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2008年12月27日

[祝!! 納車1周年]スバル・R2が来て早くも1年。

[祝!! 納車1周年]スバル・R2が来て早くも1年。 我が家にR2がやって来てから1年が経過した。どうしても、スプレッドウインググリルを廃止してしまった後期型の没個性的なフロントマスクが気に入らず、更にボディ色もイエローでDOHCエンジンを搭載した"R"グレードに限定してスバルの純正中古を中心に探していたら、香川県の高松で1台だけあった。社用車で使われていたクルマで走行距離は0.6万キロという出物だったので、即刻飛行機で高松まで見に行って買ったクルマ。更に、納車は陸送ではなく高松から埼玉まで自走して連れ帰ってきたクルマだから思い入れもヒトシオです。残念ながら、スバルは軽自動車ビジネスからの撤退を発表したが決してクルマそのものの出来が悪いわけではない。むしろ、その独創性とこだわりから来る高コスト体質が利益を薄くしていたのだろう。またプレオから世代交代するに当たり、R2はワゴンR等のトールワゴン勢との直接対決を避け、日常生活において必要充分な空間を確保しつつ、スタイリッシュなパーソナルカーを目指した意欲作ではあったが、想像以上にユーザーは保守的であり、歓迎されたのはスタイリッシュ路線ではなくタントのような空間追求型だった。三菱i(アイ)やダイハツ・ソニカのセールスが低調に推移しているのも同様の理由だろう。しかし、三菱にはeKワゴンがあり、ダイハツにはムーヴがあるものの、スバルは時代遅れになっていたプレオの継続生産で走ってしまったことが痛かった。慌ててステラを出したところで急場しのぎ的な煮詰めの甘さはいかんともし難く、万事休す。つくづく、ステラとR2の順番が反対だったら...と悔やまれる。親バカかもしれないが、スタイリングは三菱i(アイ)と並んで現行の軽自動車の中では頭抜けている。軽自動車であると言うことにコンプレックスを感じさせない傑作だと思っている。出来の良いCVTと軽自動車としては贅沢な4気筒エンジンのお陰で燃費も文句なしに自慢できる。お陰で今年の異常なガソリン価格高騰も涼しい顔で乗り切ることが出来た。4輪独立サスが奢られた事で、軽自動車としては望外なフラット感と直進安定性が楽しめるのも美点だろう。あえてネガティブなポイントを指摘するならば、スタイリング優先によって生じた見切りの悪さ。これもR2のセールスを落とした要因と言われている。
この1年間で順調に約6000kmを走破した。途中、カムシャフトセンサーの故障によってエンジンの始動が出来なくなりレッカー移動されるトラブルに見舞われたが、修理後は今のところ快調。それ以外はリモコンキーの電池が切れた程度。我が家のメインカーとして買い物や送迎などに大活躍している。車検が2009年03月と迫ってきた。車検を受けるべきか、否か今しばらく悩むことになりそう。
話題は変わるが、先日スバルがWRCからの撤退とトヨタと共同開発していた小型FRスポーツ車の開発/発売の延期が報じられていたが、私は愕然としている。年間100億円とも言われるWRCの運営費用を削減するため...と言うが、撤退したことで失われるブランドイメージや落胆するスバルファンの心情を考えれば損失は100億どころではあるまい。スバル360から続く軽自動車ビジネスから撤退し、多くのファンを産んだWRCからも撤退。そして、軽自動車を止めてまでもやりたかったトヨタとの小型FR車プロジェクトも延期。いったい、今後スバルは何を柱にしてビジネスを展開していくつもりなのか。既に販売が低迷しているインプレッサやトライベッカの立て直しも難しい。スバルファンが安易なOEM車で満足するはずもなく、ステーションワゴンブームが去ってしまった今、次期型レガシィとて成功が約束されているわけではない。これからの数年間がスバルにとって正念場になるだろう。雪国で育った私としてはスバルのクルマに「絶対的な信頼感」の様なものを感じている。是非スバルには今一度原点に立ち返り、この混沌とした時代を切り抜けて欲しいと願っている。

ブログ一覧 | スバルR2 | クルマ
Posted at 2008/12/27 17:31:43

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この記事へのコメント

2008年12月28日 8:57
先日ワタシのブログで紹介した「R2」を購入した先輩も、ほとんど同じ様な経緯で購入した様です。
とくにグリルはスプレッドウインググリルがいい!という事でA~B型を探したと。
クルマ好きが「我慢して」ではなく「積極的に」選べる貴重なモデルだと思うのですが…残念ですね。

状況がするす限り、大事に乗っていきたいですね。
コメントへの返答
2008年12月29日 13:51
ユーティリティ以外のポイントはかなり高得点が貰えるクルマだと思います。しかし、軽自動車を買う人は軽とは思えない広さを求める人が多いみたいですね。その偏った価値観が直らない限り、R2のようなクルマの挑戦は失敗続きなんでしょうね。しかし、軽自動車の大半がほぼパーソナルユースだと思うんですがねぇ。まぁリセールを考えると素直にトールワゴンにしておくべきなのかもしれませんが。

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 現在はマツダ「ロ...
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