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2010年06月05日 イイね!

今日は環境デーということで燃料の話し

今日は環境デーということで燃料の話し侍全盛の時代の燃料といえば雑木を割って乾燥した薪だった。
植物は空気中の二酸化炭素を吸収しながら育ってきたのでそれを燃料として使っても理論上炭酸ガスの排出はゼロになるという。
自動車の燃料の場合にはガソリンエンジンよりジーゼルエンジンのほうが熱効率がよいので炭酸ガス排出量も少ない。
欧州ではその意味でクリーンジーゼルエンジンを搭載した乗用車の評価が高くBMW、やメルセデスベンツにもジーゼルエンジンの乗用車がラインアップされている。
しかし、それらは日本にはほとんど輸入されていないのである。
何故かといえば、それが日本で売れない懸念もあったのだろうが、日本で使われていた燃料の軽油に含まれる硫黄分が多かったからである。
自動車業界や石油業界にしてみればジーゼルエンジンに触媒をつけたり軽油を脱硫することはコスト増となるのでやりたくなかったのだろうが、硫黄はそれ自体環境に良くないうえに触媒を痛めるので、クリーンジーゼル販売の妨げとなっていたのだ。
それが今では環境に悪いことをする企業は「悪」というイメージが強くなり日本でも欧米に比べ厳しいくらいの規制がされ、燃料の低硫黄化が進んだ。
しかし、燃料中の硫黄を理由にジーゼルエンジンの触媒が作れなかった自動車製作者はともかく日本の石油業界は、欧州各国より低硫黄化が遅れていたことをさぞ恥じていることだろうと私は思った。
ところが、出光のHPにもあるようにまるで欧州各国に先駆けて超低硫黄燃料を販売したかのような記述があることに驚かされたのである。
しかし実際には例えばドイツで2000年には硫黄分10ppm以下の超低硫黄ガソリンが発売されていたのに2003年~2004年にはドイツ国内の燃料はすべてサルファーフリー化されたという。

続く
Posted at 2010/06/05 21:19:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治経済 | クルマ

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