とある方から以下のような質問を受けたので、その回答としてブログを書きます。
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私も5w-30を入れていいるのですが、
(有償保障で交換できるのはこれしかないので…)
0w-20に入れ替えて
何かかわりましたか?
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<質問者さんへの回答>
私がオイルの入れ間違いに気づいた理由は
・エンジンのまわり方がダルくなった
⇒完全に自分の感覚です。
・燃費の伸びが如実に悪くなった。
⇒0w-20では信号の少ない50~60キロ道路を走ると24~26まで伸びていたのが、5w-30だと20キロ行くか行かないかまで落ちました。
<今後、質問者さんがとるべき対応>
はい、完全に余計なおせっかいですけどね。一応。
状況が詳しくわからないので何とも言いにくいですが、質問者さんのブログを拝見した限り、非正規の販売会社で購入されているようでした。
私個人の意見としては、なるべく早く正規ディーラーに切り替えて0w-20に入れ替えたほうが良いと思います。理由としては、壊れることはないだろうけど、メーカー指定外のオイルを入れていることでエンジントラブル時にメーカー保証されない可能性があるからです。
今はどのメーカーでも正規ディーラーで車検整備すると特別保証が付加されるのでそのメリットはとても大きいです。
※つく2保証(ハーティプラスプログラム)
<なぜ0w-20なのか?>
その理由は以下の通りとなります。(私が調べた上で出した結論)
結論として、粘度が0w-20あればエンジンの耐久性・摩耗性には影響はなく、
エンジンの燃費・耐摩耗性を両立できる粘度は0w-20と考えられます。
根拠として豊田中央研究所の公開する論文(下記リンク参照)を示します。
この論文では、エンジン摩耗防止性を考慮するとHTHS動粘度が2.6以上が必要としています。
※豊田中央研究所の公開する論文
また、HTHS動粘度2.6を確保する粘度の下限がSAE規格では0w-20となっています(下記リンク参照)
※ENEOS 第2節 自動車用潤滑油
Posted at 2022/07/31 21:22:34 | |
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