今日ご紹介するのは福岡店のピットからシトロエンのC6です。
シトロエンCXやXMの流れを汲む大型のハッチバック車ですが、何といってもデザインが独特で、以前に先代のモデルのXMが欲しいなと思ってデーラーで見入った事があります。
結局自分が買ったのはBXでしたけど、それでもシトロエンの油圧サスペンションが付いていて、デザイン同様乗り心地も独特の世界がありました。
さて、話題はオーディオシステムに移りますが、こちらのC6のシステムはかなり複雑で、簡単にスピーカー交換が出来ません。
インフォメーションディスプレイとつながったデッキに、外部入力でサイバーナビのオンダッシュタイプが埋め込まれた所からハードディスクとテレビの音声が送られて来ます。
更にこのデッキは内臓アンプではなくて、車両のアンプはツイーター用とドアスピーカー用に分かれたマルチアンプになっています。
このマルチアンプのクロスオーバーがスロープがゆるくて周波数のクロスポイントが浅かったので、その先にピュアコンをゆるく・浅くかけて、その2つのスロープを合成した時に最高の音になるという、かなり普通では使わない手法で音質アップを図りました。
この手を使ったのはアウディA4とかA5以来でしょうか。
ドアスピーカーはインナーでJBLのP560のミッドに交換して、ツイーターはダッシュ上に以前に乗られていたヨーロッパ車に付けてあったMOMO製のツイーターを移設して来ました。
ツイータースタンドは車種変更にあわせて作り変えています。
スピーカーの取り付けと結線が終わったらピュアコンのパーツをあれこれ交換して音調整ですが、いつもと違って車両アンプのスロープとピアュコンのスロープを合成して音を決めているのでなかなか時間がかかります。
普通は使わないコイルの巻き数が必要なので、一度宇部店に戻ってストックを福岡店に移動させてからもう一度調整します。
そういえばこちらのお車にはDEENさんの音源が入っていました。
今月は福岡と東京でボーカルの池森さんと2回もお会いしているので、『ここが限界!』というセッティングをお客様も期待されているはずなので、もっと時間をかけてあれこれとコイルを交換してセッティングを行います。
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Posted at
2013/03/28 16:28:48