• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年02月04日

G-Bowlログを詳しく見たい(3)

G-Bowlログを詳しく見たい(3)
今回は減速Gの立ち上げ方に注目します。

発端はブレーキの踏み方で減速Gの立ち上げ
方を使い分けるという「お題」。でも近所で
0.4G超えブレーキを繰り返すのは難しい。

それにまだ寒くて出不精でヤル気スイッチが
なかなか入らない。(^^;

そこでまずは予習としてグラフではどうに
違うかを考えてみます。


ブレーキの踏み方で減速Gの立ち上げ方を意識的に変えるのは近所でも試せる。と言うか以前やりました。立ち上げ始めとピークの角を丸め「 」の形にしようというあれです。あの時はいつも出来るようにするのが目標で、使い分けるという発想は無かった。

「使い分ける」とは違いを分かって思い通りに操る意味で、単に「出来る・出来た」より1ランク2ランク上かな。その意義は四つのラインの使い分けにも通じます。「お題」は網羅的なのでまずは大雑把に以下の3パターンを考えます。



次に加速度が単位時間に変化する割合(躍度)でグラフにするとこうなります。



躍度のグラフはブレーキペダルを踏み込む際の感覚に一致する気がします。

A:サッと踏み込み、そのまま踏力を一定に維持。
B:踏み込むストロークを感じながら踏力を一定に維持。
C:サッと踏み込み、これくらいかなーと探って踏力を一定維持。

そして3つを繋ぎ合わせると「 」な形に。

      

減速Gの勾配をどこまで急峻に立てるかで躍度の最大値が決まります。i-DMからG-Bowlを始めた当初はなかなかサクッとGの勾配が立てられず、ワインディングの細かなスラロームにブレーキのタイミングが合わず苦労したものです。(^^; 奥多摩湖畔で集中練習したなあ。

あの頃は普段も0.2G/s以上の勾配を立てようと意識しましたが、今となってはいつでも立てるほど良いではなく、状況によりますね。必要ならもっと急に0.4G/sとか。でも無闇に高めることはしない。

以上を踏まえて過去のログで躍度のグラフを描いてみます。どうせ描くなら減速Gだけでなく、X(G)=横G と Y(G)=加速/減速G と XY合成(G)、ついでにヨーレート(角速度)の変化率=角加速度もひっくるめて。いずれも理屈は上で述べたのと同じです。ちょっと端折り過ぎかな。(^^;


近所の練習コースにて普通の街乗りに相当

リミット0.2Gで普通に走ってます。実は定常円旋回の試行で失敗走行。(^^;

グラフは上から30秒間の加速度・角速度、30秒間の躍度・角加速度、2分間の加速度・角速度、2分間の躍度・角加速度。

躍度はX(G)のノイズがすごい。辛うじて読めるのはY(G)とXY合成(G)と角加速度。グラフは細く尖った山になります。読めるのはピーク値。つまり加速度(角速度)の勾配をどれくらい立てているか。普通の街乗りだと0.2G/sくらいです。これは以前の目標と同じ。最大でも0.3G/sくらい。


奥多摩周遊道の頂上付近から奥多摩湖へ下り

典型的な山道でブレーキ練習です。目標は定めず0.2〜0.3G、リミットは0.3G。

Y(G)およびXY合成(G)の尖った山は冒頭のグラフBに近い。「 」にはまだまだか。勾配のピークは0.5G/sくらいが多く最大で0.8G/sほど。長い下り坂で減速Gの勾配が立ちます。


G-Bowlチャレンジコース下り

過去様々なコースでログを採ってますが、ここは最も急峻で手強いコース
リミット0.3Gを守り通せたら成功。自己ベストでリミットオーバー警告音2回。(^^;

このコースは急峻な上に手強いコーナーがあって、勾配のピークは優に0.6G/sを超え、0.8〜1.0G/sくらい。上手な人はもっと高くしかも「 」な形が出来てると思います。まあ普段の街乗りで1.0G/sの勾配を立てる必要は無いでしょう。

勾配のことを言ってるのであって減速G=1.0Gではないです。だから「 」な形でその中間領域の勾配をごく短時間急峻に立てることは可能でしょう。でもそうするなら最初の丸めを小さくするだろうし、無闇に立てる意義は無いでしょう。

ちなみにi-DMマニアな方は最初の丸め方をなるべく大きく取る傾向があると思います。私もG-Bowlを始めた頃はそうでした。そうして揺れを抑えて白点灯を回避しようと。コーナー手前に直線区間の余裕があるコースではそれも可能ですが、間合いが詰まった連続コーナーや急峻な下りコーナーではそんな余裕無いです。コースや状況に依りますね。

走ってみれば分かること。😀 そんな厳しい道は走らない、という選択も。
 
ブログ一覧 | G-Bowl | クルマ
Posted at 2016/02/05 02:14:15

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

東北S660OC 春の定例会参加
白ネコのラッキーさん

愛車と出会って8年!
ESQUIRE6318さん

吊り下げ? オルガン式?
THE TALLさん

さわやかに行きました🥩(春のホワ ...
ns-asmmさん

取り付け実戦オフpart1( ̄▽ ̄)
まおうアニキさん

万代シテイバスセンターのカレー レ ...
RS_梅千代さん

この記事へのコメント

2016年2月5日 7:32
おはようございま〜す。

減速Gの立ち上げは未だコントロールして出来ず、これを意識的に使い分けるのは相当難しいですね。なってしまうというのが現状。「∫ 」な形を目指してはいるんですけど。(笑)

その一環で、最近0.1Gブレーキを車が停止する時だけチャレンジしてます。
何か見えてくるか、見えてこないか?
コメントへの返答
2016年2月5日 8:54
おはようございます。

> 意識的に使い分けるのは相当難しい

そうなんです。普段は上の図Bを心掛け、あわよくばピークがだれて「∫ 」に。咄嗟の急停止は小細工の余地なくAになるし。使い分けるほどには違いをしっかり認識してないです。ニョロニョロが立ってる様なブレーキは難しい。
2016年2月5日 11:36
スッピンで穏やかに運転だけを考えると立ち上げが緩くなる、けどそれを短時間でキッチリ立ち上げコントロールするには∫を理想的に立ち上げないといけない、最近何となく感じます。
トラクションと加速度の関係とスタッドレス の話の延長ですが、
スッピンの動きと雪道のスタッドレスの類似性とは単にGだけではなくトラクションの捉え方かなと、
やっぱり自分はスッピンが一番面白いですね。
コメントへの返答
2016年2月5日 12:23
前に試したことです。リアルG-Bowlを平らな板に置いてゆっくり傾けて0.3Gの位置で揺らさず穏やかに止める。これは簡単。徐々に素早く傾けて揺らさずに0.3Gで止める。難しいけど出来る。この傾け方のペースが「∫ 」になってそう。これを可視化定量化したいと思いました。こうすれば可視化定量化できる!と思い付きましたがまだ実験してません。それもやろうかな、CSVで生の測定値が取れるから。同じ動きをアクセル/ブレーキで再現できれば揺れないスッピンが実現しそう。

プロフィール

「今日からAmazon Prime Videoで配信開始。4K HDRで見応えある。」
何シテル?   03/31 21:01
CX-7からGJアテンザへ乗換えを機に登録しました。 よろしくお願いします。 思い込みのまま好き勝手に書いてますので 「それは違うだろー」が多々あると...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

i-DMを勘違い 
カテゴリ:i-DM
2017/02/23 12:42:37
G-Bowlグラフとi-DM判定の関係 
カテゴリ:G-Bowl
2017/02/23 12:41:47
G meter アプリ 
カテゴリ:G-Bowl
2014/07/09 08:20:55

愛車一覧

マツダ アテンザセダン マツダ アテンザセダン
ブルーリフレックスマイカ(別名SHINARIブルー)の展示車が、陽射しを浴びて艶やかに輝 ...
日産 サニー 日産 サニー
いかにも昭和の香り漂うクルマ ^^; これで運転とクルマの仕組みを覚えました。 非力な ...
ホンダ プレリュード ホンダ プレリュード
3ナンバー枠に車格を上げた4代目プレリュード。 先代の洗練・端整から生体感・力感あるデザ ...
ホンダ プレリュード ホンダ プレリュード
3代目プレリュード。初めて新車購入した思い出のクルマ。 発売後間もなく購入。その頃は街中 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation