2015年02月23日
F1プレシーズンテスト2回目を終えて
2月19日~22日にバルセロナで行われていたF1のプレシーズンテストですが、衝撃的な結末を迎えました。
いつものごとく、ネットでテストのライブ中継(といっても文字中継ですが)を見ていると、なかなか走り始めなかったマクラーレン・ホンダがやっと周回数を延ばし始めていた午前中の最後の時間帯に、アロンソがヘリで病院に運ばれたというニュースが飛び込んできました。
なかなか正確な情報が入ってこず、憶測が飛び交う中、アロンソの体はさほど問題ないが、とりあえず検査するために病院に行ったところまでが昨日の深夜の状況でした。
そして、今日になってもマクラーレンの公式発表では大した追加情報はなく、更に憶測が広がることに。
アロンソのクラッシュを真後ろで見ていたベッテルも、スピードは低い状態でクラッシュしたと言っていますし、現場を見ていたカメラマンも動きがおかしかったと発言しています。(クラッシュする前にヘルメットが既に傾いた状態だったという情報まで)
そこにさらに(大したクラッシュでもなかったのに)アロンソは10分ほど気を失っていたとか、念のための検査入院でMRIやCTでも問題なかったというのに、もう1日入院するという情報も入ってきました。
そこで出てきた憶測が、「アロンソは感電して気を失ってクラッシュした」とか「バッテリーからの有害ガスを吸ってクラッシュした」というもの。
事の真偽は不明ですが、確かにマクラーレンが「大したことない」と不自然なくらい強調しているのも気になるところです。
アロンソの身体が心配ですが、まあ、復帰に時間がかかるような状態ではないと思います。
一方、2回目のテストとなったマクラーレン・ホンダですが、2日目にエンジンもフルパワーでなく、セッティングもほとんどされていない状態でそこそこのタイムで走っていたことを思うと、ちゃんと信頼性が確保され、シャシーもパワーユニットもセッティングが進めば、結構いいところまでいけそうです。
メルセデスの三味線説も強いですが、1年目だから中段に沈むということはないのではないかと思います。というか、期待しています。ま、3回目のテストがどうなるかわかりませんが、とりあえず、落ちるところまで落ちた形なので、あとは上昇していくしかないでしょう!
そんな中、ホンダの社長が交代するとのこと。
新社長の八郷氏の経歴を見ると、USオデッセイや2代目CR-Vの開発に関わってきたとのこと。
ある意味、最近のホンダらしいクルマ作りに関わってきた方とも言えるのかもしれませんが、NSXやS660にゴーサインを出し、シビックtypeRでニュル最速FFを目指し、F1復帰を決断し、ダウンサイジングターボを複数開発し、軽ではNシリーズをヒットさせた現伊東社長の強烈なリーダーシップに比べるとどうなんでしょうか?(イケイケ過ぎて品質問題が出たともいえるのかも?)
イケイケ路線から、ちゃんとしたクルマ作りに移行するための人事なのかもしれませんが、F1復帰という面からはちょっと気になるニュースでした。
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Posted at
2015/02/23 23:37:42
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