たぬき屋店長のブログ一覧

連投すみません。

DVDを見終えての私心を書き留めておこうと思います。

MH紙面からも、DVDの冒頭でも、一貫して語られていることが、安全第一と言うことです。
（株）三栄書房、MH編集長並びに編集者の皆さんが、この企画を実現するために並々ならぬご苦労が有った事は想像するに余りあります。

膨大な運営企画、安全対策を持って国交省通いを繰り返し、ついには「全線占有、道路国交通法適用外、道路国交省認可」の文言、お墨付きを獲得したのでしょう。

やっと獲得出来たお墨付きを、最初で最後にしないためにも、また後進の同じ様な企画の為にも、日本のモータースポーツの為にも、事故で前途を潰す訳にはいかないとの思いがもちろんあったと思います。

コース所有者の箱根ターンパイク（株）
車両とドライバーを揃えエントリーしたデベロッパー、その他大勢の裏方さんの力で行われた第一回は無事成功したと思います。

ただ私一個人の思いは、安全対策の為ギャラリーは一切立入り禁止、競争はしない、「タイムや速度等のデータは取るが数値で優劣を付けない。」云々は前記の理由から理解は出来るが、それではこの大会の趣旨はどこにあったのか。

DVDを見ているとドライバーの皆さんは「面白い」「気持ちいい」「最高」と手放しで喜んでいる、例えば、車を持ち込んだHKSはある程度は宣伝材料になるだろう、そんな事を考えたら、参加者だけが楽しんだ単なるイベント、お楽しみ会に過ぎないのかと。
この運営方法でこの大会が第二回、第三回と末長く繰り返され定着する大会になり得るのか?

いずれにしても車、車好きにとっての新しい一歩は踏み出したのだとは思う。

かなり昔、石原東京都知事が、東京都内にF1を誘致するなどと発言したことを聞いたような記憶があるが、このイベントの成功をキッカケに、いずれ実現出来るような社会になれば喜ばしいですが。


支離滅裂、長文、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

年末に発刊されたモーターヘッドで特集が組まれていた「箱根ターンパイクヒルクライム」のDVDをゲット。
活字と写真の興奮を動画で再び堪能します。