![[とうとうモデル廃止]スズキ・スプラッシュ 名車は約6年間の販売に幕。 [とうとうモデル廃止]スズキ・スプラッシュ 名車は約6年間の販売に幕。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/033/928/930/33928930/p1m.jpg?ct=91c9c015f018)
スズキの公式ホームページから「スプラッシュ」が消えた。いよいよ「スプラッシュ」もモデル廃止の時を迎えたと判断すべきだろうか。2007年の東京モーターショーでヒッソリと展示されていた事を記憶しているが、日本での発売は翌
2008年10月からであった。国内生産では無く、ハンガリーのマジャールスズキで生産されたモデルを輸入するスタイル。発売当初はユーロ高であり、1ユーロ170円近くまで高騰していた中で、スプラッシュの国内価格は123.9万円と低く抑えられていた。
2011年にはマイナーチェンジを実施し、2型へ移行。エンジンとCVTの変更に加え、ESP(横滑り防止装置)とキーレススタートシステムを新たに標準装備した。価格は128.7万円と僅かに上がったものの、ESPの装着を考えれば、むしろお買い得になった。しかし、ボディカラーの「スプラッシュグリーンメタリック」と「ブライトレッド5」が廃止となったのは残念だった。3型は正直、どのタイミングで変更されたのか判らない。かなり短期間の導入だったはず。そして、
まさかの輸入一時中断を経て、最終モデルとなった4型が2012年6月に登場し前後フェイスの変更を受けた。価格も変更が無かった。
このブログではスプラッシュの話題は折に触れて取り上げてきたし、毎回かなりのアクセス数を記録していたから、雑誌等での露出が極めて少なかった「スプラッシュ」の情報を求めていた方に読んで頂けたのかも知れない。
ブログにアップした/しないを含め、「スプラッシュ」には結構な回数の試乗をさせて貰った。ただ、ついぞロングドライブをする事は叶わなかった。愛車入替えの際に毎度候補にあがっていたが、どうしてもCVTのフィーリングだけが好きになれず、限定車でもMTが導入されれば.....と期待をしていた。まぁスズキにそんな冒険を期待しても無駄なのは承知しているが、スプラッシュは導入当初から月販目標500台の少量販売モデル。200台位の限定車でMTを輸入する位のファンサービスが有っても良かったのでは無いか。まぁその期待はマツダが応えてくれているのが現状である。
それでも「スプラッシュ」の日本車離れした走りには毎回驚かされた。ビシッと安定したステアリングや堅めのシートも独特。低価格なのに、安全装備も満載。こんな個性的でリーズナブルなコンパクトカーはもう出ないかもね。私は「名車」だったと思う。
さて「スプラッシュ」の6年間を見届けた者として、いつか「スプラッシュ」を愛車に迎えたいと思う。そのチャンスはいつ訪れるだろうか。とりあえず、スプラッシュには「お疲れ様」と言いたい。

Posted at 2014/08/31 18:49:04 | |
トラックバック(0) |
クルマ | クルマ