
久しぶりに梅雨の晴れ間が覗いた休日🌞
前回は牛久沼のうなぎがテーマだったが、今回は沼の主である『河童』が主役のブログになります。
日本各地に『河童伝説』が伝わるが、牛久沼にも江戸時代沼に若者を引きずり込む河童がいたとういう伝説が残っている(・_・;
今回はこの地に伝わる河童伝説を紐解いてゆかりの地を訪れてみます。
まず最初はラーメンコーナー🍜
現地に行く前にこちらのお店『麺屋 壱心』で腹ごしらえ。
自宅近くで美味しいお店を探していたが…
去年12月にオープンして、ネットでも評判の良いお店を見つけました。
ラーメンは塩・醤油・味噌・煮干しと色々な種類があるが、中でもダントツの人気を誇るのが『蛤ラーメン🍜』
大振りの蛤2枚に赤みを残して仕上げられた大きめのチャーシュー🥓そしてその上にはトリュフソースのトッピング‼️

鶏ベースのあっさりとしたスープに蛤の濃厚な味が後からじわっと押し寄せてきて、これまで味わったことがない美味しさでした。
お腹も満たしたので、今日は沼の東側にあたる『かっぱの小径』から『アヤメ園』あたりを散策してみることにした。
最初は『かっぱの小径』から……
湖畔の駐車場に車を停めここからは徒歩
湖畔にはアヤメ園まで約1kmの遊歩道が整備されている。

湿原の中の木で作られた道を歩くと、尾瀬のような長閑な光景が広がっている。
時折沼が見える場所があり……
今日はウインドウサーファーがかなり帆を浮かべている⛵️
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木造りの道を抜けると細い一本道が続いているが街灯もなく夜は歩ける道ではない。
案内板が掲示されていたが、ここから10分程歩くと『雲魚亭』に到着する。
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小高い丘のような場所からは眼下に牛久沼が見えるが……
ここはダイアモンド富士の撮影に何度か訪れた場所である。
丘の上には河童の絵を多く残した日本画家、小川芋銭(おがわ うせん)の住居兼アトリエ『雲魚亭』がある。
小川芋銭は明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家。
土日は無料で一般公開されているようだ
建物は昭和初期のレトロな佇まい🏚
中に入るとおそらく親族の方と思われる方が案内してくれた。
芋銭が晩年を過ごした雲魚亭は当時使用していた硯や書簡などが展示されています。
こちらが芋銭が書いた河童の絵

(館内は撮影禁止だったので観光協会の写真を引用)
また近くには芋銭の生前の業績を讃えて昭和27年に建立された河童の碑がある。
石碑には膝を抱えた河童の姿が描かれている。
雲魚亭のすぐ近くには、牛久沼の伝説のひとつ「河童松」があります。
石碑のそばには河童松の伝説が説明してあるが……
要約すると以下の通り‼️
その昔、村の若者が河童に水の中へ引き込まれ、亡くなってしまうことが度々あったので、村一番の屈強な若者が河童退治をすることになったのです。
ある日その若者はいたずら河童を見つけ、松の木にくくりつけました。
河童をくくりつけた松は「河童松」と呼ばれるようになったそうです。
その河童松の姿はこちら‼️
最後は『観光アヤメ園』
シーズン中は約2万本のアヤメや花菖蒲が咲き誇るようです。
園内には見頃を迎えた花菖蒲が咲き誇っているが……
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アヤメと花菖蒲とカキツバタの見分け方をご存知ですか❓
観光協会のHPにわかりやすく解説してありました。
こちらは花の付け根に網目状の模様があるので『アヤメ』
そしてこちらは花の付け根に筋状の模様があるので『花菖蒲』
さてここからはこの地の主の登場です。
亀の甲羅のような後ろ姿は……❓
園内にはこの地に相応しく河童の像が建てられています。
最初は河童の親子。どちらも膝を抱えて遠くを見つめています。
なかなかのイケメンで涼しげな顔立ち
子供の方はアニメチックな顔立ち
もう一体は犬と遊ぶ子供の河童
ちょっとリアルで怖い顔立ち(・_・;
そして最後は三日月橋の袂に座る河童
遠くを見つめて物思いにふけっているような感じ。
まだ咲き始めたばかりの紫陽花を撮って次の目的地に移動します。
自宅に帰る途中牛久沼水辺公園に寄ってみました。
昨日の雨で洗われた芝生の緑も眩しいくらいで、久しぶりに遠くに筑波山が見えていた。
今日は天気も良いせいか白鳥の親子は陸に上がりくつろいでいます🦢
何か草の中のエサをあさっているようですが……
なんだろう❓
ミミズかなぁ……
いつの間にか親子そろって歩き始めた。
下の写真は1カ月前の写真ですが随分大きくなりましたね(ᵔᴥᵔ)
お母さんの後を追いかけて沼の方に歩き始めました。
歩く姿も力強くなり……
お母さんを追い越してしまいましたが…
最後は親子で仲良く沼に入って行きました
最後を飾るのは花の写真を撮る尾根遺産でおしまいです📸
Posted at 2019/06/17 00:11:53 | |
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