2019年05月03日
当時のF1ブームの、まさに先頭を走っていた、F1ドライバーのアイルトン・セナさんが1994年5月1日、イタリアはイモラ・サーキットで施行されていたサンマリノGPのレース中にコンクリートの側壁にほぼフルスピードで衝突し、この世を去りました。
享年34歳。
まさにレーサーとしての人生が音速とともに去って行ってしまったという感じで。
この時のサンマリノGPは異常な状態で金曜日に大クラッシュ、土曜日にはクラッシュでレーサーが死亡するという、普通に考えたらグランプリ自体がキャンセルになってもおかしくない中施行されていました。
セナさんがクラッシュしていった瞬間は後続の選手のオンボードカメラでの映像がありますので、ご存じな方も多いでしょう。
その時はたまたまNHKの当時のサンデースポーツを視ていて、女性キャスターがセナさんがレース中にクラッシュして重体であるという至急報を伝えてたことから、急遽8chにチャンネルを替えて、レースの映像が流れている中、しばらくして実況の三宅正治アナウンサー、コメンタリーの今宮純さん、リポーターだった川井一仁さんの3人が沈痛な表情でカメラの前に立ち、三宅アナウンサーが震える声でセナさんが亡くなったという第一報を伝えていたのはいまでも記憶に残っています。
その後の日本国内の衝撃は凄まじく、フジテレビ以外でも取り上げられていましたし、フジテレビは言わずもがなではありました。
セナさんと言えば、日本テレビ系列で放送されていたとんねるずのバラエティ番組でもカートの時には千葉までお越しいただいて楽しそうにカートを走らせていたのはとても印象的でしたし。
それ以外でのストーリーもある方から凄いのを伺っております。
その頃のF1はキャラの濃い個性的なドライバーが多くおられていて、名前を聞くと思い出す方々は多いです。
まだ操縦に人間が入る余地があった頃のアナログな感じと言いますか。
そう考えてみますと、今のF1というのはとっても味気なさを感じます。
テレメトリーという名の下にほぼすべて機械がコントロールして、人間の入る余地がほとんど無く、ただ周回をぐるぐる回っているという感じでしょうか。
テレビ中継も地上波とて今や秋に鈴鹿サーキットで施行される日本GPのみで、あとはフジテレビのCS(の更に別料金枠)とDAZNのみです。
正直今のF1に魅力は感じません。
たまに視ますけれど、なんだこれ?と言う感じです。
今のF1をセナさんはどういう風に見ておられているのでしょうか。
Posted at 2019/05/03 16:02:44 | |
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