37台目のマイカーとしてスズキ「ジムニー(JB64W)」が納車された。約15ヵ月の長納期を乗り越えてやってきた待望のクルマ。
2016~2018年頃にも軽ジムニー(JB23W)に乗っていたので、軽ジムニー再びと言う感じである。
このブログを以前から読んでいる方は「あれ?最近
ジムニーシエラにも乗ってなかった??」と気付くだろう。今回の軽ジムニーはジムニーシエラの売却と同時に注文していたものがようやく納車されたものだ。
ジムニーシエラは1.5L(NA)のゆとりある排気量と拡幅されたトレッドから長距離をゆったり走れることを期待して選択したのだが、惜しくも私の期待には届かなかった。そうなると日常ユースなら軽ジムニーの方が取り回しも良い上に維持費も安い....という事で悩んだ末に買い直した。とはいえ、やはり見た目はシエラの方がカッコいいですね。
軽ジムニーを発注する際に、延々と悩んだのがトランスミッション。これまでジムニーはすべてMTを選択してきたが、前述のように今回の軽ジムニーは札幌近郊の街乗り(特に冬場)に用途を限定したので、ラクチンに乗れる4ATをチョイス。
とはいえスンナリ決まったわけではなく、MT/AT両方の試乗車に乗せて頂いたうえで決断に至った。
面白いもので、前愛車のトヨタ「ハリアー」なんて特に悩みもせずホイホイと契約してしまったにの比べ、価格は半分程度の軽ジムニーは延々悩んでいる。その違いは何なんでしょうね。
まぁ結果として「ハリアー」は一カ月以上乗らなくても気にならなかったが、ジムニーは近所一回りだけでも乗ろうかなと思うのが不思議だ。私の中ではもう一車種、長い事延々と悩み続けているクルマが有る。そろそろモデル末期なので契約しないとヤバいなと思うから来年あたりは....。
話を戻して。
軽ジムニーのミッションを悩んでいた時、MT/ATを乗り比べさせて頂くことが出来たのだが、この時に「あら??軽ジムニーのATはこんなにフィーリング良かったか??」とちょっと驚いてしまった。過去にも現行モデル初期型の頃に4ATにも試乗させて頂いているが、そこまで好印象ではなかった。
自分の中でちょっとしたパニックというか衝撃を受けたのは近年久しぶりと言っても良いくらいだった。そのあたりを判りやすく表現している動画(うな丼さん)があるので見て頂きたい。30分41秒あたりから軽ジムニーのATになります。
この動画がアップされたタイミングは既に発注済だったのだが、私の驚きが余すことなく表現されているのでニヤニヤしましたね。「我が意を得たり」とはこういう時に使う言葉でしょう。
燃費は相変わらずだが、滑らかに変速する4ATと、K6Aとは隔世の感すらあるR06A型ターボエンジンが低回転域から太いトルクを出すから、なにやら高級というか、かなりまともなクルマに乗っているフィーリングすら感じる。
更に言えば、縦置きエンジンやラダーフレームの構造故か、パワートレーンに由来するノイズは案外抑えられている。それでいてJB23の頃よりボディ剛性(感)はかなり向上しているし、ステアリングダンパーのお陰なのかあんなにフラフラしていたステアリングも結構落ち着いている。なるほどジムニーが売れるのは当然なんだな...と今更ながら感心しきり。私のジムニーは小改良を受けた4型なので、価格は2,002,000円と大台突破しているが、隅々まで専用設計されたクルマだと思えば安過ぎるくらいだろう。
納車以降の平均燃費は12.32km/L。前愛車の「ハリアー」は平均21.47km/Lを記録していたのは流石トヨタのハイブリッドと評価するが、やはり私の様に距離が伸びないタイプには宝の持ち腐れですね。燃費よりも「走って面白い」と思えることの方が重要だと思います。
さてさて。実は軽ジムニーは本来ルノー「トゥインゴ」の後継と考えていたのだが、「ハリアー」の稼働が伸びないため売却を早めてしまった。お陰で「トゥインゴ」は当初予定を覆して冬眠入りしたり色々予定が狂ってますが、まぁこの冬はジムニーと共にトコトコ雪道を走破して楽しみたい。
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ジムニー(軽) | クルマ
Posted at
2024/11/18 22:51:09