今回某ヒューズを装着して、総走行距離500㎞弱のドライブをしたので、その結果報告です。
乗員は成人5名。自宅から15分程で高速入り口。
高速出口までの走行距離は、116.8㎞。
平均速度は、73.2㎞/h。
平均燃費は、16.6㎞/l。
いつもなら時速80㎞の一定速度の走行で省エネ運転するのですが、今回はあえて普通の運転をしてみました。前車に追従して速度も80から100の間を行ったりきたり。追い越し時や登坂時には、アクセルを踏み込むことも。
今までの経験で、この状態だと15km/lチョイの平均燃費でした。それがこの数値です。
運転状況に応じて判断するためにも区間ごとにリセットしようかとも思ったのですが、そのまま計測を継続しました。
鳥取砂丘での結果です。
自宅からの走行距離は、172.4㎞。
平均速度は、63.8㎞/h。
平均燃費は、17.5km/l。
高速を降りてほんの少し峠越え。それ以外は川沿いの平坦路を渋滞も無くスムーズに走行しました。その結果、平均燃費は高速だけからさらにアップ。この区間だけを計測していたらさらにいい結果になっていたことでしょう。
最後は帰宅後の結果です。
走行距離は、465.6㎞。
平均速度は、49.8㎞/h。
平均燃費は、16.6km/l。
2回目の測定から自宅までの道路状況は、山道が2/3くらいです。昇りでは50㎞から60㎞の速度を維持するためにアクセルを踏み込み気味でしたが、渋滞は全くありません。大阪に戻ってからも信号待ちはありましたが、目立った渋滞は無しです。
で、私の感想ですが・・・。
まず、全く同じ条件で比較しなければこのような装置に対する正しい判断はできません。
息子と四国旅行に行ったとき、瀬戸大橋の与島SAで平均燃費を確認したら18㎞/lを超えていました。このときは乗員2名、80㎞定速走行の思いっきり省エネ運転に努めました(ガソリン代節約のため)。ノーマルでも運転の仕方でいくらでも燃料の節約ができます。
ただ、今回は乗員も5名、走行速度も100㎞ということで空気抵抗や重量を考えると高速走行での、この結果は十分効果があると考えていいと思います。
次に一般道ですが、これも平地を定速走行、渋滞無しを考えるとこんなものかな、という気もしますが、乗車人数を考えると、数値としてはいい結果だと思います。
最後、自宅までの山道は速度を維持するために昇りでもアクセルを踏み込み気味でした。それを考えるとこの結果は上出来ではないでしょうか。
四国一周の平均燃費が15.4km/lだったことを考えると(このときは徹底して総絵ね運転に努めたし、渋滞も無かった)、今回の結果は好成績だと思います。ガソリンを入れて最終確認しないと正確なことはいえませんが・・・。
私はこの装置に対して半分疑惑を持っていました。たかがヒューズを替えるだけで、そんなに変わるなんて思えませんでしたから。ただ、装着した方々の報告を見てもしかすると、というくらいの気持ちでした。なのでこの装置に対してそれほど感情移入はしていません。客観的な判断です。
省エネだけを考えると、運転状況にもよると思いますが、向上することは間違いないと思います。さらに、アクセルレスポンスの向上もうれしいです。停止状態から発進するときに、アクセルを少し踏み加えて想定速度になるまで非常にスムーズに加速します。その間はそれなりにガソリンを消費しますが、想定速度になってからはアクセルを抜き気味にしても速度を維持することができ、そのときの消費量は15km/lを下回ることなく、平坦路であれば30km/lを表示することもありました。もちろん速度は落ちません。
少々の上り坂なら、5人乗車でも瞬間燃費は10km/lを下回ることなく上りきります。
これでまた走る楽しみができました。
ただ、投資額に見合う効果であるかどうかは、いろいろな考えがあると思います。たとえ1割でも燃費が向上すれば、走れば走るほど節約になり、そのうち投資額を回収できることでしょう。
性能が走行距離に応じて劣化しないのであれば、1万キロも走れば元を取ると思います。ガソリン代も値上がりする可能性もありますし、そうなればさらに回収時期が早まります。
長くなりましたが、装着を考えている方の参考になれば幸いです。
Posted at 2006/11/05 13:30:17 | |
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楽ちんドライブ | 日記