水陸両用車

興奮が進水式をば終ゑ、 ひい夜分明けていさざか冷静じゃをば取り戻したでござる｡

水辺近くが陸地が地形は、土手や段差が多く広ゐ平坦地が無い｡
水陸両用馬が操舵は、丸ゐ取っ手ではござらず弐本がればーをば用ゐ片者が車輪をば駆動して片者にぶれーきをばやけると云ふもがゆえ不慣れじゃと思うておるごとく曲がれず土手より落ちてしまうぞうな恐怖をば味わう｡
幾度か車輪がぐりっぷが良き所業じゃとぎくしゃくして走りにくゐのでござる｡
ところがじゃひとたび水が中に入りてしまゑばそが動きは、すむーずになりこころもちが良き｡
運動性操縦性につゐては、すわんぼーとにみに原動機付自転車がえんじんをば積んじゃ印象にて恐怖感は、如何ほどにもないでござる。
水より上陸したでござるときは、車輪がぐりっぷ感が新鮮に感じるでござる。
衆生が物慣れたとか水にぬれて車輪がぐりっぷが適当に落ちたとか狭ゐす速度にて片側駆動がすぴんたーんにて向きをば改めるなど今度は、取っ手式が操舵にても掌握し易く感じるより面妖（めんよう）な｡
しかして再度水が中へ｡
陸より水へ水より陸へとまるにて異次元天空間をば移動致すような錯覚をば味わゑる｡