2022年03月11日
ここにはコアなフットサル関係者はいないと思うので独り言になりますですが・・・
なんだろうな、この
①当然しながわが入替戦に大勝してF1昇格するはずだった
②それを長野が阻止してF1に居座った
③フットサルの盛り上げを止めてしまった
・・・という訳の分からない風潮は。
フットサルを紹介しているオフィシャルに近いHPなどでは単に「長野残留」という視点で論じているので特に気にならないが、おそらく関係者であろう人やジャーナリストを自称する連中のブログなりSNSなどはもう「しながわかわいそう」「しながわにかける言葉がない」「どこよりも練習していたのに」「しながわのキャプテンの心情やいかに」的な論調ばかり。
いやいや、結果が全てでしょ。
そしてF2で優勝してもF1の最下位に勝てなかったでしょ。
F2とF1ってそれだけ「差」があるってことなんだよ。
長野にパワープレーされたときの守りってほぼ無策だったよね?
「命を賭して戦った」割には同点ゴールも逆転ゴールもほぼ同じミスだよね?
第1戦に勝って、第2戦前半2-0でリード。これで「勝った」って絶対思ってたよね。1点取られた時点でビビッて完全に足止まってたよね。
だからさ、負けるべくして負けたんだよ。
まだF1で戦う資格はないってことなんだよ。
選手監督はもちろんだが、周りもちゃんと目を覚ませ。
それがわからんうちはいつまでたっても昇格できんぞ。
あと「しながわはどこよりも頑張った」みたいに長野を見てもいないくせに言ってみたり「長野がどんだけ頑張ったか知らないけど」みたいな下品な捨て台詞をネットで吠えるのやめろ。
そして、確かにそれほど盛り上がってきてはいないフットサルではあるが、「しながわが昇格できなかったから盛り上げを止めた」っていう自分本位の思い込みも止めろ。
長野がしながわ以上に頑張ってきたという結果に他ならない。
Posted at 2022/03/11 08:51:05 | |
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2022年03月08日
奇しくも昨年と同じカードが組まれたFリーグの入替戦。長野対しながわ。
昨年しながわは「トルエーラ柏」というチームでしたが、今年は名称変更、ホームタウンも品川区に代わっていました。で、F2リーグを「連覇」し入替戦へ。
片や長野は3年連続F1最下位。1年目は自らF2降格を申し出たチームなどがあり入替戦自体がなく、2年目は柏にF1ライセンスが付与されずやはり入替戦がなかった。3年目にして初めて長野は入替戦を戦う事になりました。
元代表選手などを招集しF2リーグをダントツで優勝したしながわ。対して昨年同様最終戦までもつれ込んだものの、最後は最下位に沈んだ長野。
表面的な記録だけ見れば「しながわの昇格確定」と思った人も多いでしょう。予算も潤沢で、元代表をはじめ有力選手を複数引き抜いてきたしながわと、プロ契約選手0・外国人助っ人0で、他のF1チームで出場機会に恵まれなかった選手が主力の「雑草集団」長野。昨年F2にも拘らずカップ戦で日本一になっているしながわと、F1最下位の長野とじゃ・・・って。
ただpenguin!は仕事柄両チームの試合を見る事が多く、F1とF2のレベルの差も分かっていたので、まぁ互角。F1で戦ってきた長野が残留と予想してましたが、第1戦は長野が先制して後半試合終了間際にしながわが逆転して2-1。反対に第2戦はしながわが前半2点先制しましたが、後半長野が逆転の3-2でした。
この入替戦、レギュレーションがよくある「どちらかが2勝したら勝ち」ではなく「勝ち点制」で、勝ち点・得失点差が同じときはF1チームにアドバンテージを与えて長野が残留というもの。まさにそのスレスレで長野が残留という結果になりました。
予想通り。
ま、F2とはいえ「勝ち続けてきた」しながわは「長野になど負けるはずがない」と自信を持っていたでしょう。それが追い上げられて「こんなはずでは」と選手も監督も思ったあたりから崩れていったと思います。スポーツあるあるです。
フットサルにはアイスホッケー同様「パワープレー」というモノがあります。ゴールをがら空きにして5人で攻める。リスクも大きく捨て身の策でもあるのですがしながわは、切迫した状況で互角以上の相手にパワープレーを仕掛けれれる経験があまりなかったのでしょう。3点ともパワープレーでの失点でした。
試合後の監督コメント「ウチのほうが走れるから」「長野にリーグ戦ではやっていないパワープレーの形があった」
同じく主将のコメント「絶対に負けるわけないと思っていました」「神様がいるなら絶対、僕らはF1昇格できると思っていた」
共に長野サイドに立って見れば「思うつぼ」。相手の「過信」「慢心」としか受け取れないですね。長野寄りのコメントなのは、勿論penguin!が長野市民だからです。
しながわを擁護するSNSには、どこよりも練習してきた・・・というようなコメントもどこかにありましたが、その人は「じゃぁ長野がどれだけの練習をしてきたのか」は見ていないわけで。
スポーツあるあるです。スポーツは強いチームが勝つのではない。勝ったチームが強いのです。基本のキです。
試合自体は今後のフットサル界に期待が持てる、大変好ゲームでした。
両チームの来期が楽しみです。
Posted at 2022/03/08 15:34:19 | |
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