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　このミスの2007年度第１位の「独白するユニバーサル横メトリカル」の中で、出てくる言葉に《最近接の法則》がある「人間の行動は敢えて意図しない場合は」この法則に基づくのだそうだ。「複数の選択肢をもっている場合は必ず労力のいちばん少ない方法を採る」のだそうだ。
　
　そこでこのような法則があるにもかかわらず、人間が最短距離だと思って選択するものにはかなりバリエーションが存在する。

　これは、選択ルートを決定する際に、決定に至る要因が、個々人のイメージによっているところがあるということらしい。これが《心の地図》だそうだ。

　ＡからＢまでのルートを選択する場合、渋滞の状況とか、道路幅、鋪装の具合とか、信号の数とか、確かに検討している点がありますね。

　先日も知人の運転で目的地へ向かう途中も、確かに近道ではあるが、もっと短縮する方法もあるのに、それは選択しない。そもそも本線的な道を通っても渋滞などはしていないし、距離をそれほど短縮できるとは思わない。せいぜい信号が少ないくらいだろう。しかし、もっと近くする方法もあるのになぜそれを選択しないのか聞いてみたいが、億劫だったのだ。