純正サイドシルプロテクター取り付け　　その１

入手してからなかなかＱＸ１の色目が合わず取付できなかったサイドシルプロテクター。

何とか色目を合わせ塗装が完了しましたがいざ取り付けようとすると雨・・・
天気が良い週末には嫁さんの用事でセレナがないなんて状態で時間だけが経過してしまいました。


そんなこんなしている内に取付説明書なるものや各種クリップやグロメットが全て入ったフィッティングパーツ一式も入手でき何とか取り付けに向け準備は整った感じです。

まずは愛工房で購入したモールをサイドシルプロテクターに貼り付けました。

純正品はもう一回り太いんですが値段がかなり高いのでこれでよしとします。

本来このサイドシルプロテクターを新品で購入した場合、取り付け用の穴を開けるための型紙があるのですが、今回はオークションでの中古品購入であるため入手できませんでした。

メーカーに問い合わせても型紙の単品購入は不可と言われました。取説を見てみると型紙の部品番号はあるようですが・・・

ということで型紙なしでエアロを取り付ける場合に取付穴の位置を確定させるやり方を自分なりに考えて作業開始。

サイドシルプロテクターの裏には片側８ヵ所の取り付けクリップがあり、車体にはそれに対応した８ヵ所の穴（φ７５ｍｍ）を開ける必要があります。

今回はクリップ等取付パーツは全てフィッティングパーツアッセンで購入したのでプロテクターに元々付いていた古いクリップを穴の位置を確定させる道具として使います。

まず、クリップの突起部分をカット。
カットした丸い切断面に同じ形の丸型の薄いゴムを瞬間接着剤で貼り付けます。

カットしたクリップをプロテクターの８ヵ所の取り付け場所に取り付けます。

ここで前輪側のトルクスネジ（T2）を外しておきましょう。

さらに後輪の画像の位置にゴムで挟みこむ変形スプリングナットを取り付けます。

次にサイドシルの裏側に多数のゴムキャップがありますが、そのうちの５ヵ所を取り付け用グロメット（大１・小４）に取り替えます。

交換箇所はプロテクターの対応する穴の位置を見るとすぐにわかります。

⑤⑥２つの作業をしておかないと次のプロテクターの仮付けができません。

プロテクターに取り付けたゴム付クリップのゴム部分に乾きにくいインクか塗料を塗ります。

その状態でプロテクターを前輪・後輪側のそれぞれのネジで車体に仮付けします。

そしてプロテクターを外すとゴム部分に塗っていたインクがスタンプとなって車体に残ります。

このスタンプ跡を取付穴の位置とし中心部にポンチを打ちます。

ポンチした箇所を３ｍｍ→６ｍｍ→７．５ｍｍとドリルで徐々に拡大しながら穴あけしていきます。

穴あけの後はドリルの金属粉がサイドシルの中に入りますので掃除してタッチペンでサビ止めしておきます。

※ちなみにボクは狭いところに落ちたネジを拾うときの磁石式のピックアップツール（細い伸縮式）を７５ｍｍの穴に入れたり⑥のグロメットを取り付ける穴から金属粉を取り除きました。

画像は穴あけ後のサイドシルです。


その２につづく・・・