
いろいろ心配な部分があったので、当初、今回の車検はどこかへ任せて「通して」もらう予定だったんですが、時間が出来たので自分で陸自に持ち込むことにしました。
結論から言いますと、懸念していたモディファイ部分は全く問題ありませんでした。
元々フロント周りはコアサポートまでイってるクルマなので、間違いなくライトの光軸は無理だと思ったので、ぶっつけ本番でいきなりラインに行かずテスター屋に行きました。
ここで光軸だけ見てもらおうと思ったのですが、個人だとセットで一通り見られちゃうようです。
辞めた会社の名前使って業者を装う手もありましたが(っていうか、「個人です」と自分で言うまで業者だと思われていた)、そんなに高くなかったので念の為一通り見てもらいました。
で、ここで買った時から付いていた青いコーティングのしてある高効率バルブが光量が足りなくてダメ出しされます。
仕方ないから、某大手量販店でノーマルのH4バルブを購入して対策します。
「売ってる側の時はこの高効率バルブが車検対応と謳っているばっかりに結構クレームで怒られたんだよなぁ」と心の中で思いつつ交換。
問題があったのはここくらいです。
後はリトラの立て付けが怪しかったので(笑)、「ライトは下げないで行って下さい」とテスター屋に言われただけです。
後は心配していた部分は、
・輸出用フロントサイドマーカーランプ(平べったいやつ)
・7点式(車検時は斜行バーを外して6点式)ロールケージ(乗車定員変更無しでいけるのか?)
・フルバケ用ローポジションレール(シートはレカロだがレールはレカロ純正じゃなくて、ヤフオクで買った安いやつ)
・漢のサブサイレンサー無し柿本改フルメガN1マフラー(一応かなり細めのインナーサイレンサーは入れている)
の4項目なのですが、全てラインに入る前の検査官によるチェックでOKでした。
まず、輸出用サイドマーカーは出っ張りが無いので真後ろから見えないからダメだよ、という噂(?)はあったのですが、実際そこまで微妙な部分は検査官が気付かないんじゃないかと思います。
ロールケージについては、うち70に付いているのはサイトウロールケージの恐らく乗車定員変更タイプだと思うんですが、後部座席の幅とかを計られるまでも無くパスしました(もちろんパットはしっかり巻いてあります)。(^ ^;
70スープラの場合、車検証上は5名乗車となっているのがネックで(どうあがいてもいい大人が5人乗るのは無理だと思う)、ロールバーを入れることによって法令で定められている定員1名当たりの座席寸法が足りなくなる可能性が非常に高くなります。
幅だけで見ると1名当たり380mm×3名なので、最低1140mmの幅が必要になるんですが、実際どの部分で計るのが正しいのかも分からず(自分で測ったら根元の部分は1140mm以上ありましたが)、事前に陸運局に電話しても「実際に見てみないと正確なことは言えません」と言われるのがオチなので、取りあえず斜行バーだけ外して行ってみたら、構造変更無しでパスしちゃったという感じです。
シートについては、レカロのフルバケは裏に布を貼っていればOKだけど、シートレールは基本的にはそのシート純正じゃないと強度の証明云々でNGという話も聞いていましたが、モノが無かったので、これも行ってみたら何も言われなかったという感じです。
レカロとブリッド以外の社外シートもダメっていう情報もありましたが、シート自体もちゃんと見られてないです。
もし後頭部のレカロの刺繍だけで判断してるんだったら、適当な安いシートにレカロのパットを付けてもOKになっちゃうんじゃないかと思ったりもします。
マフラーについては生まれて初めて音量は計測されましたが、3500rpm回して計測してもクリアしました。
結構な音量でヤバいかと自分で思ったんですけどね。(笑)
最近のフェラーリがノーマルのくせにとんでもなくいい音しているのも納得です。
まぁ、この辺は年式によって規制が厳しくなるので、新しいクルマはもっとシビアなんでしょうけど。
はっきり言って、シートとかロールケージなんかは検査官のパッと見の判断でちゃんとチェックするかどうか決まる部分だと思うので、一概にどこの陸運局でも、どの検査官でもこのままで大丈夫かどうかは分かりません。
だから、もしこれからユーザー車検とか行かれる方がいましたら、あんまり参考にしないで下さい。(笑)
最近厳しくなったと言われていますが、マフラーの音量は結構マメに測るようになったなと感じたくらいで、全体的にはそうでもないかなと思いました。
Posted at 2007/07/24 15:37:08 | |
トラックバック(0) |
スープラ | 日記