イグニッションコイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
出先での発症が充分考えられる不具合対応なので、
予め作業方法や必要な工具を把握しておくために、
敢えて主治医には頼まず、DIYでやります。
交換に必要な工具は10mmのレンチとプラスドライバー、
六角レンチの3点です。
2
交換する部品は純正やF純正品の流用ではなく、
ebayで購入した中華同等品(ジャガーV12用)を使います。
中華品でも値段のバラ付きが多少ありましたが、
最安品ではなく、OEMクオリティを謳っているモノにしました。
・・まあ、気休め感は否めませんが・・。
いま付いているコイルが完全に亡くなる前に、
とりあえずお試し購入した中華品を取り付けてみて、
症状が改善するようなら、同じサプライヤーから車載用の予備パーツとして、
追加購入しようと思います。
購入したコイルの出荷元は米カリフォルニアなので、
中国から直接引けるルートがあれば、もっと安く買えそうですね。
BABAでも出品あると思うんだけどな・・。
まあ、送料入れても2個でUSD70くらいなので、十分安いですけどね。
3
部品交換と併せて再発防止策として、
エンジン熱害対策も施そうと思います。
中期型以降のサイドパネルを流用出来ればベストですが、
中古品の出物がないのと、エアインテークから交換が必要になるので、
同じ様な遮蔽パネルを自作することを検討しています。
RVFのカーボンフェアリングで使ったFRPとカーボンシートの残材がありますので、
それを使って足らずは追加で資材調達して作ろうと思います。
段ボールで型取りしてFRPの200番でベース作って、
その上にゲルコート→カーボンシート→エポキシで仕上げます。
まあ、一番良いのは夏場は乗らないに越したことは無いのですが・・。
4
頼んでから10日で届きました。
航空便でしょうね。
もう少し暑さが和らいでから、交換作業に取り掛かりたいと思います。
5
初期型ディアブロのイグニッションコイルは
左右バンクで各一ケ使いです。
エンジンルーム内運転席側のエンジンカバーダンパー取り付け部に
専用ステーで取り付けられています。
10mmナット2個で止められています。
左右バンクのコイルとトランジスタが付いていますが、
ナット2つ外してもエアクリボックスとエアインテークが邪魔で
抜き取れないので、エアクリボックスを外す必要があります。
エアクリボックスの蓋は六角レンチで8本のボルトを緩めます。
特にタイヤ側の2本は狭いスペースでの作業なので、
ボルトを誤って落とさない様にする必要があります。
またトランジスタに繋がるコネクタを外す際、
コの字型の固定金具をペンチ等で引き抜いてから
コネクタを外すのですが、外す際に固定金具を誤ってエンジンルーム内に落とさない様、
注意が必要です。
6
ステーと配線が外れて、エアクリボックス蓋を取り外したら、
エンジンルームの隙間からステーごとコイルとトランジスタを外します。
配線がエンジンルーム内に落ちない様、
タイラップ等で固定しておくと良いでしょう。
無事コイルを摘出出来たら+ドライバーで
ステーからコイルを外して、新品パーツを取り付けて、
逆の順序で組み付ければOKです。純正パーツの場合は。
今回手配したコイルは他車種流用なので、
コイル側の端子とプラグコードを挿す部位が
車体側と合っていないと付きません。
端子は何となく形状あってそうなのは購入前に確認済みでしたが、
プラグコード差し込み口の形状が合ってないので、そのまま取り付け不可です。
プラグコード両端にプラグコードとコイルの形状に合う端子を探して取り付けた配線を挟んでやる必要があります。
プラグコード差し込み口は内径10mmで用意したパーツと純正で同じですが、
差し込み口内の接点形状が異なります。
純正は差し込み口内の内壁に円筒形の端子がありますが、
用意したパーツはBMWと同じ様なタイプで、
内部中央にスクリュー型の端子が突き出しているタイプです。
7
デスビ側メス→デスビ側オスのセンターコードを調達しますが、
イグニッションコイル側の電極に合わず。
形状似てたのでプラグキャップを嵌めてみようとするも嵌らず。
マレリの互換がチャンピオンであるみたいですが、
日本国内からでは調達出来ず。
以前探したBABAをもう一度見てみたら、
互換品が出ていたので即注文。
届くの時間かかりそうなので、さすがのリポバッテリーも上がってしまいそうですね。
到着まで、XJ用を使えないか、もう少し足掻いてみようと思います。
とりあえずE30の中古プラグコードを物色中。
センターコードのキャップ内の端子が欲しいだけなんですが、
古いBMW向けでセンターコード単品では出物無いですね。
8
ジャガーV12用のイグニッションコイルには、
E30のセンターコードがそのまま使えそうです。
このセンターコードを加工して、車体側から伸びてくる
コードに無加工で接続出来る配線を作りました。
コイル側は良かったのですが、
車体側がオス端子で、自作ケーブル側もオス端子にしてしまったので、
そのままでは付かず、自作ケーブル側の端子を加工して仮付したところ、
無事エンジン始動出来ました。
前回エンジン掛けた際に始動性が悪かったのは、
バッテリーが弱っていたのではなく、片バンクしか火が飛ばなかったからの様ですね。
この状態のまま走行するのは心許ないので、
走行中の振動なのでケーブルが外れてしまわないような、
何らかの対策が必要になりそうです。
車両へコイル&ステーを取り付ける際に
ステーに付くアース線を誤ってエンジンルーム内に落としてしまい、
しばらくエンジンルーム内を探すも、見つからず。
アース線はコイルに繋がる配線に束ねられているものと思い込んでましたが、
どうやら別の場所から引かれてるみたいです。
まあ、ステーは車体フレームにボルト止めされてるし、
コイルとステーもねじ止めで面接触してるので、
とりあえずアース線は無くてもアースは取れてる筈。
エンジンは問題なく掛かるので、
今度、整備に出すときに、工場で確認したしてもらうことにします。
とりあえずこれでコイルが熱害でパンクしても、
欧米の様にchampionの同型品が調達出来ない日本でも、
両バンクでも3千円くらいで修理出来るので良かったです。
頼んでいる中華互換品が来たら、予備用部品として、
車載工具と一緒に積んでおこうと思います。
こっちは自作配線使わなくても、そのまま使えるはず。
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