん。珍寺マニアや病に苦しむ方以外には、ちょっとマイナーなお寺なのでしょうか?変わった雰囲気のお寺さんです。
珍寺紹介サイトの上位等とふざけた言い回しをしましたが、病に苦しむ方は切実です。貰ってはいけないので読みませんでしたが、絵馬への書き込みは切羽詰まる物が有ると他の方のブログに有りましたし、千仏洞で涙ながらに祈っている姿を見ると胸が詰まる思いをしました。
大切な方の健康、当然ご本人の健康祈願に是非訪れて見てください。健康である有難みを感じられるそんなお寺が「無量寺」さんです。
若気の至り、ほろ苦い想い出が、一杯の「赤羽Long Beach」
ところで誰と来たんだっけ?多過ぎて誰と来たか分からない訳じゃないですよ。
伊良湖岬手前、日出石門へ向かう途中から見る「片浜十三里」
信州から流れ運ばれた砂だと思うと感慨深いですが、天竜川にも大きなダムが出来、支流には数多くの砂防ダムが作られていますから、砂浜も減ってしまうのでしょうかねぇ?中田島砂丘が、その典型でここ3~40年で面積が激減していると耳にした事が有ります。
こんな写真で超有名な「日出石門」
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波打ち際で調子こいて写真撮っていたら
ざっぶーん大きな波が来て、下半身ズブ濡れ
ガキか!!!
伊良湖岬向かう途中の岩場で、恋路ヶ浜越しの伊良湖ビューホテル
「伊良湖岬灯台」
伊良湖水道は潮流が速く暗礁が続く航海の難所。三河港・衣浦港に出入りする多くの船の指標として、初点灯の昭和4年以来、安全に大きな役割を果たしてきました。太平洋から伊勢湾・三河湾までを一望するその凜とした姿は、思い出に残る灯台として「日本の灯台50選」にも選ばれています。
灯高14.8m、灯火部分の標高は15.5mで、光達距離は、12.5海里(約23km)
灯台背後の高台に建つ伊勢湾海上交通センター。
伊良湖水道を通る船舶の安全を図るため航行管制の業務を担っています。
伊良湖岬は旧渥美町(赤羽根町、田原町と合併し田原市になった)、渥美半島の先端にある岬です。渥美(あつみ)という地名は長野県の安曇野(あずみの)と同様に古代には海人族・安曇氏(あずみうじ=阿曇氏)が住んでいた地と想像されています。
伊良湖岬の突端近くに阿祖の磯と呼ばれる磯がありますが阿祖とは安曇氏の祖(ルーツ)という意味で古代に安曇氏が祖神を祀った場所といわれているそうです。
お宿は温泉ではないので、伊良湖ビューホテルの温泉スパで。
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小高い山の上に有るホテルですので、伊良湖岬が絶景、夕日を見ながらの温泉も最高です。貸し切り露天風呂もございますので…勝手にやってください。
泊りは「料理旅館 玉川」さん。
楽天トラベルで評価5点満点大人気、今回の「ヲォヤジ3人三河、渥美半島食い倒れツアー」のメイン。旅館と言っても釣り宿に和食割烹が合体したような店構えで、昭和の雰囲気むんむんですが、掃除も行き届き田舎の親戚の様な感じも落ち着きます。
近くの福江漁港で水揚げされる魚介類を美味しく食べられると大評判なお宿なんです。
豊橋市内からこんな看板も多く見かけました。料理には自信が有るのでしょう。
実際に、食堂には食事目的の地元のお客さんが大勢居ました。漁港近くで地元の方が多く集うって事は、何より美味しい証拠でしょう。
ちょっとした割烹の部屋の様な専用個室での魚介中心の懐石料理。
先ずは「カンパーイ」
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「口取り」車海老の塩焼き、つぶ貝、鴨ロースト他。酢味噌…とり貝、にし貝。蟹爪入り茶碗蒸し
「焼き大あさり」
地元通称 「ワガ(ユメカソゴ)の煮付け」
この辺でハイボールに変えて、皆呑む呑む
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「ぞうり岩牡蠣」(別注料理)
25㎝は有りそうな大きな牡蠣。ビールの大瓶と比べると大きさが分かるかと思います。
「渡り蟹」
身は甘みが強く、ミソは濃厚。
「渥美牛のすき焼き」渥美半島産の卵で和えて
「刺身盛り」伊勢海老、カンパチ、マグロ、鯛、ウニ、ヒラメ。
伊勢海老のミソも最高。
「浜名湖産 鰻のかば焼き」
当日腹開きし素焼きした鰻を、創業大正七年当時からの継ぎ足しの秘伝の甘辛ダレで仕上げているそうです。
REOはご飯は満腹食べられず、浅利の味噌汁だけ頂きました。
渥美半島名物、「メロン」
部屋呑みは「霧島」。
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3人だし1.8Lの紙パックで十分だと思ったのに、夕食時あれだけ飲んだと言うのに殆ど空に…。呑み過ぎだって!!!某お方は、タバコを吸いに行って喫煙コーナーのソファで寝ちゃって、いっくら起こしても起きなくて朝まで寝ちゃうし…。御本人の名誉の為、画像は貼りません。
朝食は・鰆の西京漬け・関東風玉子焼き・野菜の炊き合わせ・釜揚げしらす・味付け海苔・納豆・生卵・ご飯、味噌汁、漬物。
「呑み過ぎた」とか言いながら「おかず多過ぎ~」とお二人は朝からご飯大盛り2杯。REOは1杯にしときました。
遅くまで呑んでいましたので、朝食後部屋に戻りチェックアウトまで2度寝しちゃいました。
チェックアウトして向かった先は、こんなでっかいメロンの看板の宿のおかみさんお薦め「ニュー渥美観光」さん
とてもメロン食べ放題など無理。メロン1/2カットとメロンジュース。
S氏お勧めの田原市「蔵王山」。山頂には展望台があり眺めは真に絶景。
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車に忘れてweb引用画像
渥美半島、三河湾に田原メガソーラー発電群、風力発電の風車群を一望することができます。
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車に忘れてweb引用画像
訪れたのは昼間ですが、蔵王山の夜景は「日本夜景100選」だそうで、ロマンティックな夜景を尾根遺産とどうぞ!
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車に忘れてweb引用画像
展望台は22時まで営業しています。🏩23時からの宿泊にイイ時間調整。行政も気が利きますよね。
食い倒れツアー〆は何にする???ここまで来たら浜松は目と鼻の先、浜松餃子の名店を聞こうにも浜松在住「愛しのmixiの君」は疎遠だし…。(てめェーが勝手にSNS休み取ってたんだろ!ってどつかれるか?)
そうだ!以前小耳にはさんだ豊橋のBグル「豊橋カレーうどん」行ってみっか!と!
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3人共に知らなかった「豊橋カレーうどん」ってどんなもの?って疑問をお持ちの方は☟
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向かうは、「豊橋カレーうどん」の人気店らしい「勢川 磯辺店」さん。
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13時過ぎているも駐車場満車で空き待ちにお店の周りをグルグル。何とか車を停めるも店内で5客待ち。まぁ胃がこなれるのに都合がいいとゆっくり構える。
REOは豊橋カレーうどんにトッピングでヒレカツ、お2人はエビフライをトッピング。
先ずはエビフライ入りが着丼。
ちょっと甘めなカレーに、モチッっとしたうどんが絡んだ『カレーうどん』です。
うどんを食べ終え、ご飯の部に突入します。カレーライス登場の絵面は何か食べかけの様で、美しくないので画像は有りません。ご飯とカレーの間には、とろろと勢川磯辺店オリジナル?モッツァレラチーズ(味を調えてあるとの事)が、ご飯を覆っています。そして、このとろろとモッツァレラチーズの膜を破って、ご飯とカレーを混ぜ合わせて食べると新感覚のカレーライス。
1ドンブリでカレーうどんとカレーライスが、味わえる。誰が考えたんだろう?凄い発想。REO的には、とろろとモッツァレラチーズに甘みが有るので、カレーがもっとスパイシーな方が味の変化が有って美味しいかなぁっと
次ですか?1プレートで味が混ざるのも嫌いなREO的には、別メニューをオーダーすると思います。
豊橋カレーうどん完食し解散。これで2日間に渡る「ヲォヤジ3人三河、渥美半島食い倒れツアー」終了です。帰路お2人は前日の形原漁港で酒のつまみの海鮮をしっかり買い込む予定とか…。腹一杯なのにきっと又、何か食べて帰ったんだろうなぁ
SさんYさん楽しかったですね。お世話になりました。長いブログに御付き合い頂きました皆様ありがとうございました。次は知多半島でフグメインの食い倒れツアーやりたいなぁ!その時は皆さん参加してくださいね。