はやにえのブログ一覧

皆既日食フィーバーに沸いた日。
曇り空を見上げると三日月のような太陽。
あたりが暗くなるわけでもなく、
涼しくもならなかったが。
宇宙というよくわからない存在を
実感したような気がしないでもない。

森の小径にニイニイゼミ。あまりに動かないので悪戯。
近くにあった抜け殻を見せてみた。当然無反応。
抜け殻を見て土の中の日々を思い出せたりするんだろうか？
虫たちは日食に何を感じたのだろう。

登山道の手すり上に拝み虫。
高速でピコピコふるえる触覚と
マーブル模様の眼がかわいい。

おそらくヒメカマキリ。の幼虫。
すばやくうごきつつ
お祈りポーズはやめられないらしい。
英名praying mantis

子どもを連れて近所の公園へ。
大型遊具で遊ばせつつ、水辺を物色。

いるいる。チョウトンボ。
いつも高いところを飛んでいるのでなかなか近くで見られない。
最近やって来たα700の出番だ。



池と水辺の植物があれば、わりと良く見かけるチョウトンボ。
青紫色の幅広い羽をチョウのようにひらひらさせて飛ぶ姿はとっても優雅なのだ。

こんなトンボがハスの花にでもとまってくれたらチャンスなんだけどなあ。

自宅近くの民家の生け垣
見なれぬ赤い虫が。
こんなに目立って大丈夫かと言いたくなる。

この虫の名は「ヒラズゲンセイ」
呪文のような名前だが、ヒラズは平な頭
ゲンセイはカンタリジン（炎症を引き起こすカンタリジンというこいつの体液）のことなのだとか。
結構触ってみたが体液を出す様子なし。

こいつの生活は変わっている。
クマバチの巣に飛んでいき卵をうみ。
生まれた幼虫は、巣から飛び立つクマバチにのっかり外へ。
その後、花で待ち伏せ別のクマバチにのっかり巣の中へ。
クマバチの集めた花粉団子やハチの幼虫を食べて？育つらしい。

ハチの体にのっかって空を飛ぶって。なんか気持ちよさそうだ。
写真のやつはメスらしい。なんか変な匂いを発している。
赤いクワガタとも言われるこいつのオスを見てみたい。


赤い虫と言えば最近こんなやつも見かけた。アカスジカメムシっていうらしい。
なんとも奇抜な色と模様。自然の色遣いってほんとにすごい。

子どもたちは今日から一週間学校休校。
私はたまたま週休日。
午前中はおとなしくしていたのだが。
やっぱりみんな退屈してくる。

車から見る人々のマスク率の高さに驚きながら。
人混みをさけ山に出かけてみた。

ちょっとだけチビと野球をして
あとは周辺散策。
オニグルミの葉にあやしいハムシが。
クルミだしクルミハムシか？
どうもそうらしい。

しかしメスのお腹は尋常でない。
葉の裏を見ると白い卵の塊が。
黒い小さな幼虫たちも。

次回のねらい目はこいつらを餌にするというカメノコテントウだ。