この間、NewインプレッサSTIに乗ってきた。
現在愛車BL5は入院中のため代車生活も1週間が過ぎた。代車はNewインプレッサNA。室内はかなり広く感じ視界もいい。気になるところはパワーと静粛性くらい。このクラスの車としてはよくできているように感じる。さて、このインプレッサの最強バージョンであるSTIでは、この代車からどれだけのパフォーマンスアップが図られているのか、楽しみだ。
Dラーの方から新しい機能の説明をいろいろと受ける。エンジンのかけ方、SIモードの違い、フロントデフの操作方法。こう見るとかなりの部分で電子制御されているんだなと改めて実感。車に乗り込みオプションパーツのレカロシートに身を委ねる。
いよいよ、某堤防沿いの試乗コースに早速コースイン。流れは良く、対向車先行車ともにほとんどいない状態。絶好の試乗日和!まずはS#モードで怒濤の加速を味わう。3000rpmも回っていればトルクが湧き出てくる。加速Gを本格的に感じ出すのは5000rpmを過ぎてから。今回は1速からのフル加速は試せなかったが、1速であれば4輪とも滑るのではないかと感じさせる加速だ。しかし、覚悟を決めて踏む、といった身構えは不要だ。ワイド化されたボディとタイヤ、しなやかなサスペンションのおかげで余裕をもって踏んでいける。気がつけば、速度計が…(自主規制)といった感じなのだ。ボディ剛性は上がっているが、同乗のDラーマン曰く「しなやかさを重視しました」と。その言葉に嘘はないだろう。ボディは「ただ固めればそれでいい」といったものではない。剛性を上げれば、どこかに逃がしの部分が必要になる。その逃がしをどこにどれだけかけるか、そしてどうすれば車を前に進める力となるのか、これが非常に難しいのである。相反するこの2つを高い次元で両立しなければならない。NewインプレッサSTIは、その点に関して大きく進化したと言える。このご時世、パワーを出そうと思えばいくらでも出せる。そのパワーを生かし切れるかどうかは、サスペンション・タイヤのファクターも大きいものの、やはりボディ剛性で決まる。
「踏んでも怖くない」これが私の感じたNewインプレッサSTIの感想である。インテリジェント・S・S#の3つのモードの切り替え、その他多くの進化をしているNewインプレッサSTI。私としては、まずそのボディのしなやかさを体感してもらいたいと思う。
なぁ~んて書いたものの、あのパワー&ボディ剛性、BLにも欲しい~!乗るんじゃなかった


Posted at 2007/11/02 17:15:00 | |
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