
初秋の箱根に一度は行ってみたいと、思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。
たまたまお嬢様3号が、箱根小涌谷で大学のサークルのボランティア行事があるというので、拾って帰ることにして、女房と2人で箱根へ行ってまいりました。
朝早く出発しないと、最近はすぐ日が暮れてしまいます^^;
久しぶりに、日曜日に早起きをしました。それでも、皆さんのレベルには程遠いお恥ずかしい時間です(^^ゞ
小田原側からではなく御殿場経由で箱根に突入です(`o´)
小田原から登って行くと、くねくねと時間がかかる印象が強いのですが、御殿場側からだと、すでに標高が高いうえに乙女峠のトンネルのお陰もあって、あっという間に仙石原に到着しました。

さて、何処といっても行く宛もないのですが、入ったことがないので箱根湿生花園に行ってみました。
皇室の方々が来園される由緒正しき植物園なのですが、記念碑が墓標のようでイケません(汗)
カメラ、それも高級デジイチをぶら下げた、中高年カップルがが次から次へと入場していきます。(゚д゚)!
中高年の人気スポットか?(゚Д゚)ハァ?
若者はほとんどおりませんでした。
皆さん、枯れかけた雑草のような、山野草を愛でております(汗)
その辺に生えている草とどう違うのか?さっぱりわかりませんが、みなさん真剣にデジイチで接写したり、楽しげに会話しておりました^^;
何か、癒やされているっぽい(汗)
私には、ひとつも興味がなく、よく知らない世界なので、早々に退場しました。
入場者の平均年齢が異常に高く、草木も枯れ人も枯れ、何だか気が滅入る場所でした。
ここは、
ジジイとババア眉雪の方々のデートスポットに間違いありません( ̄▽ ̄;)
気を取り直して、箱根ガラスの森美術館に行きます。
こちらは、子供から大人まで幅広い世代の人が、来館しておりました。
何となく、行楽地の雰囲気があってウキウキします。
特に、若い世代が多いので、雑草の花の写真を撮っている老夫婦の群れの中にいるよりは、非常に若々しい活気を感じます。
お庭からは、遠く大涌谷に立ち上る白い水蒸気が見えます。
ベネチアングラスの「モザイク美の世界」という企画展が行われておりました。
お高そうな、というよりは値段の付けようがないかもしれないランプ。(゚A゚;)ゴクリ。
素晴らしい工芸品で、枕元においたらいい夢見られそうです。
壁からピエロが、、オサレな燭台ですが、こんなのが飛び出ていてもサマになるような家を持っていないので、いりません。
っていうか、怖いです(^^ゞ
箱根裏街道R138から長尾峠に至るR736は、林道っぽい峠道で道幅も狭く、ほとんど車が通りません。
入口付近からして薄暗く狭く、何となくヤバくね?って雰囲気があるので、一般の人はあまり使わないのでしょうね?
湖尻から芦ノ湖スカイラインを通る車が、圧倒的に多いようです。
登りのワインディングロードを、少し飛ばしてみました。
とは言っても、対向車が怖かったので、そこそこのスピードでしか走れません。
ATのままだと、途中でトルク不足に感じる瞬間がどうしても来るので、スイッチトロニックボタンをポチポチ押して、2速、3速で駆け上がります。
F10の大きな車体でも、登りの峠道では結構軽快に曲がれてしまいます。
下りは、C63AMGの強力なエンブレに慣れてしまうと、D5のエンブレは効きが悪いように感じますが、多分普通なのでしょう^^;
普通の車の程度に、カーブ手前でブレーキを踏んでやらないと、加速して突っ込みそうになります(^^ゞ。
長い下り坂を走行する場合、前車の速度とほぼ同じ速度で走る事ができれば、非常に楽なのですが、どういう訳か、ブレーキを離すと、じきに前車との間隔が詰まってしまうことってありますよね。
同じ2速でも、車種によってエンブレの効き方が違うためなのでしょうか?
離れるのは問題ないのですが、前車がブレーキを踏んでいないのに追いついてしまうのは、ブレーキを踏む必要が生じてきて面倒くさくて疲れますヽ(`Д´)ノ!!。

ダイハツ第三のエコカーのCMで、瑛太と吹石一恵がドライブに出かけた絶景の場所。
あのロケ地は、山梨県笛吹市八代町の八代故郷公園だということですが、広い駐車場で遥か彼方まで景色を見渡せる場所、そういう所だったら何処でも良いから行ってみたいと、かねがね思っておりました。
この日はよく晴れた日で、かすかに霞がかかっており、右には富士山、真正面には愛鷹山、鋸岳。左前方には駿河湾が開け三保の松原まで見通せます。
さらに左の方には、三島市〜沼津市の市街が見渡せその奥には伊豆半島の山々。もっと左側には空に浮かんだように伊豆大島が見えました。
左右180度以上、視界を遮るものがない絶好のロケーションで、この日はお天気にも恵まれ、早起きして来た甲斐がありました。(^o^)

車の写真を撮るため、他の車から離れて駐車したのですが、ちょっと目を離した隙に、隣にステップワゴンが駐車してしまいました(゚д゚)!。。
邪魔です(´・ω・`)


近づくと、尾根遺産を満載した車でした(゚∀゚)アヒャ---許す^^;
そうこうしている間に、バイク青年も右隣に駐車(`o´)
尾根遺産たちが去った後は、あなたが邪魔なんですけど、、。。

バイク青年を隠して富士山と車を撮ろうと思ったら、富士山のご機嫌が悪く、隠れてしまっております(>_<)
ひっきりなしに車が入ってくる、日曜日の箱根スカイラインでは、満足できる写真は撮れませんでした。
機会があったら、晴れた日のウイークデイにリベンジしたいと思います。


一旦、箱根湯本まで降りてきて、待ち合わせたお嬢様3号を拾い、再び箱根新道から芦ノ湖スカイラインに登って行きました。
午後5時過ぎで、すでに夕闇が迫っておりました。
この時間から、登っていく車はあまりありません。下り道は渋滞しています。。
三島、沼津の夜景と、夕空に富士山が見られればと思いましたが、残念ながら富士山は雲の中。
山伏峠駐車場からは、眼下に広がる三島市、沼津市の夜景を見ることが出来ました。
左は昼の風景。右は夜景です。
暗くなると、芦ノ湖〜箱根スカイラインを走る車は皆無となり、飛ばし放題な感じ(^^ゞ
ものすごく綺麗な夜景が見えているので、ポイントを変えて、真っ暗な三国峠駐車場に行ってみました。
闇に沈んで停まっている車が1台あるだけで、ほぼ貸切状態でした。
こんな素晴らしい夜のドライビングコースなのに、走る人はほとんどいないようです。
夜になると箱根には、山賊でも出るのでしょうか?( ̄▽ ̄;)
私が20年いや10年若ければ、尾根遺産と夜景を見にドライブに来るのに。。。
子連れのファミリーが帰ってしまうのは仕方がないことですが、今どきの若者はドライブしないのか?
箱根の夜道は、
ジジイとババア眉雪専用のドライブコースなのでしょうか?(汗)
凱風晴天
葛飾北斎の富嶽三十六景のひとつ「凱風晴天」は、初夏の晴れた日に、富士山に朝日が当たった赤富士が描かれております。
凱風とは、「凱風南よりして彼の棘心を吹く」の言葉のごとく、初夏に吹く南風のことですが、変じて子供を優しく包み込む母親の愛情という意味を持っております。
気温が下がってきたので、お嬢様3号が寒がっていました。
ひょんなことから、2013年製の最新のコンデジが手に入りました。
以前のしょぼいコンデジには無い「ローライト設定」という機能がついております。
かなり暗い中での撮影ですが、結構明るく撮れるのでびっくりしました。
今後、夜間撮影に威力を発揮しそうです。
凱風の意味はどうであれ、この日に箱根から見えた富士山は何となく紫がかった赤で、私にとってはまさに凱風晴天という感じがしました。