今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、BMWの5シリーズです。
以前デモカーであった5シリーズに似ていますが、紺色でガソリン車です。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
現行の5シリーズはミラー裏にマグネットサイズが大きくスピーカーケーブルも太い純正ツイーターが付いていますが、ここは指向性の向きが悪いのと車体の鉄の影響を受けて磁力線が曲がるためにこの位置は使用せず・・
ダッシュの上にスタンドを使って角度を付けた、ピュアディオブランドのATX-25で見晴らしの良い場所から外ドームで拡散する上質な高音を再生させます。
BMWの場合はベーシックでもドアスピーカーの交換を含む車があり、5シリーズの標準オーディオでは8・7センチサイズのJBLのGX302のツイーターを鳴らさない状態でスコーカー化して、中音域を鳴らしています。
純正のサイズは10センチですが、裏から見ると縦に実効面積が少なく、ピュアディオでは8・7センチから9センチのスピーカーを使用して、跳ね返りが無いスムーズな音を再生させます。
低音域を再生するシート下のウーファーはそのままで使用しました。
現行5シリーズの車両アンプはトランクルームの左横にあって、そこから音信号を取り出してピュアコンに接続します。
普通はリアに取り付けたピュアコンから高音域はピュアディオブランドのPSTケーブルで送り、中音域と低音域は純正のケーブルが国産車に比べたら太いのそのまま使用していますが、今回はお客様の希望で全てリアから引き換える事になりました。
最近のBMW車は段々とCD・DVDプレイヤーが付かなくなって来ていますが、まだCDが再生出来るモデルで、いつもの調整用CDとFMラジオと、スマートフォンの音などをあれこれと聴いて音調整を行いました。
入庫時はバスもトレブルも最大に上がっていて、それでそれなりに迫力は出ていましたが、逆にボーカル音域が薄くて不自然だったところから、一度全てセンターに戻してからフェダーを少し前に振って、トレブルを少し上げた所で自然な音のバランスになりました。
今は7シリーズに替わっていますが、その前は現行の5シリーズを購入して音のクセなどを調査して日常使う車として使用していたので、実走行を含めてツボを押さえた音のチューニングが出来ています。
近年では純正のカーオーディオは多様化して来ているので、ある程度の車種は実車購入で実走行でテストをしないと、きちんと対応出来ない時代に来ていると思っています。
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