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2013年09月14日 イイね!

フライング・レディに拝謁する。

フライング・レディに拝謁する。普通の生活をしている小市民が、ロールス・ロイスに乗ることなんて、天地がひっくり返ってもないことだと思います。
まず、車自体を見かけることが殆どありませんし、当然のことながら、自分で買うような車でもありません。
9月12日夜、みん友のげそさんから「ついにやって来ました」とシルバーシャドウの写真が送られてきました。
これは是非とも、見てみたい、乗ってみたいと思いました。

「行っていいですか?」の返事を聞く前に「今から行きます」とメールしてC63に乗り込んでいました。(笑)


ワクワクして、謁見の時を待っているC63。。土器土器。


・・・あ゛っ、、、(゚д゚)!!
凄いオーラです。

RR「ん〜?君は?」
C63「C63というポット出の小ベンツでございますデス(汗)」
気圧されている気がして敬語が乱れます。(笑)

車、特にロールス・ロイスなどは女性に例えられることが多いと思いますが、なぜだかこの個体に関して、私は非常に男性的な強さを感じました。
ロールス・ロイスのシルバーシャドウⅡ。
1979年旅先で初めて見た時に、思わず記念写真を撮ってしまったクルマです。。

どんなに車に興味のない人でも、ロールス・ロイスという名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

独特のグリルは、パルテノン神殿をモチーフとしており、ラジエーターヘッドに立つシンボルマークはスピリット・オブ・エクスタシーと言いますが、一般的にフライング・レディと呼ぶ人が多いようです。

私は長い間、この女神像には羽が生えているものだと思っていましたが、よく見ると鳥の羽のようなものではなく、羽だとしたらコウロギの羽のような感じに見えます。よく見ても分からないのですが、大きな布をはためかせているような感じです。
ロールス・ロイス社は、破綻、国営化などを経て、今なお高級車を作り続けておりますが、基本的に頑固にこの顔を守り続けているために、現在の車種で私のココロを奪うようなデザインのものはありません。
私は、この昭和の香り漂うフォルムにこそ似合うグリルで、シルバーシャドウが、一番ロールスらしいロールスだと思っています。

 
塗装はラッカー塗装。塗装皮膜が厚い感じがしますが、経年劣化のひび割れは皆無です。
内装はレッドのコノリーレザー。
運転席はさすがに少しやれた感じがしますが、リアシートは今だにしっかりしております。
コノリーレザー自体が、革が厚いのでよけいしっかりした造りの家具のようです。
リアシートでふんぞり返るような車ではないようで、座ってみると背筋がぴんと伸びます。
背筋を立てて、にこやかに群集に手を降るような車なんですね(笑)
ウォールナットを贅沢使ったパネルは、今だに輝きを失わず、ムートンのフロアーマットも当時のままで、毛足が長く贅沢です。
土禁にしたくなりました(笑)

 
車体を支えるのに、ハイドロが使われていますが、特許を持つシトロエン社が、ロールス・ロイスに使っていただけるのは光栄なこととして、シトロエン特許と書いたプレートを貼って下さいという条件だけだったという逸話が残っています。
どこに貼っているのか、見せてもらうの忘れました。
 
げそさん運転で、試乗させていただきました。
助手席に乗り込んでみます。。。。
「運転手さん、出してくれたまえ」って言ってみました。(笑)
V8OHV6750ccのエンジン音は、思いのほか静かというよりは、室内ではほとんど気になりません。
2.2tを超える車は、するすると滑るように走ります。
走り初めに少し揺れるぐらいで、速度が上がると揺れは少なくなるように感じました。
滑る感じは、アルピナD5の乗り味にも似ております。
途中、ふと思い出して、後部座席に乗り直しました(笑)
ふんぞり返ろうと思ったけど、背筋が伸びる^^;

私は一時、JaguarMarkⅡに乗りたくて、イロイロ探していたことがあります。
昭和期の英国車、外観、内装に共通点もあり嫌いではありません。

ロールス・ロイスに乗ったことがある人。
それも、シルバーシャドウⅡに乗ったことがある人なんて、日本でもほとんどいないでしょう。
それもこれも、みんカラをしていたから体験できたことです。
げそさん、貴重な経験をさせていただきまして、ありがとうございました。

げそさんは、こんな車を出してくるから、オフ会で声をかけてくれる人が少ないんだと嘆いておりました。(´・ω・`)
そりゃぁその通りで、すごく怪しい、正体不明な車屋さんのやうな人です(^_^)/
皆様、オフ会にこの車で行っても、げそさんに声かけてあげてくださいね(笑)
決して、アブナイ人ではありません。多分(^^ゞ
Posted at 2013/09/14 20:26:35 | コメント(9) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記
2013年09月03日 イイね!

C63AMGに惚れ直す。

C63AMGに惚れ直す。一時は、アルピナD5 turboを購入する時に、下取りに出してしまおうかと思ったC63AMGですが、私の心を繋ぎ留めたものは、いったい何なのでしょうか?
こんな面白い車を売るなんて、そんなもったいない事はできません。
年間11万円もの高額な自動車税を課せられるのですが、それを仕方なく払っても、なお乗り続けたいと思わせる魅力が、この車にはあるのです。


一度は離れた心ですが、あらためて運転してみると、とても良い車です(^_^)/
別れた恋人に惚れ直すと、さらなる深みにはまっていく。。
それと似たようなものでしょうか、実物を眺めてみても、カタログの性能表を見ているだけでも、つい(・∀・)ニヤニヤしてしまいます。

ちなみに、「AMG」の社名は、設立者ハウス・ウエルナー・アウフレヒト(A)と同僚エルハルト・メルヒャー(M)とアウフレヒトの故郷であるグローザスバッハ(G)から命名されました。
C63 アウフレヒト・メルヒャー・グローザスバッハ、、何だか知らないが、格好良いではありませんか(^^ゞ

  

コンパクトで扱いやすく、狭い路地や田んぼの畦道、狭い林道でも取り回しがすこぶる良好です。
自分の思うスピードが、右足で思いのままに出せる。
このアクセルワークだけで車が操れる気持ちの良さが特徴のひとつです。
3〜5km走れば、個々のドライバーの運転の仕方に自動的にアジャストしてくれます。
NAならではの気持ちのよい吹け上がりで、強力なトルクで低回転からグイグイ加速する爽快感。(;´Д`)ハァハァ

このクルマの速さばかりが注目されるのですが、私は減速時の運転のし易さにも、この車の魅力があると思います。
加速の性能に関しての記事はいくらでも見るのですが、速度を落とすときの性能に関して書かれたものを見たことはありません。

エンジンブレーキが相当強力に効くので、アクセルから足を離すだけで、ほぼ自分の思い描く程度の減速をしてくれます。
この減速の感覚に慣れると、車はアクセルを踏むだけで、あたかも自動的にブレーキを掛けてくれる感じにもなります。
この絶妙なギアの挙動、セッティング、どうなっているんでしょうね?
エンブレの強力さは、パドルでギアを落とす方法をとると、ブレーキを踏むのは車が停車する寸前だけで済みます。
また、長い山道を下る場合など、極端な話Cモードのままブレーキをほとんど踏むことなく、アクセルワークのみで降りてこられるほどです。

さらに、AMGとしては初めて、減速時に自動的にブリッピングする機能が加わったので、減速時のショックも少なくその音を楽しむ事もできます。


Sモード(スポーツモードではなく、スタンダードモードらしい)で高速走行中なら、踏み込むと7速からあっという間に4速にキックダウンして、怒涛の加速が得られます。
その場合、ギアは暫くホールドしているようで、アクセルを緩めると4速のままエンジンブレーキが強力にかかり、ブレーキを踏まなくても速度の調節が可能だったりもします。
このキックダウン時は、結構な爆音がしていると思うのですが、元々が「オラオラ車」なのでそれなりに下品に思われているかもしれません(^^ゞ

  

省エネ、エコが叫ばれエンジンのダウンサイジングが主流となってしまった世の中で、「チッ!、エコエコうるせぇんだよヽ(`Д´)ノ」と6300ccなどという途方も無い大排気量エンジンを、Cクラスの車体に積んでしまった化け物と言っても良いクルマです。こんな排気量のエンジンは、おそらく今後作られることはないであろうと思われるので、それだけでも希少な車でしょう。
排気量の大きさだけだけなら、乗用車の部類でトップクラスなので大きな顔が出来ます(^o^)
6300ccのわりには、意外に良い燃費性能を持ち、エンジンオイルが減って継ぎ足したりすることもありません。

音は、エンジン始動時はバンッ!という爆発音です。( ̄□ ̄;)!!
特に寒い冬の朝は、何が起こったのか?というほどで、30秒間ぐらいはその後の音も大きいため、ご近所の手前生きた心地がしません^^;
走行時は、がるるる~という、とてもお上品とはいえない重低音です。(゚∀゚)

なりの小さなセダンタイプながら、厳ついエアロと”何だコイツは”的な、デュアルツインのクロームエグゾーストエンドなので、知らない人には小生意気な小ベンツに見えます。
C180=1800cc 、C350=3500cc 、ある程度は予想できます。
C63=・・・630cc?(゚Д゚)ハァ? 軽か、コイツは。
車に「それほど」詳しくないクルマ好きには、正体不明な弄った小ベンツです( ̄. ̄;)  
世の中には知らない方が幸せなこともあると思いますが、知らないと恐ろしい目に遭うこともあります^^;。
こんな小さな車体に、6300ccのエンジンを積んでいるイカレた車だなんて、普通の人には到底考えも及ばないことでしょうね(´ヘ`;)

大きなエンジンを積んでいるので、ボンネットにはパワーバルジと呼ばれる二筋の突起があります。
こういうガンダムチックな厳つさ、嫌いではありません。(・∀・)ニヤニヤ


C63AMGって、どういう車?と問われても、いまいち正確に答えられないマヌケなオーナーなので、性能その他を一度おさらいして理論武装しようと思います。

車の性能を、科学的に分析したりすると、ブログが炎上するらしいのですが、私のブログは過疎っているので大丈夫でしょう。。。
しかし、科学的に分析するといっても。。。(゚Д゚)ハァ?
そんな能力ありません。。(^^ゞ
そこで、C63の性能表を見て、イロイロ書き並べてみます。
すると、あら不思議、、アカデミックな雰囲気プンプンのブログに早変わり\(^o^)/

車両形式:CBA-204077
エンジン形式: M156
エンジン種類:DOHC V型8気筒
総排気量 : 6,208cc
ボアx ストローク:102.2×94.6mm
最高出力:457/6800PS/rpm
最大トルク :61.2/5,000kg・m/rpm
許容回転数:7200rpm
比出力:73.6ps/l
比トルク:9.86kgm/l
馬力荷重比:264ps/t
駆動方式:フロントエンジン縦置き後輪駆動
ブロック・ヘッド:アルミ軽合金
シリンダー・ライナー・コーティング:TWAS処理
バルブ配置:4バルブDOHC
圧縮比:11.3:1
燃料供給方式:電子制御式
燃圧:3.8〜5.0bar
前後重量配分 54:46

運転してみると、意外とフロントヘビーは感じません。
バッテリーがトランクの中に収納されているのは、重量配分の努力の一つなのかな〜。。

ミッション形式:電子制御7速A/T
ギア比/1000rpm時車速(km/hr)
①4.38/9.66②2.86/14.65③1.92/21.89④1.37/30.74
⑤1.00/42.00⑥0.82/51.34⑦0.73/57.61
最終減速比:2.85

各ギア最高速度
①69km/hr7200rpm
②106km/hr7200rpm
③158km/hr7200rpm
④220km/hr7200rpm
250km/hr5950rpm
250km/hr4865rpm
250km/hr4333rpm

実際、Mモードで走ってみると、レブリミット付近でパネル全体がバッ!!と赤く光って警告され、シフトアップを求められます。(゚д゚)!
その時点で、どんだけスピードが出ているのか?(゚A゚;)ゴクリ
見る余裕ありません( ̄▽ ̄;)

中間加速データは、面倒くさいので割愛^^;
0-100km/h加速4.6秒
公称燃費km/l:市街地4.78 郊外10.87 混合モード7.47
燃料タンク容量:66L
満タンで400kmは走ります( `_) フンッ


ボディカラー:テノライトグレーメタリック
シート素材:本革(ナッパレザー)
シートカラー:アルパカグレー
全長×全幅×全高=4720×1795×1440mm
ホイールベース=2765mm
車重=1800kg
最小回転半径:5.1m

  
ブレーキはAMG専用、ブレンボ製。
本物のAMGか否かを見分けるには、ブレーキを見ろとよく言われております。
外観をAMGに似せても、ブレーキ・ディスク、キャリパーが結構なお値段するため、そこまで徹底して似せることはしないという話ですが。。どうでもいい話です^^;
走っていると見えないし( ̄▽ ̄;)
ディスクの穴は、後輪3つ、前輪6つでした(^^ゞ
サスペンション型式は前が3リンク、後ろがマルチリンクとなっていますが新たに設計し直され、標準のCクラスとはジオメトリーも異なり、スプリング、ガス封入式ダンパー、そしてスタビライザーは圧倒的に固いレートに設定されているようです。
乗り心地、硬いわけです(^^ゞ

タイヤ:(前)235/40R18 (後)255/35R18
ホイール:(前)8.0J ✕18 (後)9.0J ✕18



AMGのM156エンジンは、チューニングメーカーだったAMGが、ポルシェでカレラGTや996GT3のエンジンを開発した経歴を持つベルント・ラムラー氏を責任者として、新たに設計開発したものです。
アファルターバッハのエンジン屋が最終仕上げまで、一人一つのエンジンを手作業で組み上げるもので、エンジンフードの上には、組み上げたマイスターのサインが刻まれた金色の銘板が取り付けられています。
私のクルマのエンジンを組み上げたお方の名前は・・・う〜ん、、読めません(^^ゞ

エンジンに金がかかりすぎるのか、内装は標準Cクラスと同様で、1000万円を超えるクルマとしては、思いのほかチープです。( ̄▽ ̄;)

     
フォグランプ復活。

この車、買った時からライトをHID化しており、フォグランプは、コーナリングライトを兼用しております。
ハンドルを切るとパパパパッとフラッシュします。
詳しい原因は分かりませんが、一度八重洲の駐車場で隣に駐車したC63のオーナー様から、パパパパと光るのは何か取り付けたのですか?って聞かれたことがありますので、正常ではないようです。(笑)
曲がるから注意してね。っていうサインが出るのでしょうか^^;

今年の6月頃からでしょうか、「左フォグランプ故障」の警告が表示されるようになり、フォグランプが点灯しなくなりました(゚◇゚)~ガーン
球切れか?と思い、軽い気持ちで近所の黄色いカー用品ショップへ行ってみました。
ジャッキアップしてチョット見たところ、うちでは取り扱いのないメーカーのものなので、修理できないとのことでした。
HID化しているので、それを工事したショップに持ち込むか、ディーラーで純正に戻してもらうかという話でした。
両方共、遠いし、まんどくせ〜し(` 'メ)う〜む、困ったと思い悩んでおりました。

そんな時、持つべきものはみん友様です(^^ゞ
近くにお住まいの、げそ様に相談をいたしましたトコロ、快く修理をしていただけるとの御返事をいただきました。。感謝感激です(^_^)/

そして、私がアルピナD5で遊びまわっていた夏休みのある日、会津の飯盛山の階段の上で暑くて犬のやうに、(;´Д`)ハァハァしていたら、修理終了して復活したC63の写真がメールで送られてきました\(^o^)/
聞けば、配線が継ぎ接ぎだらけで、大変な状況にあり、おまけに水没してダメになっていたようです。
狭いところに手を入れて、何とか、かんとか修理していただきました。大変ご苦労様でした。
お会いしたことはありませんが、クンちゃん様、ご尽力いただき感謝申し上げます。
とりあえず直った後も、パパパッとフラッシュするので、このクルマはこういう仕様なんでしょう(汗)

このフォグランプの不都合以外、何一つ故障らしい故障もなく中近距離でキビキビ走ってくれています(^_^)/

C63AMGを売っ払うどころか、車検も通してしまいました。
結局、私はこの車が好きだったんだ〜と、再確認している今日この頃です。。

Posted at 2013/09/03 00:58:54 | コメント(18) | トラックバック(0) | C63AMG | 日記

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