タイヤの慣らしが終わってもう一皮剥いてしまいたいのと、5年前に計画したものの
なんちゃらウイルス蔓延で断念したのを今回実行に移そうと思いました。
深夜出発…まず最初に寄ったのがこちら
コインレストランコウランです。
ここでは天そばを食べた次第。やはりあれ(川鉄カレーライス自販機)の復活は
望めない模様。コーヒーを飲んでから出発、道の駅ごいせ仁摩にて仮眠。
続いて寄った先はこちら
後藤商店(本店)です。
富士電機めん類自販機3台あるうち1台故障中、もう1台は売り切れ、最後の1台で
残っていたスタミナうどんを食べた次第。2箇所休憩挟んで寄ったのが…。
高杉晋作誕生地です。現在は南側だけ一般公開されているとか。
続いて寄ったのがこちら
野山獄跡です。晋作の師、吉田松陰が囚えられ…そして晋作自身も禁門の変に
おける来島又兵衛説得の失敗と脱藩の罪を問われて投獄
(これは政務役・周布政之助が晋作の命を救おうとしてという説あり)。
ここでは英・仏・米・蘭の4カ国連合艦隊との戦いの後行われた第一次長州征伐で
正義派と言われる面々が保守派の血の粛清で斬首された場所でもあったりします。
(年末時代劇SP『奇兵隊』劇中、萩城で切腹した椋梨藤太(演:長門裕之)は
史実だとここで斬首されてます。粛清した上に自身も粛清されたといえば
フランス革命でジャコバン派の指導者でもあったマクシミリアン・ロベスピエールを
彷彿とさせますね。今度は松陰神社など含め再訪したいところです)
続いて寄ったのがこちら
萩から山口に拠点移動した際建てられた「山口政事堂」正門です。
第一次長州征伐時、恭順の意を示すため毛利敬親親子が萩に蟄居謹慎の際
建物の殆どが破却処分された…ということになってますが、これは諸説あり
瓦を全部割っただけでとかなんとか有耶無耶になったという話も。
晋作の功山寺決起で正義派が再度実権を握ると山口政事堂も再建され
四境戦争で勝利の後敬親親子も山口に戻り正式に拠点としたとか。
続いて寄ったのがこちら
井上聞多(井上馨)遭難の地です。
年末時代劇SP『奇兵隊』では萩原流行が演じてましたね。斬りつけられて自宅に
運ばれた聞多が介錯を求めたのは史実だと兄ですが、劇中だと長州力士隊の
勝五郎(演:大門正明)です。母が止めたのと偶々所郁太郎が訪れていて
手当をしたのは史実のようです。
そこを出て次の休憩地はこちら
壇ノ浦パーキングからの関門橋と関門海峡の展望です。
そして九州上陸後、対岸から見た展望です。
門司港駅とホームです。『夏草や兵どもが夢の跡』という印象です。
続いて…門司といえば出光興産(創業時は出光商会)創業の地で、出光美術館(門司)に
ある併設展示の「出光創業史料室」
を訪れたかったのですが、なんと本館展示品入れ替えのため休館…仕方がないので
創業の地を訪れた次第。
行きが上なら帰り?は下でということで
関門トンネルを通過し、次に寄ったのがこちら。
功山寺です。ここでどんな思いで晋作は決起したのか…と考えてみたくなりました。
余談ですが、功山寺決起から参加していたのが伊藤俊輔(後の博文)で、後から
参加した山縣狂介(後の有朋)に対し終生マウントを取っていたとかなんとか…。
功山寺を訪れたら当然?こちらへ…
晋作の墓のある東行庵です。ここは元々山縣有朋が草庵を建てていて、晋作が
奇兵隊の本拠のあるこの地に埋葬してほしいという遺言で葬られたとか。
後に晋作の愛人おうのが出家した際山縣は草庵を贈ったとされてます。
次に寄ったのはこちら

貝汁で有名なみちしおです。
蓋開けずに撮りましたが、あさりが本当に濃厚でした(通販で購入可能)。
ついでに?裏の温泉で一休み…。
道挟んでむこうのうどん屋「ウエストリバア」、店名は社長の名前(西川)が由来とか。
それじゃまるで鳥取県にある紳士服メーカー「グッドヒル」じゃないか
(こちらは創業者の名前が吉岡)。
のんびりまったり?2号線バイパスを走って…やがて見えた?のが
フェンス越しですが宇部伊佐専用道路(旧宇部興産専用道路)です。
日本一長い私道として有名で、各種法律適用外ですが運転には当然UBE三菱セメントの
許可が必要かつ社内審査と講習を修了し、資格取得しないと走行できません。
ルールも厳格で違反すると資格取消の憂き目に合うことも…。
その後大村益次郎夫妻の墓と大村益次郎出生地を訪れてから本日の宿、
昭和感満載の長沢ガーデンへ…。
メリーランドで人気のポテトを買ってから奥にある宿泊棟入口から入ってチェックイン。
部屋に荷物を置いてから温泉ロビーにある自販機でチューハイを購入。
ポテトをつまみにそれを飲んで…。
これは山口原産の山口ゆずきちサワーですね。部屋でしばしゆっくりしてから
温泉へ…。予約時に言われてましたがインハイの学生らと大浴場で遭遇。
洗い場が空くまで出たり入ったりの繰り返し。
日が暮れかかった頃に食堂へ。
釜飯が20分くらいかかるとのことと、大村益次郎出生地でもある鋳銭司なので
冷奴と冷酒を(こじつけと言われればそれまでですが(笑)。ちなみに年末時代劇SP
『奇兵隊』で大村益次郎(村田蔵六)を演じていたのは片岡鶴太郎で、劇中では
湯豆腐つまみに熱燗飲んでました。飲み終わってテレビ見てたら刺身釜飯定食が。
食堂の画像などはググってもらえればと思いますが、本当に昭和感満載です。
部屋でうだうだしているうちに…寝てしまってました。