WECでもIMSAでもない962

94年JGTCを走ったﾀｲｻﾝｽﾀｰｶｰﾄﾞﾎﾟﾙｼｪ962GT


どう考えても「反則」でしたよね、ﾘﾔｵｰﾊﾞｰﾊﾝｸﾞが詰められ全長短縮、車重300kg以上増、ｴﾝｼﾞﾝにｴｱﾘｽﾄﾘｸﾀｰ装着と諸々の制約を受けたとはいえ、GTｶｰのﾚｰｽにﾌﾟﾛﾄﾀｲﾌﾟｶｰが走っちゃうんだもん😅。
今に当て嵌めると「SGTのﾚｰｽにﾊｲﾊﾟｰｶｰが出た」って感じになりますかね(笑)。

Cｶｰの962とﾓﾃﾞﾙｶｰで比較して見るとこんな感じ。


ﾘﾔｵｰﾊﾞｰﾊﾝｸﾞが短いのは直ぐわかりますね。

それに伴ってﾘﾔの造りも結構違う。

94年ｼｰｽﾞﾝ、rd.3の富士のﾚｰｽではﾏｯﾁ現JRP会長がﾘｰﾄﾞと組んで乗って優勝しています。

これがJGTCのﾁｰﾑﾀｲｻﾝ初優勝で、そしてﾎﾟﾙｼｪ962のﾒｼﾞｬｰﾚｰｽ最後の優勝という事になります。ただﾚｷﾞｭﾚｰｼｮﾝによる制限事項が多い事もあってこの年で参戦終了。

同じ94年にﾙ・ﾏﾝにもﾀﾞｳｱｰﾎﾟﾙｼｪ962LMなんていうﾙｰﾙ拡大解釈?の掟破りの車が出て勝ってちゃってますが

やっぱりGT1規定っておかしかったんですね。
そして962について言うと「ｼｭﾊﾟﾝ962CR」なんて迷車?も誕生しましたね😅。

価格非公開（2億円?）で製造は6台?とか。

しかしﾎﾟﾙｼｪ962ってつくづく「飽きさせない車」だと思います😄。