Ｃ-ＨＲ　スピーカーの音質アップ

今日ご紹介する１台は、先日の福岡店の作業からトヨタのＣ-ＨＲです。

トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のＷパッケージの作業を行いました。

ベーシックパッケージなのでドアの純正スピーカーはそのまま利用して、Ｗパッケージなのでドアの外板裏の何も貼ってない部分には防振メタルと防振マットを貼り合わせます。

最近の車は全く防振剤が貼ってない車が増えて来て、その一方でオーディオに電話のハンズフリー機能がほぼ付いて来ているので、街中で電話の会話の相手の声がダダ漏れというのがよく見られて、残響が多くて相手の声が聞きにくいのでボリュームを上げて、それで周りに声が出て聞こえて、そのおけがで防振の重要性が広まって来て、施工をプラスされる方が増えて来ています。

施工が終わって内張を元に戻せば見た目は同じですが、音質と静粛性が上がって、ドアの開閉音にも重厚感が出ています。

次に純正オーディオを一度外して、裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのＰＳＴケーブルで送って行きます。

信号はグローブボックス下に送って行き、比重が高くて厚いＭＤＦ板の上に６ピース構成のピュアコンを付けて、音を高音と中低音に分離して送ります。

ダッシュの上の純正ツイーターは鳴らさずに、後付けしたピュアディオブランドのＡＴＸー３０ツイーターで、ワイドレンジな高音を鳴らします。

オプションを含めた６ピース構成のピュアコンの効果で、３トーンが全てフラットな状態が一番生音・生声に近い状態になりました。

アップグレードのＡＴＸー３０の広い音域と、オプションのＳＳＦでの低音の滑らかなコントロールと、井川が一から手巻きしたコイルでの正確な中音で、シンプルながら極めたシステムが完成しました。