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2013年03月21日 イイね!

人が車を愛する理由

人が車を愛する理由車に関連した心理機制のclevelar@的解説と解釈。

赤ん坊を見せられて、「可愛いでしょう!?」と言われても、正直者の私は返答に困ることがあります。
どう見ても、お世辞にも可愛いという感情が湧かない。親にしてみれば、目の中に入れても痛くない子供でも、他人の私にとっては、ただのうるさい生き物でしか無いのです。
赤ん坊を車に置き換えても、これと同じようなことが言えるのです。

自分の車をもっと格好良くしたい。他人と違う車に乗りたい。自分の車が一番よく思える。クルマに乗ると人が変わる。
車というものは、購入以前または購入後も内的、外的条件で色々な心理的葛藤が起こる、めんどくせー乗り物であります。

また、クルマは、こつこつ改善させる過程、またはその結果が楽しいという、不満足な点が趣味になってしまう面も持ち合わせています。
しかし、欲求が複雑多岐になると、欲求間の矛盾が多くなり、目標が高すぎると、外的環境要因がそれを許さなくなり満足が得られなくなります。

欲求不満が起きた場合、心理機制が働き心の平常を保つようになります。それは、意識的にも、または無意識的慢性的にも、人間の行動様式に影響を及ぼします。

心理機制には、いくつかの種類がありますが、車の不満足な点に関しては、主に合理化(rationalization)の心理機制が働いております。
合理化とは、欲求不満を理屈づけて正当化することによって、かりそめの満足を得ることです。やせ我慢、屁理屈、自己満足などもこれに当たります。

いろいろな車に試乗したけれど、自分の車が一番良い(不満な点もあるけど、すべて許せる範囲)と思えるのも、合理化の心理機制が働いて、妥協しているわけです。
それは、一瞬の間に決着することもあれば、しばらくの間、モヤモヤした感じで悩むこともあります。
他の車と、自分の車の違いを、一つ一つ検討して優劣をつけ、心のなかで整理していき、総合的に自分の車が優っていると思えた場合は問題はありません。

しかし、どうしても他の車のほうが、良く思えてしまった場合(浮気心)、自分の車に乗るたびに、劣等感に苛まれてしまいます。
それを完全に解決する手段は、良いと思う車に乗り換える以外にありません。しかも、それで内的葛藤を克服できたとしても、新しい車を購入するにあたっては、価格の問題などの外的環境条件で、再び葛藤がおこります。

私は、クルマ ≒ 人のようなものと考えます。
これは、車に限ったことではありませんが、行動を共にするモノに対し、人はその物的対象物を擬人化する事は普通に見られます。

車との付き合いは、お見合い結婚した後に、愛を育むようなものでしょう。
日々、新しい発見をして、小さな欠点には目をつぶり、改善するべきところは改善し、理想的な関係を築こうと努力する。

ただ、クルマは機械ですから、決して車の方から歩み寄ってくれることはありません。
一方的に車のオーナーは、不都合の数々を甘受する。
結婚と違い、購入前に試乗することは可能だし、売却することにも、何ら社会的制約があるわけでもないので、人を相手にするより、はるかに恋愛の自由度が高く、相手に対して一方的に強い立場に居られるはずです。

しかし、一度惚れた弱みなのか、自分の車を盲目的に愛してしまうオーナーが非常に多いと思われます。
駆け抜ける悦びを味わうことで、すべてのことが許せてしまう。吹け上がるエンジンの音に、エクスタシーを感じる。自分の車の何処が気に入っているのかを聞かれることは、自分の恋人の何処が好きなのかを聞かれることと同じようなもので、人それぞれ理由は千差万別でありましょう。

旧車のオーナーさんの中には、マゾか?とも思える程に、壊れ続ける車を愛している方もいます。
無償の愛もあれば、見返りを求める愛もある。

人は車に、多種多様なものを求めます。
格好良い=外見重視
性能が良い=機能重視
乗り心地が良い=快感重視
音がいい=官能的、感覚重視
メーカーが好き=家柄重視 
安い=経済性重視
高い=社会的、経済的ヒエラルキー重視
珍しい=趣味性重視

1台で、自分の要求を全て満たしてくれる車は、まずありません。
足りないものを補うには、目的別に2号さん3号さんを囲うしかないのです。
当然なことですが、維持費がかかるのは、人の場合と同じです。

まあ、細かい事なんかどうでもよく、眺めているだけでもいい、ぶんぶん乗り回すと尚良いという車に巡り合えた場合、それが車と人間の蜜月関係なのだと思います。

人が車を愛する理由は、「好きだから」の一言に凝縮されてしまうのかもしれません。
従って、こんなブログを長々と書くこと自体、野暮なことなのかな?と思ってみたりもします。
Posted at 2013/03/21 21:39:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | 論説 | クルマ
2013年03月08日 イイね!

clevelar@的 絵画論と美意識。

「多趣味」と人に言われることもありますが、私にすれば、何一つ深く掘り下げたものはなく、皆、中途半端で残念なレベルにあると思っています(´・ω・`)。
飽きっぽいわけではなく、どちらかと言えばしつこい性格で、一度やり始めると、のめり込むタイプです。しかし、色々手を出しすぎて時間がなく、物理的に一流レベルには到達できないのであります。(言い訳^^;)
なんでも知りたい、何でも出来るようになりたい。
言わば、欲張りな性格なのです。

自分が手を出した学問、スポーツ、趣味の類には、どの分野にもそれで飯を食っているような人々がおり、才能という壁もありますが、並大抵の努力では、到達し得ないプロの領域が存在します。
私は、なんとかモノになった分野に於いて、細々と生計を立てているわけでありますが、自分の専門分野でも、化け物のようなレベルの人達がおり、当然のことながら生存競争は存在します。

さて、本題です。
絵画の世界は昔から、パトロンを持たないと生きていくのが困難な世界であります。
絵を売るだけで生活できる画家が、果してどれだけ居るでしょうか?
良い絵というものに、何の基準もない世界で、自分の画風を貫いたがゆえ、貧困の中で一生を終えた画家も数多おります。
絵とは、その人が三次元の対象を捉えて、または、思い描く抽象的な風景または想像物を、二次元世界に具象化したものであります。

絵に、「上手い下手は存在しない」というのが私の持論です。
当然のことながら、人が100人いれば、100通りの美意識が存在します。

上手く描けたと、本人が納得すれば、それがその人の美意識であり、芸術なのであり、上手い絵なのであります。
美意識とは、他人の評価は一切関係ない、個人の感性の問題です。
構図がどうちゃら、バルールがなんちゃらなど、絵画理論など糞食らえっていう、自由な意識であるべきなのです。
上手い下手ではなく、出来栄えに自己満足出来るか否かなので、当然、進化はあり得るが進歩、または上達という概念自体、はなから存在しないものだと思っております。
すなはち、
描いた本人が納得できなければ、他の人が、いかにその絵を上手いと思っても、それは下手な絵なのであります。
これは、個人の持つ美意識に差があることから生じる問題であり、好みの違いと同じものでしょう。
一流の芸術家は、不本意な作品を世に出すことはありません。
ただし、芸術家の手を離れてからの作品の価値は、手に入れた人の価値観または、世間での一般的な評価に左右されてしまいます。
子供の絵は、稚拙であるというのは、大人の勝手な判断であり、子供にすれば、それが自分の表現の全てであり、上手い下手の概念がありません。これ、すなはち原始的ナルシシズムともいえるものが、芸術の本質だと思います。


小学校6年生の時の水彩画ですが、現在の美意識と何ら変わりがありません。


初めて描いた、スケッチ。横浜港。
マジックで描くので、修正は効かない一発勝負デス。


太秦。構図は最高。歪んでる^^;
子供のぬりえと酷評されました(´・ω・`)


尾瀬沼と燧ヶ岳。10号F油彩
誰か〜買ってくださいw


加仁湯。10号F油彩
3時間で描き上げたため、油絵スケッチと評されました。


港。最後に描いた油絵。私としては大作デス。30号F

私が過去に描いた絵の一部ですが、客観的に見て、構図の歪み表現の稚拙さも多数あります。
しかし、どの絵も私が持っている美意識で描き上げたものなので、「下手ですが・・」などと、わざとらしく謙遜する気はなく、どれも結構上手く描けたと自己満足しているものたちであります^^;。
それを、更に他人に褒めてもらえると、美意識を共有できた事になり、嬉しく感じるのは言うまでもありません。

私の美意識は、子供の頃から変わってはおりません。
変わらないということが、一般的なのかどうなのか不明ですが、将来的にも変わらないだろうと思われます。

もう20年以上前に、絵を描くことをやめてしまいましたが、それは、続けていっても、自己満足できる絵が描けるか否かだけで、向上する喜びを実感し難い趣味だったからです。

超写実のブログ記事に、イイね!をつけて頂きましたが、大半の方が「モデルの女性がイイね!」なのではないかと、、当然私も、美意識を共有させて頂きました^^;
Posted at 2013/03/08 20:07:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 論説 | 日記
2013年02月19日 イイね!

猫が飼えない理由

車ネタではありませんが、ご容赦ください。

子供の頃は、犬を飼っておりましたが、いつの間にかネコ好きとなっておりました。
ふと気がつくと、女房、子供から友人までがネコ好きです。
しかし我が家には、この子がいるので猫が飼えません。

ハムは、動きが激しいので、うまく写真が取れません。


クッキーを掴んで、フリーズしています(^_^)


餌を食べていると、まんまるですw。
Posted at 2013/02/19 01:56:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 論説 | 日記
2013年02月06日 イイね!

品性を磨く

なぜアルピナなのか?
勢いAlpina D5 turboを購入したはいいが、こう納期まで時間がかかるといろんなことを考えます。。

C63からAlpina D5 turboに替えようと思った一番の動機は、この車を運転している時の自分に対して違和感を感じたからです。

他を威圧する排気音と、エアロをまとった悪〜い顔。
踏めば、羽があったら飛ぶだろうと思われる暴力的な加速。
乗っていて、非常に楽しい、本当に中毒性の高い車です。
運転していると、、人格とか品性とか、、そんなもん(皆は言うまい^^;)。

車というものは、誰もが感じることだと思いますが、車種やグレードで勝手にオーナーの性格や年齢、はたまた職業、年収までをも想像してしまうものだと思います。

そこで、
C63中毒患者でも満足できる加速感、走行性能。
極上の乗り心地。
上品なブランドイメージ。
長距離走行可能でエコ。
C63と値段的にほぼ同じ。
これらの条件を満たしてくれる車がAlpina D5 turboだと思いました。
 
では、私がアルピナのオーナーにふさわしいか?と改めて考えても、C63中毒患者ゆえ、どんな運転をするのか見当もつきません。
少なくとも、今よりマシな運転になるような気がします。

アルピナは、人生での「あがり」の車だという人もいます。
私はこれで車歴をおしまいにするつもりはありませんが、アルピナオーナーにふさわしいと思われるように、品性を磨く必要があろうかと、、(待ち時間長いんで、)考える今日この頃。
Posted at 2013/02/06 20:50:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 論説 | 日記

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「C63箱替えしました。 http://cvw.jp/b/1769161/44374577/
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