■パソコンスタイル
①Cドライブは「XP」で「20GB~30GB」 「Vista」で「50GB~60GB」程度に。
Cドライブはハードディスクの一番高速な部分に配置されるから、不必要に容量 を大きくしてはいけない。
②Cドライブをとった残りを2~3個のパーティションに分割。
③CドライブはOS、ドライバ、アプリのインストールのみに使用。
④アプリは必ずCドライブにインストール。他のドライブにインストールすると、
システムとの齟齬が生じる。
⑤データ類はすべてCドライブ以外に保存するように設定変更。
■デスクトップの保存場所
「D-drive」に「Desktop」という名のフォルダを作成します。
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「regedit」と打ち込ん で「OK」をクリックします
→左欄で「HKEY_CURRENT_USER」→「Sof tware」→「Microsoft」→「Windows」→ 「CurrentVersion」→「Explore r」→「User Shell Folders」とキーを開いていきます。
「User Shell Folders」キーが開いた状態で、 →右欄の「Desktop」をダブルクリックで 開き、→「値のデータ」欄に「D:\Desktop」と入力、→ 「OK」ボタンをクリック します。
「レジストリエディタ」を閉じ、→再起動します。
■マイドキュメントの変更
Dドライブに「My Documents」フォルダを作成します。
「スタート」ボタンをクリック、→「マイドキュメント」を右クリック、「プロパテ ィ」をクリックします。
「ターゲット」タブを開き、→「移動」ボタンをクリック、→「1.」で作製した「My Documents」フォルダを選択、→「OK」→「OK」とボタンをクリックします。
■メールデータの変更
Dドライブに「Outlook Express」フォルダを作成します。
「Outlook Express」を起動、 →メニューバーの「ツール」→「オプション」とクリッ クします。
「メンテナンス」タブを開き、→「保存フォルダ」ボタンをクリック、→ 「変更」 ボタンをクリック、 →「1.」で作成した「Outlook Express」フォルダを選択、→「O K」→「OK」→「OK」とボタンをクリックします。
⑥デスクトップには必要最小限のアイコン(ごみ箱他)しか保存しない。
ファイルやフォルダなどを置かない。
⑦「システムのプロパティ」の「詳細設定」タブの「システムエラー」欄の
チェックはすべてオフにし、「デバック情報の書き込み」欄は「なし」にする。
有効利用できないログを保存しても無意味。
「コントロールパネル」→「システム」→「詳細」
「起動と回復」欄の「設定」ボタンをクリック、→「システムエラー」欄
の3個のチェックを外し、→「デバック情報の書き込み」欄のドロップダ
ウンリストから「なし」を選択、→「OK」ボタンをクリックします。
⑧インターネット一時ファイル (Temporary Internet Files) の保存場所は、
Cドライブ以外に変更。
A.「Internet Explorer」を起動、 →メニューバーの「ツール」→「インタ
ーネットオプション」とクリックします。
B.「全般」タブの「閲覧の履歴」欄の「設定」ボタンをクリックします。
C.「フォルダの移動」ボタンをクリック、→Dドライブを選択、→「OK」
→「OK」→「はい」とボタンをクリックします。
⑨仮想メモリ (pagefile.sys) は、初期サイズと最大サイズを同じにして、
Cドライブ以外に変更し、断片化を防ぐ。
1.「スタート」ボタンをクリック、→「マイコンピュータ」を右クリック、
→「プロパティ」をクリックします。
2.「詳細設定」タブを開き、→「パフォーマンス」欄の「設定」ボタンをク
リックします。
3.「詳細設定」タブを開き、→「変更」ボタンをクリックします。
4.Cドライブを選択、 →「ページングファイルなし」にチェックを付け、→
「設定」ボタンをクリックします。
5.移動先ドライブを選択、→「カスタムサイズ」にチェックを付け、→「初
期サイズ」と「最大サイズ」に同じサイズを入力、→「設定」ボタンをク
リックします。
6.「OK」→「OK」→「OK」とボタンをクリックして再起動します。
⑩ファイルの拡張子を表示、すべてのファイルを表示するように変更。
「エクスプローラ」か「マイコンピュータ」を起動、→「ツール」→「フ
ォルダオプション」とクリック、→「表示」タブを開き、→「すべてのフ
ァイルとフォルダを表示する」にチェックを付け、→「登録されている拡
張子は表示しない」と「保護されたオペレーティングシステムファイルを
表示しない」のチェックを外し、→「OK」ボタンをクリックします。
⑪すべてのUSBデバイスを 「クイック削除のために最適化する」設定。
これで「安全な取り外し」アイコンを使わなくても切断。
1.「スタート」→「ファイル名を指定して実行」とクリック、→「名前」欄
に「devmgmt.msc」と入力、 →「OK」ボタンをクリックして「デバイス
マネージャ」を起動します。
2.「ディスクドライブ」の下層にある「USB Device」をダブルクリック、→
「ポリシー」タブを開き、→「クイック削除のために最適化する」にチェ
ックを付け、→「OK」ボタンをクリックします。
すべての「USB Device」も同じようにチェックを付け、→「OK」ボタン
をクリックします。
3.「USB (Universal Serial Bus) コントローラ」の下層にある 「USB ルー
トハブ」をダブルクリック、→「電源の管理」タブを開き、→「電力の節
約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにす
る」のチェックを外し、→「OK」ボタンをクリックします。
すべての「USB ルートハブ」も同じようにチェックを外し、→「OK」ボ
タンをクリックします。→右上の「閉じる」ボタンをクリックして「デバ
イスマネージャ」を終了します。
⑫エラー報告を無効にする。手間がかかるだけ。
「コントロールパネル」→「システム」→「詳細」
「エラー報告」ボタンをクリック、→「エラー報告を無効にする」にチェ
ックを付け、→「重大なエラーが発生した場合は通知する」のチェックを
外し、→「OK」ボタンをクリックします。
⑬Cドライブ以外は、システムの復元を無効にする。システムの復元は、
システムやアプリのみに有効なので、データ保存用ドライブには無意味。
「スタート」ボタンをクリック、→「マイコンピュータ」を右クリック、 →「プ ロパティ」をクリックします。
「システムの復元」タブを開き、→ドライブを選択、→「設定」ボタンをクリッ クします。
「このドライブのシステムの復元機能を無効にする」にチェックを付け、 →「O K」→「OK」とボタンをクリックします。
⑭マウスポインタを自動的に既定のボタン上に移動する設定にする。
マウ スポインタを移動しなくても済むので迅速に操作できる。
Ctrlキーを押すとマウスポインタの位置を表示する設定にする。
マウスポインタを見失ったときに便利。
「スタート」ボタンをクリック、→「コントロールパネル」をクリックします。
「マウス」をダブルクリック、→「ポインタオプション」タブを開きます。
「ポインタを自動的に既定のボタン上に移動する」にチェックを付け、→ 「O K」ボタンをクリックします。
「Ctrlキーを押すとポインタの位置を表示する」にチェックを付けておくと、ポ インタを見失ったときに「Ctrl」キーを押すと、ポインタの周りに輪が広がり ます。
⑮ファーストブートデバイスをハードディスクに変更。他のデバイスを読みに行く
時間が省ける。
⑯起動時にPOST画面を表示する設定にする。メーカーのロゴを表示しても
無意味。
⑰デフラグソフト「Deskeeper」をインストール。 ウインドウズのデフラグソフトは
肝心な部分の役に立たない。
⑱バックアップソフト「Acronis True Image」をインストールして、Cドラ
イブをバックアップ。。
⑲データをフォルダごとバックアップするショートカットを作成。
■バックアップ用ショートカットの作成
保存場所をDドライブに変更しても安心できませんから、バックアップが必要です。 アイコンをクリックすると、変更があったファイルと新規に作成されたファイルだけ を上書き保存するショートカットを作成します。
Eドライブに「Backup」フォルダを作成、→その下層に「My Documents」と「Outlook Express」フォルダを作成します。
※
EドライブがなければDドライブでもOKです。できれば二台目のハードディスクが ベターです。
デスクトップの何もない個所を右クリック、→「新規作成」→「ショートカット」と クリックします。
「項目の場所を入力してください」の入力欄に下記を貼り付け、→「次へ」ボタンを クリックします。
XCOPY "D:\My Documents" "E:\Backup\My Documents" /E /D /H /R /Y
※
「/E /D /H /R /Y」などをオプションスイッチと言います。その意味は次のとおりです。
/E サブフォルダもコピーの対象にする
/D 送り側が受け側より新しい場合のみコピーする
/H 隠しファイル及びシステムファイルもコピーする
/R 書き込み禁止ファイルも上書きする
/Y 確認プロンプトを表示せずに上書きする
「このショートカットの名前を入力してください」の入力欄に表示されている 「xcopy.exe」を削除、→「My Documents」と入力、 →「完了」ボタンをクリックしま す。
デスクトップに作成された「My Documents」ショートカットをダブルクリックしま す。瞬時にバックアップが行われます。
「H」~「J」の 「My Documents」を「Outlook Express」に読み換えて実行します。
デスクトップにショートカットを置いておくのは良くありません。作成したショー トカットを「クイック起動バー」などに移動しておくと良いでしょう。
⑳スマートファンを有効にする。 温度によってCPUクーラーファンの回転速度を
自動的に調整します。
Smart fan Controlを[Enable]に。