ゴールデンウィークおしまい／タイヤレビュー。

GW。前半はぎっくり腰を癒すことに徹し、6日に休みを取って6連休にした後半は5/3～5/5に長崎に行き、その後は治りきらなかったぎっくり腰を癒しつつ疲れを取っていたら終わった感じである。

長崎、というか九州全体が地震の影響で宿のキャンセルが相次いでいるとニュースで報じられており、んじゃ宿取れるんじゃね？とネットで調べてみたらあっさり取れたので行ってきた次第。道中、災害派遣の自衛隊の車両と何台もすれ違い、事の重大さに思いを馳せつつ、長崎では夜景を撮ったり



撮り鉄をしたり



その他、かつて自宅があった（書き忘れていたが、30年ほど前に2年ほど住んでいました）界隈をうろうろしたり当時通っていた小学校にある原爆資料館でOBのおじいさんと色々話したり、満喫しました。観光らしい観光はあまりしていないんだが、長崎県美術館内にあるカフェのスイーツが激ウマだったので諸賢も機会があったら食べるとよいです。



イチからしまいまで書くととんでもなく長くなるので長崎の話はこの辺にして、新しいタイヤに履き替えて都合1700kmほど走った感想をば。

静粛性、乗り心地に関しては、標準で装着されていたミシュラン・プライマシーLCとの大きな差異は認められない。全然変わらないとまでは言わないが、助手席に乗っていたら「タイヤ換えました」と言われても分かる自信がない。ワインディングでも、私が走るペースにおいては「運転が上手になった気にさせるクルマ」たるフォーカスの素養をスポイルするつくりにはなっていないと思う。

しかし、ステアリングのフィールだけは誰にでも分かるぐらい劇的に変わった。前期型フォーカス、いわゆる遊びの部分が少なく、ハンドルを切ったときの直進状態に戻ろうとする力が結構強く働く傾向がある。ワインディングで旋回する際、コーナーからの脱出時にアクセルを踏みつつステアリングを戻すと、バネが効いたみたく「びよーん」とステアリングがセンターに戻ろうとするのだが、この辺の所作がかなり後期型に近くなった。随分ナチュラルになったと思うし、操作感が軽くなったように感じる。実際は後期型の方が更に軽いのだが。

私のボキャブラリーで言えるのはこれぐらいだなあ。個人的には満足しているし、これだけハッキリ違いが判ると面白いものである。当分先の話だが、次のタイヤを何にしようかという楽しみができた。

ここからは後期型フォーカスのことについて少しだけ。今日、この記事を書くために試乗させてもらった。最初に乗ったときは担当氏と2人乗りで走ったのだが、今回は1人で運転。

するとどうだ、前回「私の2リッターNA+6速DCTとあんまし変わらんなあ…」と思った1.5エコブースト+6速ATがやけに活き活きとしている。あれ、なんか前に乗ったときと印象が全然違うぞ。これ、欲しいかも！いや買えんけど。

ただ2人乗りの時とこうも乗り味が変わるというのは不思議というか何というか。そういえば担当氏も以前「1人で乗って運転すると凄く速いんですよ」て言ってたなあ。

なおぎっくり腰はまだ完治しておりません。明日からの仕事が不安だ…。