
皆さんこんにちは。
今日は7月30日ですね。
7月30日は自分にとって、とても大切な日でございます。
7月30日は、私のもとにDC5インテグラタイプRが納車された日です。
今日で、納車されて12年になりました。
なんだか、時間の経つのはとても速いですね。
新車で購入して、いつまでも新しいと思っていたら、もう12年落ち。私がDC5を購入した日に産まれたお子さんは、いまでは小学6年生ですよ。
そりゃ自分も年をとるもんだ(笑)
12年、振り返ってみると、本当にいろんなことがありました。
販売2ヶ月前にディーラーで予約して、「7月30日に納車ですね」と言われた時は、買ったという実感が全く無かった(そりゃあ、発売前で物はないし、カタログを見てのサインですから)。
でも、平成13年7月30日、ディーラーに置いてあったインテを見て「今日からこれに自分が乗るんだ」と思った時の、あの昂揚感と武者震いのようなものは、いまだに忘れられずにいます(ちなみにそのディーラーでは自分のインテは2台めの納車だったそうです)。
はじめて車に乗り込んだとき、本当に衝撃を受けました。
「ノーマルで、ここまでヤル気のある車があるんだ」と。
それまで乗っていたコンパクトカーと同じ感覚でクラッチを繋いで発進しようとしたら、タコメーターが「シュオォォーーウン」と、ものすごい勢いで跳ね上がり、ビビッてエンスト(笑)
ディーラーの駐車場で社員全員が見ている中、恥ずかしい思いをしました(´∀`*)
それから、帰り道は本当に楽しかったですね。
レスポンスの良いエンジン、ショートストロークでカチッときまるシフト、制動力の高いブレーキ、異常に固い足回り(笑)、慣らしでエンジンは回せなかったけれど、「これは速いな」とすぐに感じました。
初めてDC5で会社に行ったら、男どもが車に群がる群がる(笑)
当時、工業団地の中にある会社に勤めていたのですが、昼休みになると…
他の会社の社員が自分のインテに群がっている(爆
状態が2週間くらい続きました(これ、マジです。まるでレース前のGTカーのようでした。今では考えられないですね)。
1年目はスタッドレスタイヤを買うためにホイールを新調しなければならなかったのですが、この車…オフセット+60という意味不明(しかもブレンボキャリパー)、かつ新しい車ということで、適合するホイールが見つからなかった(当時、購入した方は分かりますよね?)
定番のTE37やSSRタイプCははみ出る、P-1レーシングやADVANはキャリパー干渉…
当時、上記のホイールを「ギリギリ大丈夫」といって履いていた報告を、ネットでよく見ました(笑)
自分は、たまたまカー雑誌に載っていたショップのデモカー(S15)に履かせていた「エンケイNT-03」が、ギリギリ収まりそうという話を聞いて、タイヤ館で一か八かの賭けに出て発注(爆
本当、ギリギリで収まりました(;´∀`)
このNT-03も12年落ちですが、今も気に入っています(1本潰してしまいましたが…)。
ちなみに現在レイズから「CE28(派生モデル含む)」が出てて、これを履いている方も多いと思いますが、私の記憶が確かなら、
このCE28の最初のラインナップはDC5用であった
はずです。当時、「レイズさん、あまりにも履けるホイール無いから、特注で作ってくれたのかなぁ」とか思っていました(笑)。今は色々な車種でラインナップされています。
でも、ホイールとスタッドレス、17インチの値段の高さに、はじめてこの車の維持費の高さを実感し「無謀なローンの組み方してしまったなぁ」と悔やんだのもいい思い出です(若かったので…)。
2年目は、以前ブログでも触れましたが、サーキットに持ち込んでスピンの連続→いかにこの車を早く走らせることが出来るか?という事に没頭し…
3年目は、最初の車検で「マフラー変えたいなー、無限のショックにしたいなー」とかやったら、車検代が50万円を超えてまた苦しい日々の始まりに(アホですな…)
そして4年目、5年目と時は過ぎ…
震災も乗り越え(当時、すでにパンダ状態だったので、ガソリンスタンドに並ぶのは凄い忍びなかった…)
そして、今日、12年目を迎えました。
しかし、このDC5という車は世間ではあまり評価されず…
「メジャーになりきれなかった不遇のタイプR」
というレッテルを張られる始末…
しかし、DC5に乗ったことのある方は分かるはずです。
DC5は次代を見据えたスポーツカーのあり方を作った車であると。
2リッターNA車にブレンボ、当時は考えられませんでした(しかもブレンボ搭載はホンダ車初)。
しかし、「本気でサーキットを走る、これだけのスペックの車ならオーバーキャパでもない、むしろあって当然(ポルシェと同じ考え方だと土屋圭一さんも話していました)」
国産車ではクラス初の全段マルチコーンシンクロを採用したことにより、6速まで小気味の良いシフトフィーリングを実現したこと。
私は、世間がどう思おうと、
「DC5は、ホンダの心血が注ぎ込まれたタイプRであることは間違いない」
と思っていますし、胸を張って言えます。
と、ここまで熱くDC5について語っていますが、実を言いますと私…
「正直、ここまで長く乗ることになるとは思っていなかった」
のです。
いや、この車に不満があったわけではありません。
以前のブログ(競合した車はありますか? )にも記載しましたが、私はスポーツカーが大好きなんですよ。友達のS15シルビアやランエボⅤ、Ⅵ、Ⅶあたり、サーキットで借りて振り回してみたり、色々なスポーツカーを前にしては、目を輝かせる人なのです。
なので、自分はこの車を4~5年乗ったら、下取りに出して、違うスポーツカーを買う…ということをするだろうと思っていたわけです。ちなみに親戚には3年周期で車検前に程度のいい状態で売って、違う車を買う、というのをやっている方もいます(従弟なんですが)
しかし、1年、そしてまた1年と時間が経つにつれ、
一緒にいる時間が経てば経つほどに…
「まだ、DC5に乗っていたい!!」
と、強く思うようになりました。
そして気が付けば、12年…
もはや、私のDC5に対する気持ちはLikeでは無く…
「この気持ち、正しく愛だ!!!」
と、声を大にして言いたい状態なのですΨ(`◇´)Ψ
なので、DC5には、これからもまだまだ頑張ってもらわなくてはなりません。
自分同様、だいぶ年をとってしまったので、近年トラブルも増えてきたけれど…
絶対手放しません!(`・ω・´)
なので、DC5やその他タイプR,いやスポーツカー全般に乗っておられる方々…
お互い、維持が大変な車ではありますが、
末永く乗ってあげましょうよ!
最後に、私がDC5納車の時にディーラーの方から頂いた記念品が出てきたので軽く紹介します。
まず、一点目はこちら。
インテグラタイプRの刻印がされたキーフックです。
私は車のキーにつけていたのですが、文字が擦れて消えてしまったので(;´∀`)
現在はスペアキーと一緒に保管しています。
つづいて二点目。
ブレンボキャリパーをあしらったキーホルダーです。
ホンダ車初のブレンボ搭載車ですから、記念と言えばいい記念ですね。
でも、純正ローター穴あきじゃないけど…(;´∀`)
そして三点目はこちら。
1/43スケール・ダイキャストモデルカーです。
タイトル画像はパッケージにしまってある所ですね。
ケースから出すと、こんな感じです。
横から。
後ろから。
アングルを変えて。
ついでに下周りも。

中央にネジ穴があり、土台にセットできるようになっています。
以上3点、これからも大事に保管していきたいです。
平成25年7月30日現在、総走行距離169909km。
とりあえずの目標は、20年30万km辺りでしょうか?
うーん、この車を降りるというのが想像できない(笑)