今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、三菱のアウトランダーPHEVです。
ディーラー装着のダイアトーンのサウンドナビが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振の施工と、ベーシックウーファーパッケージの3パッケージの作業を行いました。
まずはドアの内貼りとインナーパネルを取り外して、工場装着してある防振マットの合間に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
マットでは取れない高い周波数の残響を、多重構造の防振メタルが抑えます。
次にサウンドナビを一度取り外して、裏からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出します。
取り出した信号はグローブボックス下に送り、アウトランダーPHEV専用のピュアコンに入力して、周波数幅・インピーダンス・レベルをコントロールした後に純正のドアスピーカーとダッシュの後つけツイーターに送ります。
今回はベーシックウーファーシステムが追加されているために、通常の4ピース構成が6ピース構成となっています。
ダッシュの上にはスタンドを使って角度を付けて、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターがセットしてあります。
そして今回はピュアディオカタログに掲載されているベーシックウーファーパッケージも取付けてあります。
パッケージでは簡易型のエンクロージャーなのですが、追加を払えば通常の単品システムのエンクロージャーに変える事が出来ます。頑丈な造りで内側にセメントコーティングまでしてある贅沢仕様になっています。
ウーファーはJBLのモノラルアンプがアンダーボックス下に取付けてあって、まだ工場出荷時のキズ防止シートが貼ってある状態です。
機種はダイアトーンのNR-MZ200で、過去のMZ-60から90までのサウンドナビに比べたら調整項目に無かった機能が追加されて、逆に無くなっている機能もあり、時間をかけてコツをつかみました。
調整画面で音がいいと思っても通常の再生画面に戻すと少しイメージが変っていて、何度も調整画面⇒再生画面を繰り返して音を追い込みました。
あるアーティストさんがサウンドナビをご自分の車で使われていて、「プレミアムよりもノーマルの方が音が滑らかだった。」と言われていた事を思い出しましたが、確かにNR-MZ200はこれまで聴いたプレミアム系のサウンドナビよりも明らかに音が滑らかで、MZ-60やMZ-80は一体なんだったんだろう?というぐらいの差がありました。
タイムアライメントや内臓のチャンネルディバイダーなど全て使わず、イコライザーもカスタムモードにしながらも実際にはフラットという、メーカー推奨の調整方法とは全く違う手法で自然な音を表現して、アウトランダーPHEVのお客様には、音の仕上がりにはとても喜んで頂きました。
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Posted at
2018/12/01 10:24:10