
休日前の真夜中、ふと覗いた車屋さんのサイトで気になる車を見つけてしまいました。
今年2月に登録された車なのですが、状態は良さそうで、値段も非常にリーズナブルに感じられました。
今の車に不満がないと言えば嘘になり、不満があると言えば何が不満なのかと不思議がられます。
私が不満と感じることは、クルマの性能的に仕方がないことであり、他の人にとっては取るに足らないこと、もしくは贅沢な悩みなのかもしれません。
それでもまぁ、人のために乗っているわけでもありませんから、その「多少の不満」が解消されるかもしれないという、淡い期待を持って気になる車を見に行ってきました。
店に到着すると、お目当てのクルマは試乗された後なのか、外に出ていました。
出迎えた店員さんに「このクルマを見に来ました」と告げたところ、「はぁ、、残念ながら、つい今しがた、ほんの20分前に売れてしまいました」とのお話。Σ(゚д゚lll)ガーン
世の中には、同じことを考えている人間が必ず2〜3人はいるものだということは、過去に何度も経験して痛い目にもあっているのですが、今回も一足遅かったようです。
お店の人の話では、ネットにあげて3日目で売れてしまったということらしいです。
そういうことで、電撃箱替え作戦は敢え無く失敗に終わりました。(汗)

これを、

これに変えてみたかったのです( ̄▽ ̄;)
これならば、もしかしたらうちの家族や、みん友さんでも、しばらく気づかないかもしれない。(なわけないか(笑))
ご近所の手前、納車2年での箱替えは多少憚られる話ですが、これだったら気づかれることはまずないでしょう。(゚∀゚)
このD3は、今年2月の登録で12000km走行。奇しくもD5の現在の走行距離と同様です。
右ハンドル仕様で、私のクルマには付いていないオプションも付属。
値段は、D5の下取りに多少の追金を支払う程度でしょうか。。
もちろん買うと決めていたわけではありません。
しかし、D3がD5よりキビキビ走って、乗り心地がそれほど悪くなければ、その場で判子を押してしまう事はあり得ました。
そもそも2年前、D5を検討している時点でD3が出ていたならば、間違いなくD3を購入していたはずという、本来の第一候補のクルマだったのです。

他のクルマがいなくなった地下駐車場で、ポツリと待っているD5。

じっと、ご主人様の帰りを待っている。

何となく、憎めない間抜けな顔。

おかえりの合図をパタパタする。

しかし、人がいなくなるのが早い駐車場です。

画像ソフトで、少しだけポスタライズ。

何か、ごめんよ〜浮気なんかして。。。( ̄▽ ̄;)
考えれば、このD5のおかげでみん友さんになった方がほとんどなんですよね。

決して嫌いではないんだけど、ちょっとだけトロいんです。
乗り心地は物凄く良いのですが、私の現在のライフスタイルでは大きすぎるかな。
お店の店長さんは、D5は自分の採点で100点をつけたクルマだと言っておりました。
確かに性能、経済性、乗り心地、ステータス性など、すべてに優れており、トータルバランスに関して文句のつけようがないクルマです。
ゆったりと走る人にとっては、何一つ不満な点はないのかもしれません。
事実、私の家族には乗り心地がよく、静かな車だと好評です。
箱替えの悪だくみは未遂に終わりました。
それは、D3に縁がなかったことでもあり、もう少しD5に乗っていろという事なのだと思いました。
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スパグラさんのボクスター納車祝を兼ねた、二回目のおとなのクルマ倶楽部が開催されました。
会場は横浜の某所。
会食しながら、老い先短い人生について語り合いました(笑)

C63AMGに乗っている時にポルシェを見ると、本能的に追いかけたくなってしまいます。
この日は、スパグラさんのボクスターを煽らなければならないので、当然C63で出撃です。(笑)
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夕方に、辰巳に来ることなんかめったにないのですが、コーヒーを飲みに来てみました。
C63AMG、良い車です。。
税務上は減価償却が終わり、わが家での資産価値は0円になってしまいました。
要するに、10万円で売っても10万円の利益になってしまいます。
それでも、まだ数百万円の市場価値があるというから驚きです。
後期の63はイロイロ改良され、快適装備も付いて、乗り心地もマイルドになって、まるで別の車かと思われるような進化を遂げました。
しかし逆に、初期型の荒々しさと質素な感じは、こんな化け物のようなクルマを作ったAMGの気概をより良く感じることができる気がします。
間もなく、ダウンサイジングした新型エンジンを積んだC63が発売されます。
ターボ化されて、更に馬力アップした化け物に乗ってみたいという気もありますが、6208ccのM156エンジンを積んだクルマが、今後作られなくなってしまった事に関して、少し寂しく感じます。
NA大排気量エンジンを積んだC63AMGは、すでに絶滅種危惧種で貴重品になってしまいましたが、間違いなく歴史に残る名車であると思います。
燃料電池車が発売になり、今後、水素ステーションが整備されるようになっていくと、そのうちガソリンスタンドを探すような時代になってしまうような気がしています。
それまでの間は、思いっきりガソリンをぶちまけて走り続けたいと思っています。
私が何故、2台体制になったのかという原点に戻りました。
乗り心地がよく、獰猛な運動性能を持ち、大きくもない広いクルマ(笑)
そんな相反するワガママな要求を満たすクルマなど、この世にあり得無いのです。
C63AMGを持ちながら、D5をD3に替えることは、同じ様な過激さを持つ車が2台になるということでもあります。
やはり、しばらくは現状の体制で、場面に応じて乗り分けるのが理にかなっているのだと再認識させられた箱替え未遂事件でした。
今年も皆様にはお世話になりました。
インフルエンザが流行っておりますので、お身体に気をつけて良いお年をお迎えください(^_^)/