2014年04月15日
(いつも以上に長文でダラダラとした内容です。すいません。)
先週末は、モータースポーツの話題で盛りだくさんでした。
2輪のWGPでは、M・マルケスが19年ぶりの開幕2連続ポールトゥウィン。
アメリカのインディでは、佐藤琢磨が残念な結果に。
そして、日本では、伝統の鈴鹿2&4が開催されました。
国内2輪レースのことは、詳しくないので、話はスーパーフォーミュラのことになります。
今年から、レギュレーションが大きく変わり、シャシーは、癖のあったアメリカのスイフト製から、世界随一のレーシングカーコンストラクターであるダラーラ製になり、非常に扱いやすくなったようです。
また、エンジンも3.4LのV8のNAエンジンから、2.0Lの直噴ターボになり、引き続きトヨタとホンダがエンジンを供給しています。(スーパーGTと基本的に共用。スーパーGTにおけるGT-Rは当然日産エンジンが搭載されています。)
このクルマが、すごく速くてコーナリングスピードは、最近のF1を超えるレベルなんだそうです。
で、開幕戦の結果は、トヨタエンジン勢が上位独占。予選でのトヨタ勢トップとホンダ勢トップの差は2秒という大差に。
そこで、ふと、来年のF1のことについて思いめぐらしたのですが、ご存じのとおり、来年からF1にホンダが復活し、マクラーレンにパワーユニットを供給します。
パワーユニットのうち、エンジン部分は直噴ターボです。
ホンダは、WTCCにも数年前から参戦しており、そこそこのレベルを走ったりもしていますが、圧倒的な強さでもありません。でも、レーシングエンジンでの直噴ターボは数年間経験しています。
そんな中、スーパーフォーミュラではトヨタの圧勝という結果です。トヨタは、直噴ターボのノウハウを大して持っていた訳でもないと思われるのにです。
また、前述のWTCCの開幕戦も先週末に行われたのですが、初参戦のシトロエンが圧倒的な強さを見せたようです。
となると、ますます、ホンダの来年のF1用パワーユニットが気になります。「大丈夫なんだろうか?」と。
F1とホンダと言えば、強力なエンジンというイメージが強いですが、ホンダの第3期F1活動においては、ホンダエンジンは(音はすごく甲高かったですが)、パワー面ではいまいちと言われていました。
シャーシは幻の2009年のホンダF1用だったブラウンGPは、チャンピオンを獲得しましたが、エンジンがホンダだったらあそこまで活躍できたかは疑問と言う方もいます(ちなみにエンジンはメルセデス)。
で、話は変わって、私のお気に入りのドライバーであるF・アロンソですが、今年のフェラーリは散々で、ドライバーがアロンソとライコネンでなかったら、目も当てられない状況だっただろうというレベルです。
とうとう、チーム代表のステファノ・ドメニカリも更迭されてしまいました。(個人的には、遅きに失したとは思います。もっと何年も前に別の人材に代えておくべきだったと思います。)
現在のF1は、一定時期を過ぎるとパワーユニットの基本的な部分の開発はできません。
ですから、コンピューター面でのセッティングを煮詰めていくことになるんだと思われますが、フェラーリのパワーユニットは、完全に重量オーバーとのこと。となると、抜本的な開発が禁止されている状況では、軽量化は非常に困難と思われます。
そこで、F・アロンソもフェラーリに愛想をつかし、下手すりゃ犬猿の仲だったロン・デニスが代表に舞い戻ったマクラーレンに復帰するのでは?という噂まで出ています。(マーティン・ウィットマーシュが現在も代表をしていれば、その可能性は非常に高かったと思いますが)
しかし、ホンダがこの体たらくでは、F・アロンソはフェラーリに残るも地獄、出るにしても行き先は、ほとんどなく、といってロン・デニスとの仲を、よりを戻してマクラーレンに行っても地獄で、3回目のチャンピオンを獲るのはもう、難しいのかな???と思ってしまいます。
そこそこ走るクルマさえ与えれば、チャンピオンを獲れるだけの実力者だけにファンとしては非常に残念です。
Posted at 2014/04/15 01:14:10 | |
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