今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からマツダのアクセラです。
現行アクセラはマツダコネクトの異形パネルの専用オーディオ付しか設定がありません。
今回はマツダコネクトをべースにベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施行を行いました。
今回は標準仕様のフロント2WAYの車両で、ダッシュにツイーターがマウントしてあります。
内ドームのツイーターの真ん中にプラスチックの部品があって、それで高音を拡散させています。
ガラスに音が一度当たるのとグリルに音がひかかるのとユニットの質感の悪さの3つの理由からダッシュ上にスタンドを使って角度を付けたJBLの外ドームツイーターで高音を再生します。
ベーシックパッケージですからドアスピーカーはそのまま使用しますが、現行アクセラの純正ドアスピーカーは低音はお釣りが来るぐらい出ています。
それにサービスホールは厚いプラスチックで覆われているので密閉度も他の国産車よりも高くなっています。
ただしドアの外板裏は何も防振材が貼ってない状態なので防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振の施行で外に音のエネルギーが漏れるのを防ぎます。
防振マットは他店でも使いますが、その形状と貼り方にコツがあり、更に多重構造の防振メタルはピュアディオ独自の製品です。
この防振メタルが生まれた背景は自分が福岡でDEENのボーカルの池森さんを助手席に乗せてCDを再生していた時にたまたま自分の曲に合わせて鼻歌的にちょっと歌われた時に、「あれっ?スピーカーから再生されている方の声には本人の声には含まれていない成分がある?」と感じたのがきっかけで、それが防振材では取れない高い周波数の鉄の響きと分かり直ぐにメタルの開発にかかりました。
メタルとマットの組み合わせで工賃を含めて24000円+税という価格設定になっているのでとても人気が高いです。
全ての取り付けが終って組み立てたら次は音調整です。
マツダコネクトはバスとトレブルの2トーンなので調整幅が限られていますが・・
通常ブラックボックス2個とコイル2個の4つのパーツで構成されているピュアコンにオプションのSSFとSWRを追加したので2バンドのトーンをプラスしたのと同じ様な効果を得られます。
実際にはレベルの上げ下げだけでなくインピーダンスの整合性を上げて音色が良くなるので多バンドのイコライザーでも調整出来ない部分をコントロールしています。
今後純正のビルトインタイプのオーディオが増えるとこのピュアコン方式の需要も増えるでしょう。
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Posted at
2014/12/27 09:44:58