みのすけのブログ一覧

今日は午後から雪が本格的になるという予報もあるので雪かきのお手伝いもあるのではと、ナックヘアーサロンへ駆けつけました。
お昼頃の時点ではまだ雪は積もっていませんでしたので待機していると久美子先生がお客様からいただいたというサンターアンダギーを持ってきてくれました。
外はさっくり、中はもっちりそのバランスが絶妙でとてもおいしくいただきました。

開店に間に合わなかった造園工事ですが、その後の進行状況をご報告します。
造園工事のお話しを聞くために久しぶりにご主人とお話ししましたが、ご主人はいつになく不機嫌です。
私がブログで失礼なことを書いた覚えも無いので淡々と造園のお話しを聞いているうちにご主人の口も徐々に滑らかになってゆきました。
恐らくもっと私に造園のことを聞いて欲しかったのでしょうね。
ブログの話題も久美子先生のネタが多くなってしまうことをお許しいただきたいと思います。

さて造園工事の進展状況ですが、いまだ完成していません。
とりあえず完成に近づいた裏口の写真がこちらです。
ログハウスの基礎が高いので裏口のドアまで約１５センチの蹴上の階段で４段を必要としたとのことです。
構造は枕木で枠を作り踏面はレンガを埋め込んでいます。
ログハウスの美容室は、久美子先生のご自宅の裏庭にありますので、裏口はご自宅の勝手口から１日に何度も久美子先生が往復する大切な部分だそうです。
そしてそれは開店前日にご主人が解説されたとように階段という物理的な障害をデザイン的な見せ場にするだけでなく楽しさやわくわく感に変えてしまおうと目論んだものです。
「それにしてもらせん状となっている階段は構造が複雑そうですが、裏口としてはコストや手間をかけすぎではないですか？」
私がそう質問すると、ご主人はノートパソコンを引っ張り出してきて階段の構造を見せてくれました。
下の図がまっすぐな階段の構造です。

色の濃い３本の枕木を省略して蹴上部枕木の左側を重ねると下の図のようならせん階段となります。

つまり３本の枕木を省略できるためにらせん状のほうがコストが安いということです。
更にまっすぐな階段の場合には、見た目の曲がりが分かりやすいので正確な施工が必要となりますが、らせん状の場合には目分量で適当に施工しても粗が見えないと言うことでした。
なるほど図で解説していただくと分かりやすいですね。

というわけでナックヘアーサロンへお越しいただいたとき興味のある方は是非、裏口もご覧ください。
そしてご主人のくどい解説を聞いてあげてください。