日付は2日変わってしまって、一昨日の日曜日、福岡モーターショーに行ってきました。
国産車館は、80年代のようなコンセプトカーに夢を感じる訳でなく、といって、市販車に興味があるものもなく、淡々と見ていたのですが、”これは!”と思ったのが、トヨタのプロトタイプカーと佐藤琢磨がインディ500に実際に勝ったインディカーでした。
トヨタのプロトタイプカーが、本当に今年の実車だったのかはよくわかりませんが、最新のプロトタイプカーの空力デザインが非常に複雑なのが分かって興味深かったです。
一方、佐藤琢磨のインディカー。クルマ自体はワンメイクのフォーミュラ(なぜか、エンジンのメーカーで空力パッケージが異なるという不思議なレギュレーションですが)ですから、さほど興味深いものではないのですが、感動したのはバックで流れるインディ500の中継シーン。
アロンソが出場するということで、契約したスカパーのチャンネル。(生ではなく録画で見たのですが)残り数周で佐藤琢磨がトップに立ち、接戦を制して優勝を果たしたシーンを見て、改めて涙が出そうになりました。
一方、本命の輸入車館。
ルノーは結構なスペースを取って頑張っていました。
個人的には興味薄のメガーヌ4ですが、なかなかの評判のようで。
また、ボルボは、まさかまさかの漁夫の利のカーオブザイヤーを獲って迎えたモーターショーでしたから、アナウンスのお姉さんも「最も優れたクルマを選ぶ日本カーオブザーイヤーで…」と連呼していました。(多少疑問を感じざるを得ないアナウンスですが、ま、ご祝儀ということで)
それ以外では、アルファのジュリアが気になりました。
偶然、コンパニオンのお姉さんが出てきた時間帯で、なかなか近づけない状態でしたが、インテリアは”イタ車”って感じでした。一方、スタイルは、ちょっと国際派で、もう少しイタリア感が感じられたらいいなと思いました。
今回は、メルセデスとVWが出展をしなかったとのことで、スペース的にはゆったりしていましたが、輸入車ではトップセールスを誇る2社の出展がないのはやはり寂しいものがあります。また、例年どおり、プジョーとシトロエンの出展がなかったのも寂しいですね。
元々、東京モーターショーに対する国産車メーカーの力の入れ具合が低下し、出展を取りやめる輸入車メーカーも増えてきている中、福岡のモーターショーも前回、前々回より盛り上がりに欠けた感もありますが、まあ、それなりに楽しめました。
Posted at 2017/12/19 00:45:41 | |
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