• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2018年10月14日

エレクトリック・ランデヴー

エレクトリック・ランデヴー











今日は久々にギターを使って遊んで来た。

隣の街で、私の関わる団体が、社会的実験をやり、「コト」を持ち寄って
物物交換をするという試みである。

厳密ではないので「モノ」を持って来た人も居たが、それを使って何が
他者にサービスできるか、というような試みである。

私はメッセージボードに「リクエストに応えて一曲演奏して、一緒に歌います」
というような遊びを堤供することにした。




ところで、アンプラグド、電気の要らないギターは屋外どこでも持って行ける。

この素晴らしさに、早くから気が付いていたが、私が人前でギターを
弾くのは滅多に無い。

そんな一日を終えて、家に帰り、今日一日を反省しながら、
こんな文章を読んで、いろいろ考えていた。






私は自由と言うことについて、いつも意識している。

何からの自由にしても、そこに至るまでの道のりがあり、最初から自由
という言葉があったとしても、それは思い付きに過ぎない。

今は個人的に金銭が足りなく、毎日苦労しているが、その考えに追われると
他の大事なことを考える余裕が無くなる。

自由とは、余裕を持つことなのでもある。だが少し違うと思う。



で、今年大変だったのは、電気のことが一番大きかった。
台風や大雨、地震の被害がこれだけ続いた年は他に記憶が無いのだが、
今夜は上記リンクの記事を読んで、ハッと思った。

私たちの暮らしは、今恐ろしい方向に傾斜しているのでは、ないかということ。

2枚目から30年くらい昔の写真を貼っているのは意味が有る。

今年は停電が、各地で多く発生して、困った人が多かったこと。
その後にいろんな議論が出た。

北海道の大規模停電は、今原発を停止しているから、これだけ大規模な
被害が出たと言う意見も多く出たし、ここでは議論しないが、原発推進、
容認派の人は、真っ先に理由にした。

だが、気が付くと、私たちの暮らしは、30年前に比べて、驚くほど
電気なしでは暮らしが成り立たなくなっていないか。




昔は、鉄道の幹線でも非電化は、地方に行くと残っていたし、電化推進は
90年代くらいまで、「悲願」の立て看を、地方に行くと線路脇に見かけたものである。

その頃は何の痛みも感じなかった電気なし物件が、いま、電気が止まると
たちまちパニックになるものが多い。

まず住居が最たるもので、タワーマンションはエレベーターも、水道の揚水ポンプが
動かないと、水も断水する。

スマホも、当座は使えるが充電は一日くらいで無くなり、数日以上の停電が
続くと大変不便なことになる。

家電を廃止している人も現在は多い。通話機器は、停電でも使えるひと昔前の
ものが、結構少なくなって来た。




カメラもそうであろう。フィルムと現像と言う時代は、すっかり過去になったが、
充電電池があるから、デジカメは駆動する。

しかしアナログの時代、家で現像できたら、イメージングの仕事は電気なしで
済むことも出来たのである。


パソコンで文章を書くのは、当時無かったから、電力使用前提であるが
書くことは、電気以前からの筆記用具で用を足すことが出来る。
私はまだ、紙の手帳と万年筆を併用している。

手帳を廃止した時期は短期間で、後から記録を検索するのにいちいち
パソコンを立ち上げたり、最大の誤算は消滅があるから、手帳を復活した。


最後の大物が自動車である。



次に電力不可欠になるのが、一部はもうなってる自動車だと思う。
ハイブリッド電源、もしくは完全電気自動車は、未来の象徴に見える。

しかしこの流れを、ある意味危険なことかもしれないと思う。
こんな思いを持ち始めたのは、つい最近のことではあるが、
PIHVになり、家でもコンセント充電を謳う時代に、「まてよ」と思うように
なったのは、
災害時に乗れるクルマが、一番クルマらしい「自動車」だと思う。

もちろんガソリン/軽油は要るが、これは貯蔵できるので、ある程度の
供給ルートがあれば戦争でも起こらない限り、何とか車は走れる。

電気万能の考えは、いつくらいから起こったのであろう。
そして今、代替エネルギーのことは、毎日言われているが、
風力発電とか、結局メソッドは電気式だ。

私は原子力発電について専門家でもない。

しかし安価に(かもしれない)電力を得る方法で、プルトニウムなどの
元素を反応させ、莫大なエネルギーを得る引き換えに、地上に出せない
物質を生むやり方は、半世紀経ち、転換構造に入ったと思う。


電気に関しては、明治以降に普及したインフラで今日、最も影響の強いもの
であろう。

そのエネルギーの作り方と使い方を、私は否定はしないが、
「何でもかんでも」一つの動力源だけを頼りにするのは、今回危険と思った。

台風地震がもたらした停電は、「電源消失」の恐ろしさそのものである。

原発自身が、自分で誘爆する危険回路だった訳だ。


ここは、自動車に関するブログなので、今後の行方は非常に気にかかる。

しかしアナログレコードの良さのように、化石燃料式の自動車は、
完全に無くならないと考えるべきなのではないだろうか。

ヨーロッパの一部の「進んだ国」の考えている全廃は、
電気の消失した事故の場合を想定していない、
ちょっと勘違いではないかと、
私は考えをまた、方向転換しかけている、最近である。




ブログ一覧 | 思うこと | 日記
Posted at 2018/10/14 09:39:05

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

ホイール綺麗にしたーい!!
ぽにょっちさん

試してみたい🎵使ってみたい🎵
ホワイトベース8号さん

ホイール深部まで洗いたい。
Cocacchiさん

富士ビューホテルと枝垂れ桜 202 ...
kitamitiさん

㊗️👯‍♀️㊗️・みんカラ歴11 ...
クロリンパ@CHANSさん

ホイール🛞の…裏のウラまで綺麗に ...
凛とした空さん

この記事へのコメント

ユーザーの設定によりコメントできません。


プロフィール

「日産、ダイハツ、トヨタ、そしてテスラとBYDと http://cvw.jp/b/176891/47573049/
何シテル?   03/06 04:50
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

趣味とかその対象はどうなっていくのか 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/01 18:15:22
タイ製L70ミラ・ピックアップのすべて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/22 10:52:34
春の1200kmツーリング・中国山地の尾根を抜けて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/05/11 05:49:46

愛車一覧

ホンダ スーパーカブ50 プロ ホンダ スーパーカブ50 プロ
中古のスーパーカブを買いました。 原付に乗るのは40年ぶりです。
フィアット 850 車の色は空のいろ。 (フィアット 850)
2016年10月、三年半かかった車体レストアが完了し戦列復帰、その後半年、また以前のよう ...
プジョー その他 26インチのスポルティーフ (プジョー その他)
高校の時から乗っているプジョーです。1975年購入。改造歴多数。数年前に自力でレストアし ...
シトロエン ベルランゴ ゴールデン林檎 (シトロエン ベルランゴ)
還暦過ぎて、最後の増車?!。 見たこともなかった人生初のRV車を、九州生活のレジャーのお ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation